カテゴリ:ODA魚缶問題( 8 )

2012年 07月 24日
被災地域からの魚をカンボジアの学校児童に:プノンペ・ンポスト紙
ODAとして日本が被災地の魚を途上国へ配り、子どもたちに食べさせている問題について
「脱原発の日のブログ」さんの記事を転載させてもらいました。


被災地域からの魚をカンボジアの学校児童に:プノンペ・ンポスト紙 2012-07-13 18:54:02
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/nuclear/tepco-nuclear-disaster/1207
0401.htm
農業情報研究所>環境>原子力>東電福島第一原発事故関係>2012年7月4日

日本政府とWFP、大震災・原発事故被災地の魚を途上国の学校児童に 放射能汚染は
ないと言うが、なぜわざわざ・・・

プノンペン・ポスト紙の報道によると、日本政府と国連食糧計画(WFP)が東日本
大震災と福島原発事故の被災地域からの魚をカンボジアの学校児童に食べさせること
を計画している。日本外務省の政府開発援助(ODA)プログラムが提供する食料援助
は、カンボジア、ガーナ、コンゴ、セネガル、スリランカの学校児童に被災地域の魚
を供給する。

 少なくくとも日本の一つの反原発グループ・「ストップ!浜岡原発」がこの政府開
発援助/WFP計画に抗議しているが、WFPは、厳格な検査をしても魚から放射性物質は
検出されず、原発事故による汚染の心配はまったくないと言っているという。

 カンボジアのWFPディレクターによると、3月にカンボジアに到着した124トンの魚
は日本と二人の独立監督者により検査されている。魚は北海道と青森から調達され
た。

 しかし、日本の” news report”は、魚は茨城県から調達されたと報じている。
「ストップ!浜岡原発」のYukie Tokuraは、日本政府のダブルスタンダードに恥じ入
ると言っているとのことだ。彼女は、日本政府は、日本人が買おうとしない魚を、国
際援助の名で途上国に押し付けているようにみえると言う。

 プノンペンの日本大使館はポスト紙の問いに答えず、カンボジアの教育省と保健
省は、そんなプログラムは知らないと言っている。そして、WFPは、検査の結果は”
内政上の理由”(because of internal policies)で公表.されないと言っていると
いうことだ。
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http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012070457180/National-news/wfp-feed-fukushima-feesh.html

 WFP to feed schoolchildren Fukushima fish,The Phnom Penh Post,12.7.4 http:
//www.phnompenhpost.com/index.php/2012070457180/National-news/wfp-feed-fukus
hima-feesh.html

 寡聞にして、筆者もこのようなプログラムがあるとは知らなかった。日本のマスコ
ミの追及と報道を期待したい。

______

[追記]さっそくストップ浜岡の戸倉さんがプノンペン・ポスト記事の全訳を送って下さいました。

一人でも多くの方が知ってくださり嬉しいです。
以下、私の和訳です。急いで訳したので、間違いがあるかもしれません。
修正等お気づきの点があればよろしくお願いします。
戸倉

WFP to feed schoolchildren Fukushima fish
The Phnom Penh Post
訳文:
世界食料計画(WFP)、福島の魚を子どもたちの給食に

日本政府と国連世界食料計画(WFP)は、昨年発生した東日本大震災と福島第一原発事故の影響を
受けた地域の魚(缶詰)を、カンボジアの学校給食として配布する計画をしている。

この計画は、日本の反原発グループが抗議をしている。しかし、WFPは、福島第一原発事故による
放射能汚染の可能性はなく、厳しい検査をしており、放射性物質はないというのがWFPの見解である。

この食料援助は、日本の政府開発援助案件として、被災地の魚をカンボジア、ガーナ、コンゴ共和
国、セネガル、スリランカに提供される。
今年の3月に124トンの魚(缶詰)がカンボジアに到着し、放射能汚染がされていないことを承認す
る前には、日本政府と日本政府ではない別の二人の検査官により検査が行われたと、WFPカンボジ
ア代表のJean-Pierre de Margerie氏は答えた。

「もしわずかでも放射能汚染されているという可能性があれば、WFPは支援物資とすることはしな
い。私は現場に行く時は、毎回必ず支援物資を受益者とともに食べるようにしています。そしてこの
日本政府が提供する魚の場合も同じです」とJean-Pierre de Margerie氏は話した。

