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2012年 07月 30日
再稼働反対アクション@富士宮
8/3追記
本日は都道府県48箇所でアクション!おそらく過去最大規模になります。
【北海道・岩手・宮城・群馬・福島・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜
・静岡・愛知・滋賀・京都・大阪・兵庫・鳥取・島根・岡山・広島・徳島・香川・愛媛・高知
・福岡・佐賀・宮崎・鹿児島】48本の行動。詳細→http://demojhks.seesaa.net/
----------------------------------------------------------------------

毎週金曜日には多くの人が、首相官邸前で原発再稼働に抗議しています。
その輪は32都道府県に広がり、静岡県でも何かしたいとの想いが高まっています。
静岡市に続いて富士宮でも集まりましょう!金曜の夜に!

首相官邸までは遠くて行けないけど富士宮なら行けそう、そう思った方は是非!
一緒に抗議しませんか!

『再稼働反対アクショ ン@富士宮』

8月3日(金)18:00~19:00

場所:「浅間大社前」交差点南側

これは「デモ」や「集会」ではありません。ひとりひとりの意思で気持ちをアピールするものです。礼儀正しく秩序を守ってね。
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写真奥が浅間大社前交差点です。
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予備校の後ろに「せせらぎ広場」があります。入口に大きな鳥居がある駐車場です。e0242084_23385590.jpg
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by fujinomiya_city | 2012-07-30 23:45 | アクション情報 | Comments(2)
2012年 07月 28日
何故放射線を浴びるとガンになると言われているのに放射線を浴びてガン治療ができるのか
ブログ「チダイズム」さんより転載


皆さんは、こんな素朴な疑問を思ったことは

ないでしょうか? どうして放射線を浴びると

がんになると言われているのに、放射線を

浴びせると、がんの治療ができるのか。



よく考えると、矛盾している気がしますよね。

「毒をもって毒を制す」みたいなことなのかと

思えそうですが、予防注射のように、放射線の

量によって変わるわけではありません。



「どうしてなの?」



実は、がんになるメカニズムと、がんを治す

メカニズムは、まったく同じ原理だったりします。

人の体に起こることは反対なのに、メカニズムが

同じと言われても、さっぱりわからないですよね。

今から詳しく説明していきましょう。



「がん」とは、悪い細胞が異常に増殖したもの。

ものすごいスピードで増殖するので、どんどん

進行していくのですが、その分、すごい速さで

細胞分裂をしています。



で、細胞分裂で新しくできたばかりの細胞は、

放射線に弱く、放射線を当てられると、簡単に

死んでしまうという特徴があります。



細胞分裂が活発な悪い細胞に放射線を当て、

細胞を殺せば、がんの進行を食い止められる。

これが「放射線治療」のメカニズム。



新しくできた悪い細胞を殺す。



その代わり、がん細胞のまわりにある正常な

細胞も傷つけてしまうため、まったく副作用が

ないというわけではありません。



とはいえ、余命が短い人が、この治療により、

少しでも長く生きられるなら、がんを治すために

浴びせる放射線は、人にとって有効と言えます。



ところが、活発な細胞分裂をしているものは、

がん細胞だけではありません。まさに健康に

スクスクと育っている成長期の子供や赤ちゃん。

彼らもまた、活発な細胞分裂をしているのです。



こうした子供たちの新しい細胞に放射線が

当たってしまうと、その細胞は死んでしまい、

修復機能によって、死んだ細胞は消されて、

また新しい細胞が生まれます。



正常に働けば、何の問題もないのですが、

ごくまれに「死にきれないゾンビ細胞」が

生まれてしまうことがあります。



DNAが破壊されたのに、生き残った細胞。

これが修復機能によって消されることがなく、

異常に増殖してしまうと、「がん」になるのです。



要するに、メカニズムは同じ。



細胞分裂の少ないオッサンが「がん」になる

確率は少なく、細胞分裂の多い子供たちが

「がん」になる確率が高くなってしまうのは、

こういう理屈があるからなのです。



「人間には修復機能があるから、放射線で

細胞が攻撃されても大丈夫なんだ!(キリッ」



他人のブログに、テメエのアホ理論を書いてる

ヒマがあったら、原発に行って証明してこいや!


