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2013年 09月 20日
2000

2000/02/24 RFERL
チェルノブイリ原発3号炉は2月23日、この1ヶ月で3回目の原子炉停止が発生した。発電所当局によると、原子炉停止は配管系の故障を修繕するためで、3月4日までの予定。

2000/02/29 RFERL
チェルノブイリ原発3号炉は2月28日、安全バルブ故障のため4日間の修理を行なった後、運転を再開した。

2000/3/23 原産
米エネルギー省のリチャードソン長官が2月にキエフを訪問した際に、ウクライナのクチマ大統領は、「西側の支援が約束されれば年内にもチェルノブイリ原発を閉鎖する」と約束していたが、政府内のさまざまな見解により、最終的な閉鎖日程は2004年までずれ込む可能性が出てきた。

2000/03/30 RFERL
ウクライナ内閣は燃料エネルギー大臣に対し、チェルノブイリ原発の今年中の閉鎖計画を3ヶ月以内に立案するよう要請した。労働者の社会的補償に関する計画は半年以内に作られる。しかし、Tymoshenko次官によると原発閉鎖の具体的な時期は、G7とキエフとの間での代替補償に関する合意後になる。

2000/4/12 毎日・大島記者:閉ざされた大地、5回連載
?「小さな核戦争」残がい2000台
 30km圏内今も居住禁止
?続く発電、ようやく全面閉鎖に
?消防士の悲劇、山火事のたびに被ばく
?情報隠しへの怒り、民主化 住民投票に開花
?長引く経済危機、うち切られる被災者援助

2000/04/13 RFERL
Cook英国外相は4月12日、 チェルノブイリ原発「石棺」補強のため英国は1050万ポンド(1680万ドル)を提供すると語った。またYushchenkoウクライナ首相との会談では、ウクライナの経済改革を支援する用意があると述べた。

2000/04/21 RFERL
ミンスク市当局は,4月26日に反対派が予定しているチェルノブイリ事故14周年のデモ行進を禁止し、郊外での集会のみを許可した。ミンスクでは1989年以来毎年数万人規模のデモが行われてきた。デモ実行委員会リーダーのNikichankaは、「当局は被災者援助を切り下げ、汚染穀物の供給をし、ベラルーシ国民が座して死ぬのを望んでいる」と述べ、デモは実施すると語った。

2000/04/25 FRERL
約1500人のチェルノブイリ被災者が4月23日、事故14周年にちなんでキエフでデモを行った。チェルノブイリ同盟のAndreevによると、ウクライナ政府の救済策はおそまつで屈辱的である。一方、保健当局によると、事故で被曝した人々の死亡率が増加している。

2000/04/26 RFERL
ベラルーシ当局は25日、反対派が予定している26日のチェルノブイリ集会禁止令を解除した。反対派が市内中心部をデモしないことで合意したもの。ルカシェンコ大統領は、反対派との交渉には決して応じないと語った。

2000/04/27 RFERL
チェルノブイリ14周年を記念し4月26日、ミンスク中央からバンガロー広場に向け1万人以上が行進したが、事件はなかった。一方、ヤクブコラス広場で開かれた小さなデモ集会は警官隊と衝突し1人が逮捕された

2000/04/27 RFERL
ルカシェンコ大統領はベラルーシ南部を訪れ、放射能汚染地の回復を望むとのべ、汚染地にくるCIS諸国民には1週間でベラルーシ市民権を出すと語った。
米エネルギー省のリチャードソン長官が2月にキエフを訪問した際に、ウクライナのクチマ大統領は、「西側の支援が約束されれば年内にもチェルノブイリ原発を閉鎖する」と約束していたが、政府内のさまざまな見解により、最終的な閉鎖日程は2004年までずれ込む可能性が出てきた。

2000/04/27 RFERL
チェルノブイリ事故14周年の4月26日、ウクライナのクチマ大統領は、発電所を閉鎖する日を正確に述べるのはまだ困難であると語った。Yushchenko首相によると、閉鎖の日が決まるのは西側との交渉が済んでからである。事故による損害は、1400億ドルと見込まれているが、除染と健康問題にこれまでに投入された資金は50億ドルにすぎない。

