カテゴリ:放射能の正確な危険性を学ぶ( 3 )

2011年 10月 05日
ドキュメンタリ「放射能はいらない」
全ての生命の未来のために知っておいてほしい!

埼玉大学名誉教授、市川定夫氏(遺伝学者)が放射能について正確に説明したドキュメンタリです。

1987年のものです。今こそ全国民が学ぶべき知るべき内容です。

放射性物質の影響がわかりやすく納得できる内容です。

多くの人に見てもらいたい!

【市川定夫】1935年大阪府生まれ。京都大学大学院修了。農学博士。
米国ブルックヘ­ブン国立研究所研究員、メキシコ国立チャピンゴ農科大学大学院客員教授、
埼玉大学理学­部教授等を経て、現在、埼玉大学名誉教授。
その間、伊方原発訴訟や原爆症認定訴訟など­の原告側証人として放射線と遺伝の関係を証言。
また、ムラサキツユクサの研究は有名で­、ごく低線量でも生物に影響があることを証明。
1995年から原水禁国民会議副議長を­務め、今年4月に議長に就任。


1.放射能ってなあに?
2.汚染食品を食べるとどうなるの?
3.放射能が平気な人もいるみたい
4.どうして放射能は危ないの?
5.生き残れるの私たち








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by fujinomiya_city | 2011-10-05 22:24 | 放射能の正確な危険性を学ぶ | Comments(0)
2011年 07月 10日
ドキュメント「放射能はいらない」文字起こし続き
ブログ「ざまあみやがれ」より転載 文字起こしは途中までです。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/

ところが問題なのは、その多くの場合その飽和に達するほどたくさん放出してることは実際ないわけ。彼らは実際放出している量は彼らの言うとおり微量なのであって、どんどんのぼっていくところでしか我々に接してないわけ。

だからね、だからさぁ飽和までいったら大変なんだよ。だから飽和まで考慮してるみたいな言い方するけどね、飽和まで出されちゃ困るし飽和まで達したら困るんでね。

実際にはあの言えば彼らはね、すべての核種もわかってるみたいな言ってるけど、ほんとにどこまで飽和点がどこなのかということまでわかってる。

つまりさっきも言ったようにどういう核種がどこにどういうふうに入るかわかってるなんてのは数えるほどしかないのよ。

ある程度わかってるのがヨウ素でありストロンチウムでありセシウムでありコバルトであると。マンガンもややわかってる。

だからほかあと亜鉛だとか何とかいろんなものセリウムとかタリウムとか全然わかってないのがいくらでもあるのよ。

で彼らが評価してるというのはわかってるものについて評価してる、わからないものについては一切除外してるからね。

例えば原子炉の安全審査でも、わかってる核種について評価するわけ。わかってないのは書いてないからね。

推進派の言い分にもう少し耳を傾けてみよう。

370ベクレルの基準値ギリギリに汚染された輸入食品を1年間食べ続けたとしても、

その被ばく線量は4ミリレム。まったく心配のないレベルであると。

370ベクレルで今のICRPが使ってる計算使えば、例えばそれが今のその式を使えば4ミリレム、その370ベクレルのもの食べたらね。あのある量食べると。あの今仮定されているのはそればっかり食べるんじゃないけれども、食べ物のうち何分の1がヨーロッパ産であると。

例えば3分の1で計算してるのね。そうすると4ミリレムになると。だけどその出てくる4ミリレムという数字が何かというと、全身の平均被ばくだと考えてもらえばいいわけ。4ミリレムちゅうのは合計で4ミリレムちゅうんじゃなくて、平均でどこも4ミリレム浴びてるという意味だからね、平均で。

全身頭の先から足の先まで合計で4ミリレム浴びるでは絶対ないから。

それはもう均一にどの部分も4ミリレム浴びてるという計算になって、そのうち筋肉とセシウムの部分が大きい、ああ生殖腺の部分が大きいとセシウムの場合は。

それから中に一番極端なのはたとえばアルファ線を出すプルトニウムとかポロニウムとかそういったものでウランもそうだけど、そういうものは入ったとこのほんとに1ミリの何分の1だけの距離に被ばくを集中させて、そこの被ばくはものすごく大きくなる。

だから、ICRPの計算式から行けば、ネズミに例えば実験して100万分の1グラムくらいのプルトニウムをネズミ一匹に与えても、ICRPの計算式だったら1%程度しかガンが出ないはずなのに、100万分の1グラムのプルトニウム与えたら100%出ると。

だからそのいわゆるレムって示される内部被ばくってのは先にも言ったように、全身だったりその臓器、ひとつの臓器で考えるとその臓器の平均値でしかないからね。それ以上我々求めること出来ないから。