放射能は気を付けるべきで、

なるべく食べないべきである。
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by fujinomiya_city | 2012-07-28 11:01 | メモ | Comments(0)
2012年 07月 27日
8月のムシャムシャ話そう会
ムシャムシャくらぶの「話そう会」のお知らせです。

今回は富士市のママさんの会と合同企画です。

もちろん、どなたでも参加できます。初めての方もお気軽にご参加くださいね♪

日時:8月1日(水)9時~12時 時間内出入り自由

場所:富士宮市民文化会館 和室 

お子さん連れOK!(給湯設備有ります)

参加費:一世帯100円(施設使用料として)

情報交換、悩み相談、世間話など何でも思いっきりお話しましょう!

お問い合わせ:管理人の宮っちまでコメント欄かメールでお願いします。
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by fujinomiya_city | 2012-07-27 10:09 | お知らせ・催し物など | Comments(0)
2012年 07月 24日
エネルギー政策を変えるために、パブコメを出そう!
政府はエネルギー・環境会議で今後のエネルギー政策や環境戦略を議論しています。
6/29「エネルギー・環境に関する選択肢」がまとまり、これに対する意見(パブリックコメント)を募集しています。

しかし、『エネルギー・環境に関する選択肢』の内容は原発が稼働することを前提としているものであり、
原発再稼働組は2030年の原発発電割合を15%というシナリオですすめています。
それは2基の原発を新設することです。

福島原発の事故は収束していないばかりか、現在も続いているなかで、この事故を踏まえた上での
エネルギー政策とはとても言えません。

未来の子どもたちと世界への責任として、未来のエネルギー政策を変えるために
みんなでパブリックコメントを出しましょう!

福島原子力発電所の事故は終わっていない。
日本のエネルギーの30%だった原子力発電は今、大飯原発3号機1基のみ。→それでも電気は足りている。
福島原発周辺以外の空間線量が軒並み下がっている。→原発が動けば放射性物質を出し続ける。
安全と言えるまで10万年かかるプルトニウムを含んだ使用済み核燃料が日本にはウラン重量で約1万900トンある。
→しかも「再処理」すると、原発1基が1年間出し続ける放射性物質を「六ヶ所再処理工場」はたった1日で海や大気に放出する。


【パブリックコメントについて】
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf

締め切り:8月12日 午後6時まで 100字以内(←少ない!原稿用紙1枚分も無い)

提出方法
★インターネット 内閣府HP「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集から
https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0027.html

★FAX インターネットで「エネルギー・環境会議」に入り
「パブリックコメント」をクリックすると、その中に専用FAX様式があります。

送信先は、03-6368-9460
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係

★郵送 〒100-8779 東京都中央区銀座8丁目20-26 郵便事業株式会社 銀座支店留
「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント受付係

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by fujinomiya_city | 2012-07-24 22:27 | パブリックコメント | Comments(0)
2012年 07月 24日
被災地域からの魚をカンボジアの学校児童に:プノンペ・ンポスト紙
ODAとして日本が被災地の魚を途上国へ配り、子どもたちに食べさせている問題について
「脱原発の日のブログ」さんの記事を転載させてもらいました。


被災地域からの魚をカンボジアの学校児童に:プノンペ・ンポスト紙 2012-07-13 18:54:02
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/nuclear/tepco-nuclear-disaster/1207
0401.htm
農業情報研究所>環境>原子力>東電福島第一原発事故関係>2012年7月4日

日本政府とWFP、大震災・原発事故被災地の魚を途上国の学校児童に 放射能汚染は
ないと言うが、なぜわざわざ・・・

プノンペン・ポスト紙の報道によると、日本政府と国連食糧計画(WFP)が東日本
大震災と福島原発事故の被災地域からの魚をカンボジアの学校児童に食べさせること
を計画している。日本外務省の政府開発援助(ODA)プログラムが提供する食料援助
は、カンボジア、ガーナ、コンゴ、セネガル、スリランカの学校児童に被災地域の魚
を供給する。