Jean-Pierre de Margerie氏によると、カンボジアの貧困地域では、親たちが子どもたちを学校に
通わせるように、朝食を学校で支給しており、このプログラムは過去10年間行われている。日本政
府が支給した魚(缶詰)は、今年3月にカンボジアに到着し、このプログラムを通し10月まで支給さ
れる。

Jean-Pierre de Margerie氏は、この魚は、福島第一原発から数百キロメーター離れた北海道と青
森県で採れた魚だであると話した。
しかし、この魚(缶詰)は、日本の新聞報道によると、茨城県近海で採れた魚で、福島第一原発から
50キロしか離れていないという。
今後30年以内にマグニチュード8の地震が発生する確立が87%の地域に住むSTOP!浜岡原発の戸倉
由紀枝氏は、このODA案件を、日本政府の倫理観のない、ダブルスタンダードであり、恥ずかしく思
い、中止を求めている。

プノンペンの日本の大使館は本紙の質問には回答せず、またカンボジアの教育省と厚生省はこのプロ
グラムを知らなかったと答えた。

WFPは内部規則により、この魚(缶詰)の放射線量の検査結果は公表していない。

Friends Internationalの国際コミュニケーションコーディネーターのJames Sutherland氏は、
もしWFPにより支援物資である食料の安全が確認されたなら、それは相当なことであり、検査結果
を公表することで、安全性を再保証することになると話す。

また、「なぜ途上国だけで、他の国に提供されないのだろうか、とカンボジアの人たちは疑問に思う
のではないか」と、Sutherland氏は言う。

東日本大震災以降、漁船の破壊と放射能汚染の不安により、被災地の漁業関係者は深刻な影響を受け
ている。

昨年の3月11日に、東北地方でマグニチュード9の巨大地震が発生し、15メーターの津波が福島第一
原発を襲い、冷却装置が破壊された。
水素爆発が発生し、原子炉建屋の屋根と壁が吹き飛ばされ、放射性物質が大気に放出された。
それ以降、メルトダウンを回避するために大量の水が原子炉の燃料棒に放水され、放射能汚染された
水が、海に流された。そして、そ大量のヨウ素131、セシウム134、セシウム137が放出された。

食品を通して、安全基準値以上の放射性物質を摂取した場合、癌になる危険が増し、そして放射性物
質は甲状腺に蓄積し、成長を妨げる。
政府は、食品の安全性について懐疑的にもかかわらず、引き続き、この問題に関する情報が公開され
ることは少ない。
日本の厚生労働省が最近した検査やアメリカの環境保護庁の調査と放射能の専門家の調査では、魚の
放射能汚染は非常に低いか、ほとんどの国で放射能汚染は確認されていない。

気象研究所の最近の調査によると、地震後、福島第一原発一号機から以前の二倍のセシウムが放出さ
れ、その7割が海に放出されたことが、わかった。

写真キャプション:
昨年、放射能汚染の可能性がないか検査をするために、日本から輸入された魚のサンプルを手にす
る、タイ国食品医薬局の職員。
写真:ロイター

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by fujinomiya_city | 2012-07-24 10:21 | ODA魚缶問題 | Comments(2)
2012年 06月 27日
スイスエネルギー基金の福島ニュース
「脱原発の日のブログ」さんの記事を転載

スイスエネルギー基金の福島ニュース:ODA魚缶詰記事 2012-06-26 16:47:57
テーマ:ODA途上国へ魚缶詰問題

東北の水産加工品を途上国へ送るODA案件が、スイスエネルギー基金の福島ニュース6月号で紹介されました。
これはスイス在住の方がご連絡下さいました。日本語訳はありません。
数日前、カンボジアのPhonm Penh Postからメールと電話で取材を受けました。記事が掲載されたらまたご連絡します。

WFPに面談の申し入れをしましたが、返事はありません。そのため、要望書は、今日ファックスします。

戸倉

*********************
Schweizerische Energie-Stiftung (スイスエネルギー基金)の福島ニュース6月号がアップされました。
3番目に日本のODA予算による国連を通じたカンボジア、ガーナ、セネガル、コンゴ、スリランカへの食糧援助について書かれています。