で、体内被曝についてはだからきっちり把握する今のところ方法がないわけ。で、全身の被ばくするときなんかでこんな複雑な体した人間の体をね、くまなく指の先からね、足の指の先まで計算することはできないから、仕方ないから人間の平均体重を60キロとして、

60キロの球として計算するんですから今の評価法は。

もともとだってそんなものなんだよ。レムという単位は、仮定の置き方でどのようにでも変わる評価値にすぎない。

ところが推進派は、このレムを持ち出し、輸入食品に含まれる放射能や、原発が日常的に放出する放射能をことさら自然放射能と比較して見せる。

このような比較に、意味があるのだろうか。

原発を推進される側はいつもこれの比較。絶対これを離れない。この比較を原発を推進する側はやるわけ。

私たちは本当に比較しなきゃならないのはこっちなんです。

さっき言ったカリウム40。こういうものが天然に昔からあったわけです。そういうものがあったら、そういう危険なものがある元素は人間や全生物はそういうものは蓄えないという形で適応してるわけ。つまり進化と適応、生物の進化と適応の過程で遭遇してきたものに対しては、それをくぐりぬけてきたものしか生き残ってないという形で結果として。だからこういうものを蓄えない、天然のこういうものを蓄えない生物なんかが生き残っているという形で適応して、人口あ、自然の放射性核種を濃縮する生物はひとつもいません。

ところがヨウ素。ヨウ素はさっきも言ったように、天然のヨウ素は全部非放射性でしょ。放射能がない要素だから我々は植物は安心して何100万倍も濃縮したし、我々は安心して甲状腺に集めて利用してるわけです。安全だったからそういう性質は貴重な、優れた性質になりえたんです。

ところがその安全だった元素に、安全だった元素に放射性の核種を作ったらだめなんです。濃縮するやつを考えてみますと、今までその元素には放射性がなかった、そういう元素に放射性のものを作った時に濃縮するんです。

セシウムそう。セシウムも天然のものはカリウムと一緒に入ってきても、非放射性ですから何にも怖くないです。勝手に入りなさい。ね。

ところがこんなものなんか原子炉の中で作り出すもんだから、これも今言ったようにじわじわじわじわ蓄える。

ストロンチウム90もそう。天然のストロンチウムは非放射性でカルシウムに性質が似ていてカルシウムが入るとこにはストロンチウムはいつでも入ってきます。ただ天然のストロンチウムは入ってきたって一向に構わないです、非放射性ですから。

ところが原子炉の中で、ストロンチウム90とか、放射性のストロンチウムを作ると骨の中に入っちゃう。ストロンチウム90もこれにちかい半減期28年ですから、ゼロ歳の時に骨の中に入っちゃうストロンチウム90が。ね。入っちゃったらその人は28歳になったって放射能まだ半分残ってるんです骨の中で。中から被ばくを与えてます。

ストロンチウムが入ると、白血病だとか骨髄罹患にかかりやすいちゅうのはそういうのあります。骨に入って至近距離から骨髄とかに照射してるわけですから。ねえ。

そういうこれまでその元素に放射性のなかったものに放射性のものを作った時に濃縮するんです。それが人工放射能の濃縮です。今まで天然でそういう濃縮するものはないというのはさっきもいったように適応の結果なんです。

ところが我々が進化の適応の過程で1回も遭遇したことがない、原子力が始まってから初めてできたものに対しては我々はそういう適合をもってないんです。遭遇しなかった。

ところが今これやると具合悪いんで、昔そうだった。

昔は人工放射能も自然放射能も同じようなもんだと考えたのは一理あったんです。私もそう習ってきたしそう思ってます。なぜなら、ウランの核分裂の結果できる人口放射性核種を出す放射線はアルファ線かベータ線かガンマ線なんです。天然にある放射線もアルファ線かベータ線かガンマ線なんです。出す放射線は同じなんです、ウランの分裂の結果できるものも、天然にあるものも、出す放射線は同じなんです。放射能ちゅうのは放射線を出す能力のことで最終的にわれわれ生物に傷をつけるのは放射線ですから、放射線が同じなら人口でも自然でも同じじゃないかと昔は考えていたんです。これについて。

ところがそれは間違っていた。挙動の違いがあったわけです。

濃縮するかしないか。それがわかったあとなのに、推進側は今度、それがこれがだめちゅうことになってわざとこっちへ持ってきた。

放射線の問題にして、人工の放射線でも例えば医療の放射線出してきたり、あれも人工の放射線。自然に天然に宇宙から飛んできてるやつもみんな放射線は放射線で、みなさん傷つけてますよ人工にも自然にも差ありませんよと。