 少なくくとも日本の一つの反原発グループ・「ストップ!浜岡原発」がこの政府開
発援助/WFP計画に抗議しているが、WFPは、厳格な検査をしても魚から放射性物質は
検出されず、原発事故による汚染の心配はまったくないと言っているという。

 カンボジアのWFPディレクターによると、3月にカンボジアに到着した124トンの魚
は日本と二人の独立監督者により検査されている。魚は北海道と青森から調達され
た。

 しかし、日本の” news report”は、魚は茨城県から調達されたと報じている。
「ストップ!浜岡原発」のYukie Tokuraは、日本政府のダブルスタンダードに恥じ入
ると言っているとのことだ。彼女は、日本政府は、日本人が買おうとしない魚を、国
際援助の名で途上国に押し付けているようにみえると言う。

 プノンペンの日本大使館はポスト紙の問いに答えず、カンボジアの教育省と保健
省は、そんなプログラムは知らないと言っている。そして、WFPは、検査の結果は”
内政上の理由”(because of internal policies)で公表.されないと言っていると
いうことだ。
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http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012070457180/National-news/wfp-feed-fukushima-feesh.html

 WFP to feed schoolchildren Fukushima fish,The Phnom Penh Post,12.7.4 http:
//www.phnompenhpost.com/index.php/2012070457180/National-news/wfp-feed-fukus
hima-feesh.html

 寡聞にして、筆者もこのようなプログラムがあるとは知らなかった。日本のマスコ
ミの追及と報道を期待したい。

______

[追記]さっそくストップ浜岡の戸倉さんがプノンペン・ポスト記事の全訳を送って下さいました。

一人でも多くの方が知ってくださり嬉しいです。
以下、私の和訳です。急いで訳したので、間違いがあるかもしれません。
修正等お気づきの点があればよろしくお願いします。
戸倉

WFP to feed schoolchildren Fukushima fish
The Phnom Penh Post
訳文:
世界食料計画(WFP)、福島の魚を子どもたちの給食に

日本政府と国連世界食料計画(WFP)は、昨年発生した東日本大震災と福島第一原発事故の影響を
受けた地域の魚(缶詰)を、カンボジアの学校給食として配布する計画をしている。

この計画は、日本の反原発グループが抗議をしている。しかし、WFPは、福島第一原発事故による
放射能汚染の可能性はなく、厳しい検査をしており、放射性物質はないというのがWFPの見解である。

この食料援助は、日本の政府開発援助案件として、被災地の魚をカンボジア、ガーナ、コンゴ共和
国、セネガル、スリランカに提供される。
今年の3月に124トンの魚(缶詰)がカンボジアに到着し、放射能汚染がされていないことを承認す
る前には、日本政府と日本政府ではない別の二人の検査官により検査が行われたと、WFPカンボジ
ア代表のJean-Pierre de Margerie氏は答えた。

「もしわずかでも放射能汚染されているという可能性があれば、WFPは支援物資とすることはしな
い。私は現場に行く時は、毎回必ず支援物資を受益者とともに食べるようにしています。そしてこの
日本政府が提供する魚の場合も同じです」とJean-Pierre de Margerie氏は話した。

Jean-Pierre de Margerie氏によると、カンボジアの貧困地域では、親たちが子どもたちを学校に
通わせるように、朝食を学校で支給しており、このプログラムは過去10年間行われている。日本政
府が支給した魚(缶詰)は、今年3月にカンボジアに到着し、このプログラムを通し10月まで支給さ
れる。