援助されるのは、震災の影響で日本で売れない魚の缶詰。
日本の市場で流通しているものと同等の放射線レベルであるが、放射性物質がゼロというわけではないと書かれています。
Verstrahlte Fischkonserven als Entwicklungshilfe
http://www.energiestiftung.ch/aktuell/archive/2012/06/25/juni-news-aus-fukushima.html

記事原文
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by fujinomiya_city | 2012-06-27 23:24 | ODA魚缶問題 | Comments(0)
2012年 04月 05日
国連食糧支援、放射能汚染された食材を購入し途上国の給食支援事業へ
「脱原発の日のブログ」さんからの転載です。

国連食糧支援、放射能汚染された食材を購入し途上国の給食支援事業へ
2012-04-03 19:53:55
STOP!浜岡の戸倉さんから

以下情報です。

★東北被災地の水産加工品がWFP(世界食料計画)の学校給食プログラムに!
放射性物質が含まれいる(または含まれている可能性のある)、サバ・イワシ・サンマの缶詰が、
カンボジア、スリランカ、ガーナ、コンゴ、セネガルの子どもたちに、日本の支援で提供されます。

このODA案件は、放射性物質の基準値をクリアしているかどうかが問題なのではありません。
「放射能汚染されている(または可能性のある)日本で売れない物」を支援と称して途上国の子どもに送ることに、憤りを憶えます。
また日本人として非常に恥ずかしいです。

ご意見のある方はぜひお伝え下さい。
外務省国際協力開発協力総括課 03-5501-8000
WFP日本事務所(横浜):045-2212-2510
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/3/0316_09.html


・・・・・・・・
国連食糧支援、放射能汚染された食材を購入し途上国の給食支援事業へ
UN Food Program To Buy Contaminated Food, Send To School Lunch Programs
http://www.simplyinfo.org/?p=5586
March 31st, 2012 |


This plan has been bouncing around Japan’s government for months. They think it would be a good idea to send canned fish caught in Tohoku region (the area near Fukushima Daiichi) as food aid.
Various groups in Japan have been fighting the government to stop this from happening. The government has ignored the pleas from people to not do this and will proceed with sending this fish as food aid.

Why is this a problem? The fish in the region is largely all showing up as contaminated to varying extents, some incredibly high. Most of this was landed and processed last year under the 500 bq/kg upper limit of contamination. So what is in those cans is very likely contaminated and to a considerable level.

The UN World Food Program has agreed to purchase 1 billion yen worth of seafood from the region to be used in school lunch programs in developing countries like Cambodia.
“The fish cans will go to Cambodia and 4 other countries and will be used in school lunches to feed school children.”

The Japanese government says they will only send fish that is “without any worry of safety”. Of course that means below the maximum contamination levels. The government claims they are doing this to “dispel baseless rumors” about food contamination in Japan. Anyone who has been closely following the food contamination problems in Japan knows how Orwellian that statement is.

Children in Tokyo were showing up with radioactive cesium in their urine in October 2011, likely caused by their diet. Consuming contaminated foods creates an internal radiation exposure that is far worse than external exposures. Sending it to another country to expose their children?

EX-SKF has all the sordid details and contact information for the groups involved with the food aid distribution if you would like to voice a complaint.

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by fujinomiya_city | 2012-04-05 23:57 | ODA魚缶問題 | Comments(0)
2012年 04月 05日
WFPへ申し入れ
「脱原発の日のブログ」さんからの転載です。

WFPへ申し入れをしました 2012-04-01 17:33:46
テーマ:ODA途上国へ魚缶詰問題


WFP 国連世界食糧計画 御中

常日頃は、国際的食糧援助機関として世界の飢餓と貧困の撲滅に取り組まれていることに敬意を表します。また、昨年の東日本大震災に際しても、迅速なる支援を賜りましたことに、同じ日本にすむ一住民として感謝の意を表します。