放射線取り上げたら差はありません。ここには差はないんです。

だけど放射線が同じか違うかじゃなかったんです問題は。放射線を出す能力をもったこういうものが、我々の中で蓄積するか、しないかの違いなんです。

ヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90といった人工放射能は生体内に濃縮、蓄積し、生物がこれまで適応してきた自然放射能とは比較できない影響を人体に及ぼす。この認識をベースに、放射能は人間の体にどのような影響を及ぼすのかを考えてみよう。

我々の体は、50兆から60兆の細胞が集まってできている。

その細胞の一つ一つには、核と呼ばれる小さな袋があり、

その中にはDNAと呼ばれる細い2本の糸が対となって、らせん状に巻かれている。

このDNAには4種類の分子が10億個もつらなり、小説1万冊相当の情報がびっしりと書き込まれている。これを我々は、遺伝子と呼んでいる。

DNAは細胞分裂の直前に染色体といわれる46本の束にまとめられるが、そのうちの2本ずつは同じ形をしている。実は46本の染色体のうち23本は母親から、残り23本は父親から受け継いだものである。DNAは我々の命の本質にほかならない。

人間が人間であることも、このDNAから読み取られた情報の一つである。2本足で歩くこと、手を器用に使うこと、物を考えること、笑ったり泣いたり、豊かな感情をもっていること、これらの情報はDNAを通じて、親から子供へ正確に伝達される。

DNAの役割はそれだけではない、今、この瞬間にもあなたの全身すべての細胞の中で、DNAは生きる上で必要な様々な反応を絶え間なくコントロールしている。つまり、我々が生命活動を行うために欠くことのできないすべての情報がDNAにインプットされているのだ。DNAが命の設計図とか、命の本質とか呼ばれるゆえんである。

この録音テープをDNAだとしよう。流れている音楽こそ命である。

そして、この小さな磁石を放射能だとしよう。その磁力が放射線である。

微量の放射能は体の外にある場合全く問題はないが、

体内に入った場合は至近距離からDNAを傷つける。すなわち、命の本質を破壊するのだ。

命の情報テープは放射能によってたやすく傷つけられてしまう。放射線の一粒子がDNAの一部分を弾き飛ばしてしまうのだ。

その傷がほんの小さなものであっても、生物にとっては致命的な損傷になりえるし、大きく傷ついたDNAはもはや元には戻らない。DNAにおきたこのような変化を、遺伝子の突然変異という。

では、放射線によって遺伝子に傷がつくと、何が起こるのだろうか。

人間は、胎児から幼児、大人になるまでの成長期には、細胞が盛んに分裂して増えている。しかも細胞が分裂するときには、DNAが傷を受けやすくなっている。すなわち、放射線によって引き起こされる障害は、細胞分裂の盛んな若い人ほど起こりやすいということである。

DNAに傷を受けても、その細胞がすぐに死んでしまえばそれほど大きな障害は起こらない。

問題なのはその細胞が生き残って増え始めた時だ。

傷ついた細胞が2つに分裂し、2つが4つになり、4つが8つになり、やがて10億以上の塊となった時、我々は初めて体内の異常に気づくことになる。

すなわち、がん細胞の発見である。

これは、日本癌学会で発表された、日本全国の5歳から9歳男児のがん死亡増加率。大規模な核実験があるたびにがん死亡率が跳ね上がり、1965年には核実験をやらなかったころに比べて6倍も増えている。

人口放射能が環境中にばらまかれ始めて、子どもたちのがんは急増した。

厚生省のデータを見てみよう。

悪性新生物すなわち、がんは、うなぎ上りに増え続けている。

こどもたちとて例外ではない。

園児や学童の間でも、がんは近年急速に死因の上位を占め始め、10歳から14歳の学童では死因のトップ22.6%を占めている。すでにガンが成人病であるとの認識は捨て去らなければならない。

放射線によってDNAが傷つけられてからガンになるまでの期間は数年のこともあれば30年から40年かかることも
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by fujinomiya_city | 2011-07-10 23:08 | 放射能の正確な危険性を学ぶ | Comments(0)
2011年 07月 10日
ドキュメント「放射能はいらない」文字起こし
ブログ「ざまあみやがれ」より転載 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/