2000/5/4 毎日
14年前のチェルノブイリ原発事故により放射能汚染されたベラルーシで、ナタネを栽培して汚染を除去するとともに、油を採って汚染対策の資金を得ようという一石二鳥のプロジェクトがこの秋IAEAの協力で本格実施されることになった。今年9月に完成予定のゴメリの実験工場で料理用油の生産を開始し、将来は最大20万ヘクタールの汚染地にナタネを植える方針。

2000/05/18 RFERL
ウクライナのクチマ大統領は5月17日、チェルノブイリ原発を閉鎖する期日は今月中に決められるだろうと述べた。大統領によると、Yushchenko首相のもとに、チェルノブイリ原発閉鎖に関わるさまざまな問題を分析する委員会を設置した。

2000/6/3 毎日
ウクライナのユシェンコ首相は1日、チェルノブイリ原発の完全閉鎖の期日が決まり、まもなくクチマ大統領から正式発表されると述べた。

2000/6/6 毎日
クリントン米大統領は5日キエフを訪問し、クチマ大統領と会談した。会談後クリントン大統領は、クチマ大統領がチェルノブイリ原発を今年12月15日に完全閉鎖することで合意したことを明らかにした。米国は原発閉鎖資金などとして8000万ドルを支援すると約束した。

2000/06/06 RFERL
クリントン米国大統領との会談でクチマ大統領は6月5日、チェルノブイリ原発を2000年12月15日をもって閉鎖すると発表した。クリントン大統領は、クチマ大統領の決定を賞賛し、石棺の強化費用に7800万ドル、ウクライナの原発安全性向上に200万ドル提供すると述べた。

2000/06/07 RFERL
クチマ大統領は6月6日、G7が約束した資金を提供しなくとも、12月15日にチェルノブイリ原発は予定通り閉鎖すると語った。Yushchenko首相によると、原発閉鎖にともなう電力損失を補うため通常燃料の購入資金が1億ドル必要となる。

2000/06/08 RFERL
Pifer駐ウクライナ米国大使は7日、チェルノブイリ原発閉鎖後も米国は財政支援を継続すると語った。原子炉から核燃料を取り出すのに3000万ドル、石棺の強化に3億6000万ドルが必要。原発閉鎖により原発で3000人の職がなくなり、関連する4000人も生活手段がなくなる。

2000/6/15 原産
ウクライナのクチマ大統領は5日、クリントン米大統領と会談したのち、「チェルノブイリ原発の残った1基を今年の12月15日で永久に閉鎖する」と発表した。

2000/06/19 RFERL
クチマ大統領は16日、訪問中のキューバのハバナで、チェルノブイリ被災児18000人の医療治療に対し感謝する演説を行った。

2000/06/19 RFERL
EBRDのFrank総裁は16日、チェルノブイリ原発の閉鎖にともなう1億8000万ドルの援助は、ウクライナのエネルギー部門の改革とセットであると述べた。

2000/06/23 RFERL
ドイツのFischer外相はキエフで23日、チェルノブイリ原発の閉鎖にともなってドイツ政府がウクライナにどのような援助を行うか最終的には決まっていないと語った。Fischerによると、チェルノブイリ石棺の補強にドイツがいくら支援するかは7月5日にベルリンで開かれるG7の後に決定される。

2000/6/29 原産
国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)は7日、「甲状腺ガンの増加を別とすれば、チェルノブイリ事故による放射線の長期的な健康影響を裏付ける科学的な証拠はない」と断言する報告書を公表した。同委員会は科学的な評価を実施した結果、被曝した子供たちのうち1800人が甲状腺ガンにかかっており、今後も増加する恐れがあることを認める一方、「それ以外の全般的なガンや死亡率の増加が事故による被曝と直接結びつくような科学的な根拠は何もなかった」と明言。

2000/07/07 RFERL
チェルノブイリ原発の閉鎖を議論するG7やEU諸国の会議が7月5?6日ベルリンで開かれ、オランダの代表は、原発閉鎖の費用として284万ドルを提供すると発表した。

2000/07/11 RFERL
猛烈な風雨のため7月10日、チェルノブイリ原発の3号炉が運転を停止した。風雨のため、ウクライナでは2人が死亡し10人が負傷した。洪水による被害は3億4000万フリブナ(6270万ドル)に達している。