原発事故から一年がたつ今、その「震災復興予算」と位置づけられた我が国の予算の中に、被災地で生産された魚の缶詰を買い上げて飢餓に瀕する国へ「支援物資として」送るという事業が含まれていることを、私たちは知りました。
 ご存知の通り、今回の震災では津波だけでなく放射性物質の拡散による被害も大きなものがあります。そして、放射能汚染に関する我が国の政府の対応は、残念ながら国際的に決して評価されるものではなく、多くの国が疑念を払しょくできない中で日本からの輸入を制限する事態となっています。日本は汚染加害国ともなってしまったのです。
 このような状態で、また海洋汚染に関してはその一端でしかない調査においてもかなりの汚染が見られる中で、被災地を中心に集められた海産物の缶詰はいくら抜き取り調査をして基準値以下であることが確認されたと説明されても、決して放射能フリーである保証はないと私たちは考えます。さらに低線量被曝や内部被曝の危険性は諸説あり、あえて申し上げれば、安全であるかどうかは「わからない」のが実情です。そして、その「分からない」がために、日本国内においても、「選択できる」人々はこれを敬遠しています。
 さて、問題は、その万全とは言えずこの国内でも敬遠されるものを「支援」と名付けて国費を支出し「選択肢のない」人々に提供するという人道的、倫理上の問題であります。復興支援であれば、これを買い上げ、国内において40歳以上などの比較的放射線の影響を受けにくい層で消費するなどの努力がまず行われるべきですし、また国際的な飢餓への支援であるならばより近い地域で調達したり、あるいは「被災地の魚の缶詰」などと物品を限定するのではなく被援助地域のニーズを優先すべきでしょう。日本国政府はこの努力をしていません。
まして、支援として提供される食料品は学校給食などを通じて子どもの口に入る可能性が高いと伺いました。それを知りながら日本の国内事情の都合で、「汚染の可能性がある魚の缶詰」を支援として提供するのは国として、人間として恥ずべき行いです。
 私たちは日本国外務省にこの問題を指摘し訴えましたが、外務省官僚の誠意のない対応によりこの恥ずべき事業予算はそのまま国会を通過し、貴団体への委託が決まってしまいました。
このことの責任はまず、日本政府とその政府を認めた私たち国民にあり、貴団体が非難を受ける謂れはありません。その責任を承知の上で、日本に住むものとして伏してお願い申し上げます。

1. 提供される缶詰が、必ずしも安全が保障されたものでないことを、提供先にしっかりとお伝えください。もし選択するゆとりがあるならば、周産期の女性と乳幼児はこれを避けるよう指示してください。
2. 日本政府に、提供される物資の詳細、とくに放射能検査の方法内容について逐次明らかにし、誠意ある国際支援を行うことを求めてください。
3. この支援が、本当の安全性はともかく倫理的に大きな問題があるという認識を共有してください。私たちはこれ以上放射能汚染の国際的加害行為に加担したくありません。

最後に、日本国内において魚の「産地」とは、水揚げされた場所を指すものであり、その魚が生息していた場所でもなく、また必ずしもその魚を捕獲した場所でもないことも付記します。
 国際機関として人道的に誠意ある対応を期待いたします。


以上、3点についての貴団体のご考慮と対応、方針についての回答を伺いたく、よろしくお願い致します。
お返事を頂く方法については、後日連絡させて頂きます。
                                                            2012年3月27日
                                                           脱原発の日実行委員会
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by fujinomiya_city | 2012-04-05 23:54 | ODA魚缶問題 | Comments(0)
2012年 04月 05日
被災地で製造された魚缶をカンボジアなど5ヶ国の給食に
産経新聞より
食料支援で風評被害解消 被災地の缶詰を途上国に
2012.3.30 07:54

 政府は、東日本大震災の被災地で製造された水産加工品を発展途上国の人々に食べてもらうため、国連機関の世界食糧計画(WFP)と政府開発援助(ODA)に関する書簡を交換した。
食料支援を通じ、被災地の水産業振興と風評被害の解消につなげるのが狙いだ。

 政府が平成23年度第3次補正予算に計上した10億円を元手に、WFPが青森、岩手、茨城、千葉の4県の水産加工場で製造されたイワシやサバなどの水煮の缶詰を調達。
カンボジアなど5カ国で学校給食などに役立ててもらう。加藤敏幸外務政務官は書簡交換の式典で、「甚大な被害を受けた被災地の水産加工企業は、操業の全面再開に向け努力している」と強調した。

 このODAをめぐっては、東京電力福島第1原発事故の影響を懸念する一部の市民団体などが反発。外務省幹部は「放射線量を検査し、安全性に問題がないものを輸出することで、海外に根強い風評被害の打破を図りたい」と説明している。
-----------------------------------------------------------------------------------------

これこそ偽善。偽善で済まされない大罪だ!