このお茶は放射能で汚染されている。1986年5月チェルノブイリの放射能は8000キロも離れた日本に到達し、雨となってこのお茶の上にも降り注いだ。
その直後に測定したデータでは、合計1269ベクレル、そのうち半減期の短い放射能のいくつかは減衰したが、まだこのお茶には200ベクレル近いセシウムが含まれている。
円高とグルメブームを反映して今私たちの食生活には夥しい量の輸入食品があふれている。その量は年間2500万トン、日本人一人当たり1日600グラム、カロリー摂取量にすると、食品のおよそ半分を輸入に頼っている。 国内メーカーの食品にも、知らぬ間に輸入食品が使用され、消費者には国産として売られている。食の国際化の名のもとに、原産地も、どんな作り方をしているかもわからない食品が、大量に日本人の胃袋に吸収されているのだ。そしてチェルノブイリ原発事故以降、日本はヨーロッパ諸国からの食品輸入を大幅に増やし、甘い基準値、抜け穴だらけの検疫体制によって大量の汚染食品が市場に出回ることを許してしまった。
厚生省の輸入検疫など全く当てにならない。
自分たちの命と健康は、自分たちで守らなければならない。数多くの市民グループが、食品の放射能測定を進めている。

「今までは生産者とかそれから自分が選ぶ段階で、ある程度無添加のもの、無農薬のものは手に入りましたけれど、放射能の汚染に関しては、見た目とか、作ってる人自身にもね、客観的な判断ができないということで、大変な驚きを感じたわけです。」

「もちろん食品の放射能汚染ということに気づいたときに、即座に私自身も測定器が持てるものなら持ちたいと思ったわけですけど、金銭的な問題もありますし、はたして自分がそれだけの技術的なことができるかということもありまして、」

「まぁ半分はまたこれも夢で終わるなという感じで、ま上の方には話したんですけどね、そういうふうなお金と労力と技術的なことということで、いったんは生産者とか販売業者の方に測ってくださいという形で活動の方向を展開していったわけですけれど、」

「とにかく私たちは日々食べる物の科学的なデータが欲しい、またそれを仲間たち、子どもを育てている自分たち母親に一人でも多くの人に伝えたいということで、自分たちの測定器ということにやはり戻ったわけです」

「これがあの、今日測りましたフィンランド産のチョコレートのスペクトルですけれども、ここの塗りつぶされた部分、これがセシウム137と考えてもらっていいわけです。」

「その隣にあるのが、セシウム134と考えていただいていいわけです。」

「このチョコレートからはキログラム当たり40ベクレル程度出ているということになっています。フィンランド産のチョコレートは最近スーパーで安売りの目玉商品として売られていたものなんですが、100グラム1枚100円というだいたい国産の半額以下の値段で売られています。」

「こういうものが安いということで非常に出回っているわけですけれども、まあ注意が必要ではないだろうかというふうに考えています。 」

「それと、他に測ったものではイタリアからのスパゲッティを測っておりますけれども、イタリアからのスパゲッティすべてに検出されるという状況ではなくなっています。40ベクレル出るものもあれば、ほとんど検出されないというものもありまして、そういう点では消費者は選択がですね、非常にしにくくなったという状況が言えるのではないかという風に考えます。」

「それからこれは食べ物ではないんですけども、ピートモス、フィンランド産のピートモスには非常に出まして、だいたい2000ベクレルぐらい出るという状況があります。それからピートモスの袋を見てもらうとわかるんですが、きゅうりに使ったりということで食用のなんて言いますか土壌に使ったりすることもありますので、そういう点では非常に注意しないとそれを体内摂取してしまうというふうな状況が起こりえるということで心配しております」

「食品汚染を避けていればいいという問題ではなくて、なぜこれが引き起こされたかということにやはり行くと思うんですね。ですから原発というのは国境がないとよく言われますけれど、それはソ連から私たちが被害を受けたという、そういう事実ではなくて、私たちもすぐそばに浜岡原発、あるいは日本国中すぐそばですよね。」

「そういうものを抱えているっていうのは、明日現地になるかもしれないということで大変不安ですし、やはりこの便利な生活を維持するために、私たちは反対に何を失っているんだろうということを強く感じました。」

チェルノブイリ原発が放出した放射能は、我々のごく身近なところにその姿を現した。
これらの汚染食品は、人体にどのような影響を及ぼすのであろうか。

例えば国産の粉ミルクにはオランダなどから輸入された乳糖が使用されており、どこのメーカーのものでも2、3ベクレルは汚染されている。食品を選ぶことも、拒否することもできない乳児にとってこの汚染値はどういう意味をもつのだろうか。

「乳児は大人の100倍くらい感受性が違うから、赤ちゃんが2~3ベクレルのミルクを飲んでるのは大人が200~300ベクレルの食べ物食べてるのと同じだから。だから、決して無視はできない。かといって今言ったように、赤ちゃんが絶対に危険かといったらそうも言えない。確率的に起こる問題で」

