人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2012年 04月 25日
宮城がれき 県内処理拡充へ
宮城がれき 県内処理拡充へ 全市町村、協力体制構築
‎河北新報 - 2012/04/25
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120425t11017.htm

 東日本大震災で発生した宮城県内のがれき処理促進を目的に全35市町村で組織した
「災害廃棄物処理対策協議会」の市町村長会合が24日、仙台市内であり、
県内での処理量拡充に向け、全市町村で協力体制を築くことを申し合わせた。

 県内首長ら約50人が出席。村井嘉浩知事は「被災地以外での広域処理を頼む以上、
県内でも最大限の処理に取り組むことが必要だ。内陸部の自治体は受け入れに協力してほしい」と要請した。

 大型連休明けをめどに、県ががれき総量と2次仮置き場での処理可能量の精査を進めていることを踏まえ、
精査後に具体的な協力体制を調整する。7月までに、県内8カ所ある2次仮置き場での焼却施設間の連携処理計画を策定する。

 出席した首長らは「できる限り協力する」(佐藤勇栗原市長)と同意。
「焼却炉が必要なら用地を確保したい」(安部周治涌谷町長)、
「県が陣頭指揮を執り、具体的な処理計画をまとめてほしい」(風間康静白石市長)といった意見が出た。

 県内のがれき推計量は1570万トン。環境省は、このうち350万トンの県外処理が必要としている。
細野豪志環境相は23日、村井知事との会談で岩手県分と合わせ計162万トンの広域処理が可能と伝えた。
村井知事は同日、精査後のがれき量は「かなり減る」との認識を示した。

by fujinomiya_city | 2012-04-25 17:17 | 瓦礫 | Comments(0)


<< 給食の食材と産地      事故前のお茶のセシウム検査結果 >>