Jean-Pierre de Margerie氏は、この魚は、福島第一原発から数百キロメーター離れた北海道と青
森県で採れた魚だであると話した。
しかし、この魚(缶詰)は、日本の新聞報道によると、茨城県近海で採れた魚で、福島第一原発から
50キロしか離れていないという。
今後30年以内にマグニチュード8の地震が発生する確立が87%の地域に住むSTOP!浜岡原発の戸倉
由紀枝氏は、このODA案件を、日本政府の倫理観のない、ダブルスタンダードであり、恥ずかしく思
い、中止を求めている。

プノンペンの日本の大使館は本紙の質問には回答せず、またカンボジアの教育省と厚生省はこのプロ
グラムを知らなかったと答えた。

WFPは内部規則により、この魚(缶詰)の放射線量の検査結果は公表していない。

Friends Internationalの国際コミュニケーションコーディネーターのJames Sutherland氏は、
もしWFPにより支援物資である食料の安全が確認されたなら、それは相当なことであり、検査結果
を公表することで、安全性を再保証することになると話す。

また、「なぜ途上国だけで、他の国に提供されないのだろうか、とカンボジアの人たちは疑問に思う
のではないか」と、Sutherland氏は言う。

東日本大震災以降、漁船の破壊と放射能汚染の不安により、被災地の漁業関係者は深刻な影響を受け
ている。

昨年の3月11日に、東北地方でマグニチュード9の巨大地震が発生し、15メーターの津波が福島第一
原発を襲い、冷却装置が破壊された。
水素爆発が発生し、原子炉建屋の屋根と壁が吹き飛ばされ、放射性物質が大気に放出された。
それ以降、メルトダウンを回避するために大量の水が原子炉の燃料棒に放水され、放射能汚染された
水が、海に流された。そして、そ大量のヨウ素131、セシウム134、セシウム137が放出された。

食品を通して、安全基準値以上の放射性物質を摂取した場合、癌になる危険が増し、そして放射性物
質は甲状腺に蓄積し、成長を妨げる。
政府は、食品の安全性について懐疑的にもかかわらず、引き続き、この問題に関する情報が公開され
ることは少ない。
日本の厚生労働省が最近した検査やアメリカの環境保護庁の調査と放射能の専門家の調査では、魚の
放射能汚染は非常に低いか、ほとんどの国で放射能汚染は確認されていない。

気象研究所の最近の調査によると、地震後、福島第一原発一号機から以前の二倍のセシウムが放出さ
れ、その7割が海に放出されたことが、わかった。

写真キャプション:
昨年、放射能汚染の可能性がないか検査をするために、日本から輸入された魚のサンプルを手にす
る、タイ国食品医薬局の職員。
写真:ロイター

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by fujinomiya_city | 2012-07-24 10:21 | ODA魚缶問題 | Comments(2)
2012年 07月 23日
再稼働反対アクショ ン@静岡
先週の金曜日から静岡でも再稼働反対アクションが始まりました。

首相官邸までは遠くて行けないけど静岡なら行けそう、そう思った方は是非!
一緒に声を出して抗議しましょう!

『再稼働反対アクショ ン@静岡』

7月27日(金)18:30〜 19:30

場所:青葉公園

毎週金曜日 には多くの人が、首相官邸前で原発 再稼働に抗議しています
その輪は28 都道府県に広がり、この静岡でも何 かしたいとの想いが高まっています 。
集まりましょう!金曜の夜に!

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by fujinomiya_city | 2012-07-23 23:52 | アクション情報 | Comments(0)
2012年 07月 21日
給食のパンに国産小麦
昨年から既に一部の地域で学校給食のパンに国内産小麦が使われていますが、どうやら全国の学校
給食で国内産小麦を使うことになるようです。