埼玉大学理学部、市川定夫教授。ムラサキツユクサによる微量放射能の研究で世界的に著名な遺伝学者である。

「赤ちゃんでだいたい100倍と考えると胎児はもっとですか?」

「いや、妊娠後期の胎児と赤ちゃん、乳児くらいまでだいたい同じ」

「あーそうですか」

「うん。一般的に言うと大人と学童と比べて、学童が、だいたい小学校行ってるくらいが10倍感受性高いわけ。その学童と乳児、生まれたての赤ちゃんと妊娠後期の胎児がだいたいまた10倍くらい違う」

「妊娠初期はもっと感受性高いんだけど、逆に、放射線に感受性が高すぎるためにひどい傷がつくと流産しちゃうから。もうひとつ別のファクター入ってくるから、結果として出てくるのは妊娠後期とほぼ同じか、それよりもかえって少なくなる」

さて、私たちが知ることができるのは、ほとんどの場合食品に含まれるセシウムの汚染値だ。

だが、チェルノブイリ原発事故は、セシウムの50倍から100倍も危険だとされるストロンチウム90も大量に放出した。

しかしこうした測定機ではベータ線しか放出しないストロンチウムは全く測れない。輸入食品にはストロンチウム90は含まれていないのだろうか。

「炉の中での生成量から見たらね、ヨウ素131の直後の量としてだいたいヨウ素131を100とすると、セシウム137がだいたい7、ストロンチウム90は6あるのよ、原子炉の中には。うん。それで放出される瞬間は、100に対して7、6の割でだいたい出たはず。」

「ところがストロンチウム90の方が、いろんなものと化合しやすいちゅうか結合しやすいから、カルシウムと同じ、だから、化合物になって重いものだから、近辺には落ちたけれど遠いとこはあんまり行かなかった。だから日本でいえば圧倒的にセシウムに比べてストロンチウムの飛んでくる量は少なかった。」

「ところが近辺はストロンチウムの量はだから事故現場に近ければ近いほどセシウムに匹敵する量がある。だから日本に今来てる、降った量がそうだから、日本に来てる食品の中でも、事故が起きた近辺に近いほどセシウムに近いストロンチウムがある。同じヨーロッパ産でも遠いやつほどセシウムに比べてストロンチウムはうんと少ないという、そういう関係になってるわけね。」

「で最大限見積もれば例えばブルガリアから来る例えばバルクワインだとか、ブルガリアから送られて来るパスタ類とか、そういったものをとりあげれば近いから、そういったものだったらストロンチウムがセシウムに比べて半分くらい入ってるとか、そういうことはありうる」

では、ストロンチウム90は、なぜセシウムの50倍~100倍も危険なのだろうか。

これは体内に入った放射能が排泄によって半分に減る期間を、おもな放射性各種で比べたもの。セシウム137は、排泄によって70日前後で半分になるが、ストロンチウム90は骨に入り、50年たってもまだ半分しか排泄されない。つまり、取り込んだら最後、ほぼ一生涯、放射線を被ばくし続けるということである。

「やはり実際問題としては自分たちにデータが来ないということがありましてね、これはやはり自分たちでやらないと、科学的にものが言えないし、国がやってることに、また地方自治体なんかに入れてくださいということでまどろっこしい論争をしているよりも、」

では、放射能はなぜこのように、その種類によって体内に集まる場所や、そこに留まる期間が違ってくるのだろうか。それを知ることがすなわち、放射能の本当の危険性を知ることである。

86年5月3日、チェルノブイリの放射能は、ジェット気流に乗り、わずか1週間で日本に到達した。

雨、大地、野菜、水道水、牛乳、母乳など、日本国中ありとあらゆるものが放射能で汚染された。

その中でも特に濃度の高かったのがヨウ素131である。

8000キロも離れた日本で、これほどの汚染値が検出されようとはだれも予測できなかった。測定器が壊れたかと思うほどの放射能に、数多くの関係者が度肝を抜かれたのである。

「370ベクレルちゅうのは10000ピコちゅう意味です。」

「つまり、このころ、今の輸入制限値よりも高いか、その前後の値がたくさんザラザラ日本にあった。この8000キロ離れた日本にそれだけ放射能を、ヨウ素を降らした。あの事故はね。」

「さぁそのヨウ素なんですが、ヨウ素は放射能の半減期が8日、厳密には8.06日ですが、ところがこの八日でどんどん減っていくはずのヨウ素が、今日の主題の、濃縮ということに、どういう現象を起こしたかというのを今から図をかきます。」

「縦軸にヨウ素131の濃度を取ります。ヨウ素131による汚染度と考えてもらって。」

「こちらにヨーロッパの場合は、これ西ヨーロッパです。こちらでは10日刻みに、向こうではだいたい一番早いところで4月27日の深夜から降り始めたんですが、だいたい28日から降り始めた、全面的には、ヨーロッパの場合。で、1日、11日、21日、6月の1日と11日と、ほぼ10日刻みで切りましょう。」