被災地で獲れた魚の缶詰を食糧不足の国々の幼い子供や妊婦に食べさせるという恐ろしい計画。
しかも日本の水産業の振興のためとはっきり言っている。
支援なんかじゃない。
放射線量を検査し…と言っているが、あくまでもサンプルに過ぎず、日本の基準値で安全などと言わないでもらいたい。
この場合汚染はゼロでなければいけないはずだ。
食糧難の国で独自で検査を行うことは難しく、汚染や被ばくについて正しい情報が届いているのかどうかさえも不明。
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by fujinomiya_city | 2012-04-05 23:02 | ODA魚缶問題 | Comments(0)
2012年 03月 21日
日本産 水産物 放射能 検出‘1ヶ月で3倍に’
「脱原発の日のブログ」さんから転載させてもらいました。

生態系全般に汚染拡散;日本産 水産物 ‘1ヶ月で3倍に’
ハンギョレ新聞 2012-03-21 17:34:55NEW !
http://news.livedoor.com/article/detail/6387642/

1月8件→2月24件…専門家 "生態系全般に汚染拡散"
環境団体‘輸入禁止’要求に対し、政府は "まだ基準値以下"

 最近になって日本産の水産物から放射性物質であるセシウムがほとんど毎日検出されている。
日本近海の放射能汚染が激しくなっているためと解説される。
環境団体は日本産水産物に対する輸入禁止を要求しているが、政府は基準値以内なので安全だという立場だ。

 20日環境運動連合と国会環境労働委員会所属ホン・ヒドク議員(統合進歩党)が
国立農林水産検疫検査本部の検査記録を入手し発表した資料によれば、冷凍サバと冷蔵タラなど
日本産水産物のセシウム検出回数が先月から急激に増加している。

 昨年上半期には月に1~3件発見されるに止まっていたが、12月は7件、
今年1月には8件と次第に増え、先月には24件へ急増した。
サバ、タラで大型魚のマグロ、そして刺身に使われるイシダイまで種類も多様化した。
ただし昨年7月に1㎏当たり98ベクレル(Bq)まで急増した放射能濃度(基準値370Bq/㎏)は
2月には5Bq/㎏内外に下がった状態だ。

 日本、福島原発事故が起きて1年が過ぎたが、なぜ放射性物質はさらに頻繁に検出されるようになったのか?
ソ・ギュンニョル ソウル大教授(原子核工学)は 「福島原子力発電所から大気中に拡散する放射性物質はある程度減ったが、
その間に原子炉を冷やすために海水注入を続けたために放射能に汚染された水が地下水を経て
海まで流れ込んだため」と説明した。
彼は「日本政府が福島原子力発電所に溜まった放射能汚染水は10万トンと言ったが、
実状はそれよりさらに多いだろうと推定され、今後さらに問題になるだろう」と見通した。

 特に昨年12月21日、食物連鎖の最上層に位置するマグロからセシウムが検出されたことは
海生態系全般に汚染が広がったことを示唆する。
ヤンイ・ウォンヨン環境運動連合気候エネルギー局長は「大きな魚が小さな魚を食べることによって、
放射性物質が食物連鎖ピラミッドに沿って伝播していることを示している」と語った。

 韓国と同じく日本と海を接している中国の場合、福島はもちろん、そこから200km以上離れた東京など
10 都・県の水産物輸入を禁止している。反面、韓国政府は放射性物質検査証明書さえあれば輸入を許可している。
農林水産食品部関係者は「セシウム100Bq/㎏に汚染された水産物50.1g(成人男性一日摂取量)を
毎日食べても年間人体露出放射線量はX線写真を1回撮る量の3分の1水準」として
「最近の検出頻度を有意深く見ているが基準強化や禁輸措置を取るには早い」と明らかにした。

 反面、環境団体は‘放射能水産物’の流通量が多くなったので露出危険度もより大きくなったと主張する。
ソ・ギュンニョル教授は「今は安全だというのではなく監視を強化しなければならない時」として
「安全だということも統計的確率に過ぎない、子供や妊産婦などが100%安心とは言い切れないので、
日本産水産物の輸入を禁止しなければならない」と話した。

ナム・ジョンヨン記者 fandg@hani.co.kr

原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/environment/524369.html 訳J.S