原発事故以前は、農薬その他で心配な海外産よりも国内産小麦の使用をお願いしても
コスト面で…と言われてできなかったのに、どういうことでしょうか。

小麦は放射性物質の移行率が高く、ウクライナやベラルーシでも乳製品と同様に危険と後でわかったそうです。


【日本農業新聞】2012年7月19日
学校給食用パン 超強力「ゆめちから」+地場産 小麦粉 国産シフトへ 全パン連

学校給食向けにパンを納入する製パン業者団体の全日本パン協同組合連合会(全パン連)が、
全国の学校給食で使うパンの原料小麦を2013年度から、段階的に輸入から国産に切り替える
体制づくりを本格化させた。
超強力系品種の「ゆめちから」と各地域の中力品種をブレンドし、地域ごとのオリジナルパンとして
提供することを計画。
製パン、製粉、学校給食会といった関係者を集め製造方法などの研修会を開催中だ。
輸入小麦粉より原料価格が高くなることが課題で、食料自給率向上へ国に支援を求めている。


問い合わせ、抗議の電話はコチラ:全パン連 03-3352-3341

全国学校給食会HP:http://www.zenkyuren.jp/
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by fujinomiya_city | 2012-07-21 09:57 | 給食 | Comments(0)
2012年 07月 20日
富士市の瓦礫問題/昨日の話し合いの結果
昨日行われた市民と市との最終の話し合いについて、
その場に立ち会ってくださった「市民の街」さんからの報告がブログにUPされました
是非ご覧ください。http://change2011.blog.fc2.com/blog-entry-167.html

富士市「がれき処理暗礁」
中日新聞7/20

記事
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by fujinomiya_city | 2012-07-20 10:00 | 瓦礫 | Comments(0)
2012年 07月 19日
【瓦礫問題】富士市、焼却灰処分に苦慮
本日7月19日(木)富士市の瓦礫受け入れ問題で、市民と市との話し合いがあります。

場所は、吉永北まちづくりセンターで16時15分からです。

都合が合うようでしたら是非ご参加ください。

読売新聞7/19
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by fujinomiya_city | 2012-07-19 14:17 | ニュース新聞TVから | Comments(0)
2012年 07月 16日
旧東ドイツ、グライフスヴァルト原発の今、「 中間貯蔵施設と地元の町」
日本再生可能エネルギー総合研究所より転載 http://jrri.jp/index.html

現地ルポ:世界最大の原発跡地を見る。
           ~旧東ドイツ、グライフスヴァルト原発の今、part2「 中間貯蔵施設と地元の町」



1.中間貯蔵施設の建設と使用開始

 1990年に廃止が決まり、5年の停止作業を終えた後に、1995年政府の許可を待って、このグライフスヴァルト原発基地の解体作業が始まりました。

 原発基地での解体と除染が進む一方で、ここにたいへん重要な施設が建設されました。それが中間貯蔵施設です。ドイツ語で「Zwischenlager」まさしく、「Zwischen:中間」+「Lager:貯蔵」そのものの名前です。この中間貯蔵施設は、ドイツ北部にあることからさらに北を意味する「Nord」が加えられ、「Zwischenlager Nord(ZLN)」と命名されました。

 施設は、原発の敷地内に240億円の巨費を投じて建設されました。そして、1999年から、隣接した原発の使用済み燃料を保管する作業が始まりました。
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(中央やや右が、中間貯蔵施設 Zwischenlager Nord)

 廃止決定当時、この原発には5000本を越える使用済み、使用中の核燃料が存在していました。使用前の燃料も百本単位でありましたが、それは他の原発に売却されました。

 まず核燃料は、冷却用プールで4年間冷やされた後に、2年間かけていわゆる湿式の貯蔵プール(原発の3号機エリア)へと移されました。その後、1999年からは、乾式の貯蔵となるキャスクへと収める作業を行った後に、中間貯蔵施設へと移送されました。これらの作業が終わったのは2006年です。
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(使用済み核燃料を詰めたキャスクの中間貯蔵施設への移送:EWN社のWEBより)

2.ドイツの中間貯蔵施設

 ドイツの中間貯蔵施設がどのようになっているか概観しておきます。

 ドイツでは、原子力法で原発関連の細かい規則が定められています。中間貯蔵施設も当然ですが、保管する物の種類、放射線量、保管の方法、期間、建物の強度などが決められています。