「そうするとどういうカーブが得られたかというと、ひとつは5月1日くらいにピークがありまして、」

あとは8日で半分、8日で半分、8日で半分という感じで、減っていったカーブがひとつ得られた。」

「これは何かというとここに環と書きます。環境値つまり大気の中や、大気の中にチリとして存在したヨウ素、あるいは薄い雨水に交じって降ってきたヨウ素、雨水の中や空気中のヨウ素、それを環境中のヨウ素で環と書きます。こういうカーブを描いた。」

ところがヨーロッパの私がWHOから得たデーターを、地域によって先…」


幅がありますから絶対値は入れませんが、相対的な値としてほぼこれのピークの4割くらいのピークを示して、半分よりちょっと小さいくらい4割から5割くらい。幅がありますから、絶対値は入れません。

相対的な値として、ほぼこのピークの4割くらいのピークを示して半分より小さいくらい、4割から5割くらい。
やはり5月1日くらいにピークを示して、だんだんだんだんこう落ちて行ったんですが、中ごろまではこう落ちてきたんですが、それから急に上がったカーブがもう一つある。
それがこの高さのこの高さです。この高さの6、7倍。

5月の半ばごろからグーッと上がり始めまして、6倍から7倍ぐらい上がりまして
あとはまた8日で半分、8日で半分、8日で半分と。

これを野菜、牧草、つまり植物。
ここで示されたこれこそが濃縮なんです。とにかくヨーロッパでこういうことが起きた。
ところが問題は日本なんです。日本政府はどうしました?

皆さん覚えていますかね。日本政府は科学技術庁が5月19日に記者会見をしまして、5月19日です。
記者会見をしまして、環境中の放射能がヨウ素がどんどん減ってきたと。
したがって観測を打ち切ると。ということをいいました。5月22日でもって、ああして全都道府県で測っていた体制が打ち切られました。

5月22日のデータが最後です。5月19日に打ち切ると宣言して22日でおわりました。
さて、ヨーロッパはこうだったんですが、日本はさっきも言ったように、ヨーロッパが4月28日から降り始めたのに対し日本は5月3日からですから、5日遅れです。
5日遅れの日本で5月22日ですからヨーロッパでいえば5月17日です。
5月17日あたりに矢印。
今から野菜や牧草のデータがどんどんあがるという直前に打ち切ったんです。全都道府県のデータ。

僕たちはもっと続けるべきだと申し入れました。だけど聞いてもらえません。それからどうしてこれが打ち切られたのか、国会の質疑にもありました。
何と答えたかというと、日本はさっきも言ったように、絶対値はヨーロッパより少なかったんですよ。
しかし同じパターンは見られた。
だから日本でさっき見られた13000ピコキュリーとかいうのは、10000ピコキュリーあればここは何万ピコキュリーだったはずです。いいですか。
ここですら今の基準値を超えてたんです。
ここは今の基準値をはるかに超えていた。 幹事長は重々知っています。日本では5月6日ごろにピークがあったら次は6月6日ごろにピークが来るということは知っております。あえて打ち切った。

国会の議論で何と答えているか。日本はいずれにしてもデータは低いと。ヨーロッパに比べると。低い。
すぐさま健康に影響があるようなデーターではない。
こういう高いピークが現れることを国民が知ることによって、神経質になりすぎて食事を食べなくなったり、ノイローゼになったほうが健康上問題が大きいからこれやらなかったんですか。
こういう事実を知られたくなかった。
これ知らなくても、世論で初めて朝日もNHKも毎日も読売もそうだったですな。
初めて原発反対という世論が5割を超えたんです。この事故の後。
もしこれを知ってたらもっと変わったでしょう。
この辺で行った調査で5割超えた。しかもね、ここで安全宣言みたいにやった。
特にね、ある新聞がね、幹事長(?)安全宣言という、見出しで出しちゃった。安全宣言と。打ち切ったちゅうのは安全宣言と。
ですからこれまで気持ち悪いなぁと思ってた人も、バリバリ食べだした。
皆さんの中にもそういう人あると思うんです。これで安心して。これは食べなかったけどこれはさっさと食べた。

牛乳も、牛乳はヨーロッパでは3日遅れる。
なぜなら牧草を牛が食べてそれが牛乳に出るまで3日あるんです。ね。
あの当時、日本の政府はこうやっちゃった。
だけどヨーロッパのデータでこういうのは出てくるんです。だからこのヨーロッパのデータを彼らも手に入れてるのにどうして出したがらないのかというとこれがあるからです。