2000/07/12 RFERL
クチマ大統領は7月11日ライプチヒでシュレーダー・ドイツ首相と会談し、チェルノブイリ原発閉鎖後の電力問題を含め2国間関係の議論を行なった。ドイツ側の態度は、工事中のロブノとフメルニツキ原発に対するEBRDからの15億ドルの融資の鍵となっている。

2000/07/25 RFERL
原子力エネルギー公社「Enerhoatom」によると、ウクライナの原発は31億8000万フリブナ(5億8500万ドル)の電力と熱を生産したが、代金を受け取ったのはその5%だけである。約75%は、原子力産業のバーターや負債の支払いに使われた。7月1日現在で、電力消費側の未払いは26億6000万フリブナである。

2000/09/18 RFERL
クチマ大統領はパリで15日、シラク仏大統領、Prodi EU議長などと会談し、12月15日にチェルノブイリ原発を閉鎖すると明言した。シラク大統領は、原発閉鎖に関連しEUから4億3000万ユーロ(3億6980万ドル)の支援を行なうことを再確認した。

2000/09/21 原産
欧州委員会(EC)は6日、東欧・旧ソ連諸国に立地する原発の安全性を向上させる戦略と、これら諸国への支援合理化を目指した新たな提案を採択した。ECは今後、リトアニアのイグナリナ原発の2基、スロバキアのボフニチェ原発4基のうち2基、ブルガリアのコズトドイ原発6基のうち2基を実際に閉鎖する作業や、それ以外の原子炉の安全性向上に焦点をあててゆく。

2000/09/28 原産
パリで首脳会談を行なっていたウクライナとEUは15日、チェルノブイリ原発を今年12月15日に永久閉鎖すると合意した。EUは、代替電源として、ロブノ4号炉とフメリニツキ2号炉(PWR、100万kW)の完成計画に、EUのユーラトム基金とEBRD(欧州復興開発銀行)を通じて融資をすると約束した。

2000/09/28 RFERL
クチマ大統領は27日、閉鎖されるチェルノブイリ原発を国際原子力研究センターにすることを示唆した。そのための委員会設置に関する大統領令を発効させた。一方、2日前にタービントラブルで停止していたロブノ原発は27日に運転を再開した。ウクライナの14基の原発のうち現在動いているのは10基である。

2000/10/17 毎日
チェルノブイリ事故で被害をうけたベラルーシに移り住み医療支援活動をしている菅谷昭・元信州大学医学部助教授の講演会が19日、天王寺の大阪国際交流センターで開かれる。甲状腺外科研究会が市民向けに企画した公開講座。

2000/10/30 RFERL
ロシアのツーラ州で行なわれていた、チェルノブイリ事故処理作業者25人のハンガーストライキは27日に終了した。ストライキ参加者は、チェルノブイリ被害者に対する援助切り下げの法案に反対していたもの。チェルノブイリ同盟のNaumovによると、ロシア議会は法律の改定を拒否し、また政府は現行法案とおり7億ルーブル(2500万ドル)の健康補償金を用意した。

2000/11/02 RFERL
ウクライナ国家安全保障会議は11月1日、チェルノブイリ原発を数ヶ月間運転するのに必要な技術的問題と燃料供給について検討するよう、担当大臣と当局に指示した。Yushchenko首相によると、この指示は議論上の問題にとどまる。一方、労働組合リーダーのHiggsによると、チェルノブイリ原発閉鎖にともなう失業補償として1億3500万ドルの援助が必要である

2000/11/06 RFERL
Plyushch国会議長は11月4日、EBRD(ヨーロッパ復興開発銀行)がロブノとフメリニツキ原発の建設完成資金を提供しなければ、12月15日以降もチェルノブイリ原発の運転を継続するという法案を提案した。

2000/11/09 原産
ウクライナは、チェルノブイリ原発が閉鎖される12月15日に先立ち、同月5日にG7のほかロシア、ベラルーシ、オーストリアなど近隣諸国の議員、欧州議会の議員を招いて閉鎖にともなう経済問題など議論することを計画している。ウクライナ議会の原子力政策・チェルノブイリ事故影響対策委員会のサモイレンコ委員長は。「国際社会や国際金融機関の注目を集めることができる」と指摘している。

2000/11/10 RFERL
EC総裁Prodiはキエフで6日クチマ大統領と会談し、チェルノブイリ原発閉鎖にともなう代償として火力発電用燃料費2500万ユーロ(2160万ドル)を速やかに供与すると約束した。一方、クチマ大統領は12月15日の原発閉鎖を再度言明した。