 特に建築物の防護では、地震、爆発による衝撃波、洪水、飛行機の墜落などに耐えられることが要件となっています。取材を行った中間貯蔵施設の場合も、飛行機の墜落に備えて屋上は1.5mのコンクリートで覆われているということでした。しかし、施設に反対する市民団体は、テロに耐えられないという調査委報告を出すなど議論の対象となっていました。
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(中間貯蔵施設の外景)

 ドイツの「中間貯蔵施設」の定義は、熱の発生が続く放射性廃棄物と放射線を発する核燃料の保管で、「最終処分場」へと移す前のまさに中間的に保管しておく場所となります。キャスク(保管と輸送の両用)という容器に詰められた高レベルの放射性廃棄物は、ここでおよそ40年間保管され、自然に冷やされます。

 ドイツでは原則として原発のすぐ近くに中間貯蔵施設が作られます。これは、危険な高レベルの放射性廃棄物を長距離移動させることの危険性やコストを考えればごく当然の処置でしょう。もちろん、ばらばらに置くことで中間貯蔵施設がたくさん必要となることとの費用のバランスはドイツでも議論になっています。

 実は中間貯蔵施設は、原発の無い場所にも作られています。これは「中央中間貯蔵施設」と呼ばれ、規模が大きいものです。最終処分場の候補地にも作られているため、最終処分との関連も想定できます。

 さらに、「分散型(地方)中間貯蔵施設」という種類もあり、この旧グライフスヴァルト原発にある中間貯蔵施設(ZLN)が、これに当たります。

 それぞれの施設数は、以下の通りです。

 ・一般的な中間貯蔵施設(ドイツ語では「現地中間貯蔵施設」) 13か所

 ・中央中間貯蔵施設 2か所

 ・地方中間貯蔵施設 2か所

 それぞれの施設では、キャスクの保管許容個数が決まっています。

 現地中間貯蔵施設では80~200個弱、中央中間貯蔵施設では420個、地方中間貯蔵施設では80~158個です。現地中間貯蔵施設は、ほとんどが2000年代の後半に完成しており、保管数は上限の1~3割程度です。

 ただし、今回取材を行ったグライフスヴァルト原発跡地では、80個の上限のうち69個までが持ち込まれており、もうあまり余裕がありません。

3.中間貯蔵施設の性格、日本とドイツの違い

 まず、日本とドイツの中間貯蔵施設の定義が若干違っていることをお話ししておきます。ドイツでは使用済みの核燃料はすべて廃棄処分になるため、まさに最終処分場へ運ぶ前の中間的な置き場ということになります。

 一方、日本では「核燃料サイクル」の考え方から使用済み燃料は、まだ使える燃料であって、廃棄物ではありません。それを再処理しさらにそこで発生した高レベルの放射性廃棄物を最終処分するということです。六ヶ所村の再処理施設が稼働していないため、使用済み燃料がそれぞれの原発内のプールに貯められており(湿式の貯蔵)、満杯になりつつあります。よって、それらをキャスクに詰め替えて(乾式の貯蔵)、どこかの施設にいったんおいておく必要があり、その施設を「中間貯蔵施設」と呼んでいます。

 ただし、現在「核燃料サイクル」の見直しが話し合われているため、結論によっては「中間貯蔵施設」の在り方も変わってくる可能性があります。

4.中間貯蔵施設の規模と役割

 実は、グライフスヴァルトの中間貯蔵施設ZLNは、キャスクなどの高レベルの放射性廃棄物を保管しているだけではありません。
 施設には、解体と除染の作業に密接に絡む役割があります。

 まず、建物そのものを見ていきましょう。

  建物の面積: 2万平方メートル 240m×140m×高さ18m

  収容ホールの数: 8つ  収容可能重量: およそ11万トン
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中間貯蔵施設の見取り図 縦長の8つに分けられたホールがわかる。
 一番左の濃い青が第8ホール、高レベル放射性廃棄物を入れたキャスクが保管されている。
 EWNのWEBより)