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by fujinomiya_city | 2012-03-21 18:58 | ODA魚缶問題 | Comments(0)
2012年 03月 20日
東北三県から魚缶詰がアフリカ各国へ…ODA食糧支援に汚染食品の懸念が現実に
「脱原発の日のブログ」さんの記事を転載させてもらいました。

東北三県から魚缶詰がアフリカ各国へ…ODA食糧支援に汚染食品の懸念が現実に
2012-03-20 02:25:08
テーマ:ODA途上国へ魚缶詰問題


小出「そうです。特にそれで日本の国はかなりの汚染のものを、

ODAと称して海外にむしろばらまいてしまおうという、

そういうことまでやろうとしている、わけですね。

私はそんなことは到底許せないと思いますし。

えー、やはりきちっとその…汚染濃度を……測定して知らせる

ということがまず第一にやるべきことだと思います」
http://hiroakikoide.wordpress.com/

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/theme-10045762648.html
「脱原発の日」テーマ別の「ODA魚缶詰途上国へ」で考えてきた問題が、
いよいよ外務省からWFP委託で海外へ送り出されることになりました。

以下、STOP浜岡の戸倉さんからの連絡です。


ODAによる被災地の農水加工品を途上国に提供する案件ですが、提供先国が決まりましたので、ご連絡いたします。

支援先国
ガーナ共和国
コンゴ共和国
セネガル共和国
カンボジア王国
スリランカ民主社会主義共和国
詳細は、外務省HPをご覧下さい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/24/3/0316_09.html
*今日、HPに掲載されていました。
明日、外務省に電話をし、放射線量の計測を実施しているのかなど、聞いてみる予定です。

STOP!浜岡原発ではSHUT泊とともに、WFP(日本事務所とローマ本部)に申し入れ書を送るつもりです。
巨大組織には、力ではなく数で対抗するしかないので、皆さんからもWFPに何らかの申し入れをしていただけたら嬉しいです。
WFP日本事務所には、申し入れ書を持参したいところですが、静岡在住のため、メールか郵送だけになると思います。

WFPに申し入れ書を届けた後は、在日各国大使館に申し入れ書を送りたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

戸倉


・・・・・・・・・・・・・・・
戸倉さんによれば、電話の数が多い事がなにより効果的、
電話やメールで「放射能検査をきちんと行い、放射能汚染食品の海外拡散は決してないように」申し入れをしたいと思います。皆さんも是非お願いします。以下に連絡問い合わせ先一覧。

WFP 国連世界食糧計画
http://www.wfp.or.jp/

■日本事務所
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
パシフィコ横浜 6F
WFP横浜NPO
01204968195
WFP日本事務所(メールアドレス info@jawfp.or.jp)

■東京出張所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学本部4階
Tel:03-5766-5211/Fax:03-5766-5212

http://www.wfp.org(英語)



国際協力局開発協力総括課
0355018373
http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html



・・・・・・・・・
※脱原発世界会議でブース報告を行ったキャメロンからの関連情報です。

キャメロンです。


ODA魚缶詰、
提供国が決まったんですね。。

1ヶ月前くらいに電話取材した時には、
検査証明書を1ロットにつき、
一枚添付すると
外務省の担当の方が教えてくれました。

ただ検出限界値などの情報はいまのところ未公開との事でした。


提供国をオープンにしてくれたように、
その他情報もオープンにしてもらい、
この先これが本当の支援になるかあらゆる立場と対話したいです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


まずしっかり確認したいのはこれまでの暫定規制値500ベクレルが
4.1から100ベクレルに引き下げられます、その新基準を用いるよう、
検出限界値はできる限り1桁ベクレルを求め、
その測定情報は随時公開するよう、求めていきたいと思います。

また、アフリカ市民に繋がりがある方は、「子ども妊婦は注意」を促してください。


放射性物質:食品セシウム新基準値 4月から適用、どう変わる
http://mainichi.jp/life/food/news/20120315ddm013100022000c.html

<抜粋>一般食品は100ベクレル/Kg

「牛乳」「乳児用食品」「飲料水」の4分類になり、数値は暫定規制値に比べてかなり厳しくなります=表<上>参照。例えば一般食品は、欧州連合(EU)の規制値(1250ベクレル)や、食品の国際規格を策定する「コーデックス委員会」のガイドライン(1000ベクレル)の10分の1以下です。食品衛生法に基づき、基準値を超えた食品は出荷停止になります。