2000/11/13 RFERL
最高会議副議長のHavryshは11日、チェルノブイリ原発閉鎖にともなって国際社会がウクライナに適切な援助をしなければ、議会は「しかるべき決議」を行うと述べた。来月早々、議会ではチェルノブイリ原発閉鎖に関するヒアリングが開かれる。

2000/11/15 RFERL
議会前で14日、6000人の教師と1500人のチェルノブイリ被災者が、給与や社会保障の引き上げ、未払い給料の支払いを求めて、別々の集会を行った。社会保障を受けているチェルノブイリ被災者の数は220万人であるが、2001年の予算で政府は、手当の大幅な削減を盛り込んでいる。

2000/11/16 原産
ウクライナのエネルゴアトム公社は10月27日、フメリニツキ2号炉とロブノ4号炉を完成させる計画(K2R4計画)の予備契約をフラマトム社が率いる企業連合と結んだ。この企業連合は、フラマトム社のほか、シーメンスSNP社およびロシアのアトムストロエキスポート社で構成されており、5億ドルの総合契約に関する技術と実務上の条件で合意に達したもの。正式調印は来年1月になる。ただし、同プロジェクトの正否は、総見積もり費用である14億5000万ドルのうち2億ドルをEBRDが融資するか否かにかかっていると言われている。

2000/11/17 RFERL
ヨーロッパ復興開発銀行(EBRD)総裁Lemierreは16日、チェルノブイリ原発閉鎖にともなって、ウクライナの2原発の建設完成のため2億1500万ドルを供与するよう評議会に要請すると述べた。ただし、ウクライナ原発の安全性向上、安全評価のための独立した組織創設、エネルギー産業の改革がローンの条件である。

2000/11/27 RFERL
チェルノブイリ原発が27日送電線の故障のため運転停止した、とウクライナ・エネルギー省が発表した。

2000/11/27 毎日・田中記者ルポ
チェルノブイリ原発が来月15日、事故から15年で完全閉鎖される。チェルノブイリ型原発は国際社会から「最も危険な原発」と指摘され、早くから閉鎖要請をうけていたが、当初の予定より大幅に遅れてようやく閉鎖にこぎつけた。しかし、地元では、汚染問題、代替エネルギー問題、失業問題など歓迎ムード一色でないのが実状だ。

2000/11/28 RFERL
悪天候により27日、ウクライナの3000の町や村で停電が発生した。緊急事態省によると、停電の90%は電力ラインの自動停止のためであった。チェルノブイリ原発が同日停止し、他の3つの原発が28日に運転停止した。

2000/11/28 毎日
チェルノブイリ原発で現在ただひとつ稼働している3号炉が27日午前6時、送電線のトラブルのため緊急停止した。稼働再開は来月2日の見込みだが、同原発は来月15日に全面閉鎖される。

2000/11/30 原産
EBRD(欧州復興開発銀行)のルミエール総裁は16日、同銀行の理事会メンバーにあてた書簡で、ウクライナのK2R4計画に2億1500万ドルを融資するよう勧告した。勧告は条件付きで、?チェルノブイリ原発閉鎖の確認とその後の安全確保、?G7やECによる技術支援保証、?IMFによるウクライナへの融資再開、?ほかの国際金融機関の同計画への参加、?他の原子炉13基の安全性改善、?民営化、料金値上げなどの改革、となっている。

2000/12/04 RFERL
キエフ市内を12月3日、約1万人のチェルノブイリ事故被災者が、政府に社会保障と手当の増加を要求してデモ行進した。一方、先週停電で停止していたチェルノブイリ原発は12月1日運転を再開した。

2000/12/06 RFERL
ウクライナ議会で5日、チェルノブイリ原発閉鎖に関するヒアリングが開かれ、外国議会の代表、外交官、国際機関員なども参加した。クチマ大統領は、閉鎖にともなうエネルギー源の補償、失業問題に対し、西側が消極的であると述べた。先に、閉鎖の延期もありうると述べたPlyshch議長は、「チェルノブイリ原発の将来的利用は不可能であり」延期はあり得ない、と述べた。