さ、こういうことでですね、ヨウ素というのは本当に早く濃縮するんです。早く減るんですが、早く濃縮するんです。それで、事故の後ヨウ素が一番心配される。
皆さんもご存じのようにヨウ素は私たちの体に非常に早く入ってきます。植物にも非常によく入ります。
植物の場合は空気中から植物の体内に、何百万倍にも濃縮します。

われわれが今までに得ているデータでは200万倍ないし1000万倍に濃縮します。われわれがこれを食べると、今度は人間の場合はヨウ素は甲状腺に集まるわけですね。植物では組織で活発に成長しようとしているところとか、花をつくろうというところに集まるわけです。人間の場合は甲状腺です。
甲状腺でヨウ素を使って成長を促進するホルモンを作り出して、子どもが成長する。
大人の場合は体の調子を維持するためにヨウ素が使われる。

さ、そういうふうに大人に比べて成長にヨウ素を必要とする子どもの方が甲状腺に集める速さはずっと早いんです。
大人に比べますと、学童、つまり小学校くらいの子どもたちは大人の10倍くらい早くヨウ素を甲状腺に集めます。
それから、お乳を飲んでいる乳児は、あるいは妊娠後期の胎児、どんどん大きくなっていく胎児は、学童よりもさらに10倍、ほぼ10倍速くヨウ素を甲状腺のところに集めます。
したがって、乳児と大人と比べると100倍も違うんです。
赤ちゃんや胎児にとって甲状腺は、心身の成長を制御し、ホルモンを分泌する大切な器官である。
そこに放射性のヨウ素が集まると、どのような障害を起こすのだろうか。

それはほとんど解明されていないが、生まれつき甲状性ホルモンの分泌に障害があるために起こる病気として、クレチン症、先天性甲状腺機能低下症がある。

表情に乏しい、不活発、便秘がひどいなどの症状が特徴で、放置すると発育障害を起こす。つまり、体の発育が止まれば身体障害、知能の発育が止まれば知能障害になる恐ろしい病気である。

このクレチン症の赤ん坊が、スリーマイル原発事故の翌年にはその周辺地域で平常時の4倍以上生まれたとの報告がなされている。

また、アーネストスタングラス博士は、スリーマイルの風下地域で、新生児の死亡率が40~50%も異常に急上昇したとの研究報告を発表した。

では、スリーマイル原発事故では、どれだけのヨウ素131が放出されたのか。
公式発表での最大値は、事故2日後に周辺の牧場から集めた牛乳1リットル当たり、36ピコキュリー。
一方、86年5月、日本での測定値は茨城の原乳から310ピコキュリー。
新聞には発表されなかったが、島根の原乳からは、678ピコキュリー、また輸入の配合飼料ではなく、屋外で草を食べていた千葉のヤギ乳からは、2350ピコキュリー。
これらの発表データを信じるとしたら、ほぼ日本全域で、スリーマイル周辺の10倍から20倍の汚染があったことになる。

果たして、日本の幼い子供たちはどのような影響を受けたのだろうか。
甲状腺に集まるヨウ素に比べ、セシウムは食品と一緒に体内に入ると、やがて腸管から吸収され、血液の中に入り、全身に広がって、特に筋肉などに蓄積する。その化学的性質は、ナトリウムやカリウムに似ており、体内に入っても比較的早く排泄される。
セシウム137は、自然放射能のカリウム40とかなりの共通点をもった人工放射能である。
では、どこがどう違うのか。
そのカリウム40というのは、正しいカリウム、地球上に存在するカリウムのうちのほぼ1万分の1です。1万分の9999は放射能のない安全なカリウムなんですが、1万分の1の割でカリウム40ちゅうのが交じってます。ただそれでも、1万分の1なんだけど、みなさんが天然の放射能から受ける被ばくのほとんど大部分はこれなんです。
これに次いで多いのはラドンです。ときどきラジウム温泉とかラドン温泉なんか行かれると、そのラドンの被ばくがちょっと加わる。

だけど日常的な生活である限りはほとんどこれです。カリウムちゅうのは、そういういたずらもんが混じってますから、生物はものすごくその地球上にでた生物はカリウムによく適合しています。こういういたずらものがあるカリウム。

カリウムちゅうのはどんどん我々の体に入ってくるけどどんどん出て行くんです。入るスピードと出るスピードが同じなんです。われわれの体の中にカリウムを蓄える器官とか組織はまったくありません。