 A 根拠となるセシウムの被ばく線量の許容上限値は、暫定規制値では年間5ミリシーベルトでしたが、新基準値は年1ミリシーベルトです。厚生労働省は、コーデックス委のガイドラインを参考にしたと説明しています。食品安全委員会の「生涯でおおよそ100ミリシーベルト以上で健康影響がある」との答申は算定に使われませんでした。つまり、根拠は日本、国際機関とも同じです。

・・・・・・・

放射能汚染を世界に謝罪しなければならない立場の日本。国際社会も日本の生産物には厳しい目を向けている中で、
途上国の食糧難にあえぐ地域はそれでも「送って欲しい」と要請をしたので、外務省は供与国を決定したと思います。
アフリカの国々だって日本の原発事故とその放射能の影響を知らないはずはありません。
日本は汚染の可能性が否めない食品をプレゼントすることになる、とても失礼な行為です。
失礼を失礼とも思わず、自国の被災地支援、兼「国際風評払拭」を狙う、その資金は国民の税金です。私たちはこの供与のスポンサーです。
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by fujinomiya_city | 2012-03-20 06:51 | ODA魚缶問題 | Comments(0)
2012年 02月 14日
福島、三陸の魚缶詰を途上国へ送らないで!
日本政府は、福島、三陸の魚缶詰を買い取り、ODAとして途上国へ送る計画を進めています。

ご存知のように東北の魚缶詰からはセシウムが検出されています。
つまり放射能汚染されている可能性の高い缶詰を、何も知らない、検査をすることもできない
食糧に困っていて支援を求めている国の人達に食べさせてしまうのです。

私としてはこれを絶対に許すことができません。
絶対にあってはならないと強く反対しています。

どこの国の人たちも被ばくをさせてはいけません。

ブログのテーマから外れますが、この問題について触れたいと昨年から考えていました。
一人でも多くの方に知っていただきたいです。

少し前の記事になりますが、「脱原発の日のブログ」さんの記事を貼らせてもらい
この問題を紹介していきたいと思います。


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コラムと続報: 被災地の水産加工品缶詰がODAで途上国へ?!放射能、大丈夫?
2011-12-06 18:15:19

 皆さん、外務省が今年の第3次補正予算案で、被災地で生産された工業製品や水産加工品を
ODA=政府開発援助の予算を使って購入し、開発途上国に無償で提供する取り組みを打ち出した
存知ですか?
理由は、「“風評被害”を払拭(ふっしょく)するため」。

 外務省はそのための予算として、およそ50億円(うち水産加工品に10億円)を要求し、可決されました。
現在、同省は対象国の調査を始め、その結果を受けてWFP=国連世界食糧計画に業務を委託し、加工工場から缶詰を買い上げて対象国へ送るそうです。

311以降の日本の放射能安全基準値は、皆さんご存知のとおり震災後はね上がり、
ヨウ素2000ベクレル、セシウム500ベクレルと、他国に比べてものすごくゆるいものとなっています。
この基準値で魚介類の缶詰が他国へ提供されると、それを食べた人々の健康になんらかの影響があるかもしれません。
そうなると、日本は結果的に、助けるどころか他国の人を苦しめる加害者となってしまいます。

震災後は日本からの食料品輸入を制限している国が多いのだそうですが、
貧困と飢餓に苦しむ国の中には、危険を承知で受け入れざるをえないところが出るかもしれません。
そして、その缶詰を直接食べる方々に、放射能に汚染されている可能性があることが知らされないとしたら・・・。

今も事故が収束していない以上、震災後の放射能被害は“風評”ではなく“実質的な”被害ととらえる必要があるのではないでしょうか。
どうしてわざわざ汚染されてない国に、放射能汚染されているかもしれない食品を送らないといけないのでしょう。
皆さんはどうお考えになりますか?

※ODA対象国にお知り合いがいて、この情報をお知らせしたい、という方は「脱原発の日実行委員会」さんのブログをご参照ください↓
「PROBLEMS OF CANNED FOOD 外務省ODA魚缶詰→途上国[緊急呼びかけ]英文」
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11084549405.html
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by fujinomiya_city | 2012-02-14 22:06 | ODA魚缶問題 | Comments(0)