2000/12/06 RFERL
EBRD(ヨーロッパ復興開発銀行)評議会は、チェルノブイリ原発閉鎖にともなう代償として、2基の原発の完成資金としてウクライナに2億2000万ドルを貸与するかどうかを今週に決定する。EBRDはすでに、非核燃料の購入費用としてウクライナに1億ドルの供与を決めていた。チェルノブイリの閉鎖費用は14億ドルと見込まれているが、そのうち、EBRDが2億2000万ドル、EUが5億8500万ドル、米国、フランス、スウェーデン、スペインが3億5000万ドル、ロシアが1億500万ドル、ウクライナ原子力公社が1億6000万ドル負担の予定である。

2000/12/08 RFERL
EBRDは12月8日、フメリニツキ原発とロブノ原発で建設中の2基の原子炉の完成資金として2億1500万ドルのローンをウクライナに与える決定を行なった。完成資金の総額は14億8000万ドルで、ユーロアトムからは、5億8500万ドルのローンが来週決定される。

2000/12/14 RFERL
EUは13日、ウクライナに対し原発完成資金として5億8500万ドルのローンを提供すると決定した。返済期間は20年で利率は5%。一方、15日の閉鎖式典に向けての準備が進められている。チェルノブイリ原発は6日の蒸気漏れで原発は停止しているが、最小出力で運転が再開され、明日、クチマ大統領の命令で停止される。

2000/12/15 RFERL
15日正午、クチマ大統領はキエフとチェルノブイリ原発を結ぶテレビ中継を通じ、3号炉停止ボタンを押す命令を出した。「世界に平和が訪れ、人々は平穏に眠れるだろう」と大統領は演説した。一方議会は、共産党主導で、原発閉鎖を少なくとも4月まで延期するよう政府に求める、無拘束決議を採択したが、クチマ大統領は「政治的遊技」であると無視した。

2000/12/15 毎日
チェルノブイリ原発が15日に完全閉鎖される。クチマ大統領は前日に原発と原発労働者が住むスラブチチ市を訪問。3号炉は今月6日、蒸気漏れで運転を停止、14日夜にいったん最小出力で再稼働した後、15日正午に完全停止される。

2000/12/15 毎日
キエフで14日、チェルノブイリ事故犠牲者の追悼集会が開かれ、犠牲者の名前を刻んだ碑の前で遺族らが当時を振り返り祈りをささげる姿が見られた。

2000/12/16 毎日
チェルノブイリ原発は15日、唯一稼働していた3号炉が停止し、事故から15年目で全面閉鎖された。爆発した4号炉の後始末、汚染地住民の健康被害、原発労働者の失業問題など未解決の問題が山積している。

2000/12/21 原産
12月15日、クチマ大統領はキエフの中央式典ホールからビデオ回線を通じ、チェルノブイリ原発3号炉を停止させる指示を運転員に与えた。同原発では、86年4月に事故を起こした4号炉のほか、1号炉が98年に閉鎖、2号炉は91年のタービン建屋火災の後に事実上閉鎖状態だった。

2000/12/21 原産
国際チェルノブイリセンターが7日付けで伝えたところによると、クチマ大統領はこのほど、政府とは独立の立場で活動する新たな原子力規制機関の創立を指示した。同国の原子力当局は現在、環境相の管轄下にある。新機関は、既存の2機関、環境資源省、国家原子力安全検査局からすべての権限を委譲される予定。

2000/12/21 原産
EBRD理事会は7日、いくつかの条件がみたされればK2R4計画に2億1500万ドルの融資を認めると発表した。今回の融資承認にあたってEBRDは、出資国である59カ国およびECらによる票決を実施した。賛成63.7%、反対7.8%、棄権28.5%だった。同計画で必要とされる14億5000万ドルは、EBRD融資の他、ユーラトム(欧州原子力共同体)の5億8500万ドル、輸出信用機関の3億4830万ドル、ロシアからの1億2370万ドルなどで賄われる。

2000/12/29 RFERL
ウクライナ当局は、今週はじめに停止したYuzhna原発が27日に運転を再開したと発表した。原子エネルギー公社によると、4カ所の原発の13基の原子炉のうち11基が運転中である。

2000/12/29 RFERL
1997年にチェルノブイリ市の暫定イコン貯蔵庫からイコンを盗んだ2人組が逮捕された。当局によると、イコンの放射能汚染は認められなかった。

by fujinomiya_city | 2013-09-20 00:15 | チェルノブイリ新聞記事切抜き


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