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2011年 09月 17日
市内10ヶ所土壌汚染検査結果
富士宮市のHPより
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外神スポーツ広場のグランドが一番高く、セシウムの合計が227Bq/kgでした。(㎡にすると14,755Bq/㎡ (227×65))

市の説明には福島県の学校の土壌汚染の平均が5,553Bq/kgだったと
さも富士宮市の結果が安全で安心であるかのように書かれていますが
そもそも福島県の結果と比べることがナンセンスです。
事故前にはほぼゼロだった土壌がこれだけ汚染されたのです。

3.11前、日本で最もセシウムの土壌蓄積が多かったのが、放射能漏れ事故があった東海村で60Bq/kg。
大問題となり大騒ぎしていました。そのことも忘れてはいけません。
チェルノブイリ時にフランスは平均合算30Bq/kg、西ドイツは平均合算90Bq/kgが参考になります。
外神でフランスの7倍以上、西ドイツの2倍以上ということです。

福島第一原発からは放射性物質が放出され続けています。風や雨で降り注ぎ蓄積されていきます。
あらゆるものに付着し、体内に取り込んでしまう危険があります。

市は7月に一度検査したのみなので今後も継続して定期的に検査をして欲しいとメールしました。
市からの回答は「今後も継続していきます」ということでしたが2回目の検査は未だ実施されていません。
空間線量についても問い合わせてみました。
市からの回答では「放射線量の測定器を購入するための予算を市議会9月定例会へ計上する」ということでした。

by fujinomiya_city | 2011-09-17 12:11 | 放射性物質・汚染情報 | Comments(0)


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