植物にもない、動物にもない、微生物にもありません。 カリウムはみなさんもご存じのように、窒素・リン酸・カリという三大肥料のひとつで、絶対に必要なんですがどんどん取り込んでどんどん出して循環させて利用している。
それなぜかというと、こういういたずら者がまじってたから。カリウムをどんどん蓄える生物が進化の途中で現れたとしたら、その生物は例えばこんなところに集めるとしますと、

ここの被ばくが大きくなりますから、カリウムを蓄えるということはカリウム40も増えるということですから1万分の1の割でね。だからここに被ばくが大きくなりますからそういう生物は不利でしたから栄えなかった。
つまり現在まで生き延びてるというのはこの地球上で不利な性質をもたなかったから今生き延びているわけで、ですから現在の生物がすべてカリウムをたくわえないのはそうなんです。

さて、このセシウムちゅうのは残念なことに天然のセシウムに放射能のやつ、ないんですが、こういうやつを原子炉の中で作りますと、カリウムとさっき言ったように化学的性質は同族ですからよく似ています。よく似てますから、セシウムはどんどん入っていきます。残念ながら体の中に。どんどんはいってきます。で、やはりカリウムと同じようにどんどん出て行きます。

しかし、問題があるんです。
われわれの腎臓、物を排出する腎臓はカリウムに対しては出てきたと同じスピードで排出する能力を持っているんです。
セシウムに対しては排出する能力がちょっと劣るんです。胃か、胃壁や腸壁を通って入ってくる早さはこれと同じなんです。出て行く速さが少し遅いんです。

入ってくる、ほとんど出て行くんですが、

例えば100入るたんびに1個は残っていく、100入るたんびに1個は残っていく、とやってだんだんだんだんたまっていくのがセシウム。

さっきのヨウ素は入ってきたものは確実に必要なところへ持って行ってしまって、ため込む一方。だから急速な濃縮をもってる。
これはむしろゆっくりの方です。ですからじわじわじわじわと時間をかけて増えます。

ラップランドの人たちは事故から1年もたって体内のセシウム量が急激に上昇した。87年8月には5万ベクレル、9月には10万ベクレルという例も報告されている。

ヨウ素はわずか1カ月で生体濃縮したが、セシウムはこのように長い時間かけて、ゆっくりと体内に蓄積する。

では、食品のセシウム汚染はいつまで続くのだろうか。

セシウムはむしろ多年性の植物の場合はまだまだ増えてくの。前の核実験のときのデータというのは13)

1962年に部分確定条約が調印されて、63年以降大気圏内の核実験が米ソイギリスによって止めた、やめられたわけね。フランスと後中国はまだやったけど。

でそれで62年にものすごい大量の駆け込み大気圏内核実験がやられたときに、環境中のセシウムがピークに達したときがあるんだけど、

環境中のセシウムのピークは62年の駆け込み実験によって62年の末から63年にかけてが一番多かった。

ところが植物体、特に多年性の植物体の最大値は5年後に来てるわけ。というのはセシウムというのはゆっくり体に入ってきて大部分は出て行くんだけど循環してるわけ。で一部が残っていくちゅう形でだんだん濃度が高くなる。だからヨーロッパのデータを見てもまだ高くなっているのはお茶とか、ナッツ類とか、月桂樹の葉とか、こういうのは今検査しているのは日本に入ってきているのはむしろ値は低くなってきているけども、ヨーロッパのデータを見るとますます高くなってるわけね。そのかわり1年性の小麦とか、そういうものの値はだんだん低くなっている。

「スパゲッティなんかは下がってますね、多年生というと具体的には果実はぜんぶそうですか」

果汁そう。

「リンゴでも何でも果物でも全部そうですね」

つまり生育期間が長いほどため込む時間が長くなる。

生育期間の長い人間も同じことである。日本人の体内にもセシウムはじわじわと蓄積されている。事故から1年目の時点でおよそ60ベクレル。事故前の3倍に増えている。果たしてこのグラフはどこまで上昇するのだろうか。

推進派は、放射能が生物の体内で濃縮することは認めながらも、排出もされるので一定量以上は濃縮されないと強調する。

放射能はビタミンCなどと同じように、いくら食べても一定量以上は排泄物と一緒に出て行ってしまうので、体の中にどんどんたまってしまうというのは嘘っぱちだというのだ。

一体、それ以上濃縮されない一定量とは何ベクレルなのだろうか

当然、どんな生物も新陳代謝しているわけだから、あるところまでどんどんどんどん濃縮していく、それで飽和っちゅって、その元素も要らなくなると、一定の割でそれ捨ててまた取り込んでいくから、飽和になったら当然一定に達する。これもう……。
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by fujinomiya_city | 2011-07-10 22:46 | 放射能の正確な危険性を学ぶ | Comments(0)