 巨大な原発基地の中でも、十分大きいと感じる建物でした。

 また、キャスクの移送がスムーズに行えるように貨物列車が建物の中へ直接乗り入れることが可能になっています。つまり、建物の中に線路が走っているのです。

 厳しいセキュリティとなっている原発跡地の中でもさらに2重3重のチェックが行われています。銃を携帯したガードマンが犬を連れて警戒に当たっていたのが印象的です。

 8つあるホールのうち、いわゆる高レベル放射性廃棄物の収容スペースは第8ホールだけです。大きさも全体の8分の1程度です。ただし、他のホールとはさらにセキュリティも段違いに厳しく、私たちも中に入ることが許されませんでした。

 実は、この中間貯蔵施設のもう一つの重要な役割は、解体や除染を効率的行うために、解体した設備などを一時期仮置きするスペースとして使われているのです。

 例えば、第7ホールには、原子炉格納容器と蒸気発生器がほぼ原形のままずらりと並べられています。これは、これらの大型設備の放射線量が非常に高いため、すぐには解体、除染処分ができないためです。およそ50年間このまま保管され、線量が自然に下がってから切断、除染が行われます。

 ここの保管されているのは、グライフスヴァルド原発で稼働していた5つの原子炉容器と近隣にあった東ドイツの原発1基の原子炉容器の合計6つ、さらに蒸気発生器が20数個です。
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(第7ホール内の蒸気発生器 放射線量が高いため、特殊な塗料が塗布されている。)

5.原発解体と除染専門企業EWN社

東西統一の陰で原発が突然廃止と決まり、原発を運転していたEWN(Energieweke Nord)社は、社員の6割をリストラしたうえで、なんとか解体除染専門会社として生き残りました。もともと5千人いた社員は現在はおよそ5分の1の千人です。2000年にはドイツ連邦経済省の100%子会社になって、ドイツの原発廃炉政策と解体産業の先兵となって海外でも活躍をしています。
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22年前の廃止決定当時を知る社員もまだ多く残っており、時折り複雑な表情を見せることもありました。彼らに共通しているのは、運転当時からの技術的な誇りをいまだに持ち続けていることです。そして今は「原発の解体除染」という分野で世界に先駆けたノウハウを手に入れその自信を隠そうとしません。

チェルノブイリ事故後の現地の除染や東欧諸国を中心とした10基に迫る原発の解体プロジェクトを抱えています。また、10隻を越えるロシアの原潜の解体を一手に引き受け、すでに50数隻の原子炉解体を終えています。

6.原発の地元の町はどうなっているのか。~経済への不安

時期は全く違いますが、地元の町の心配は大きく分けて2つありました。

ひとつは、地元の経済です。原発の廃止が決まった時、5千人の運転関係の労働者と新しい原発を建設していた1万人が職を失う危機に瀕していました。かろうじて、一部雇用は残りましたが、結局、地元で続けて働くことができたのは、わずか2千人でした。地元の自治体は経済破たんの危機にありました。

経済対策として、原発解体会社と地元の自治体は一つのアイディアを実行しました。原発跡地の工業団地としての利用でした。残った広い敷地と送電線などのインフラ、原発の建物の再利用を考えたのです。

旧原発の敷地がある地元の小さな町のひとつルブミンにちなんで、ルブミナーハイデ(Lubminer Heide)と名付けられた世界初の原発跡地に作られた工業団地には、その後多くの企業が誘致されました。原発の冷却水の排水路を利用して本格的な港が国の援助で建設されたのも大きな追い風となりました。

現在、風力発電関係など30を超える企業が軒を並べます。中でも、原発の発電設備であったタービン建屋はその長さと大きさ(長さ1.2km、高さ30m)を生かして、風車のタワーなどを製造する工場に使われています。まさしく原発の建造物のリサイクルです。
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(手前が、1.2kmに及ぶタービン建屋 裏に煙突が見えるのが7,8号機用の原子炉建屋)

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(洋上風力用の巨大風車タワーの溶接工場、タービン建屋を利用している。)

7.原発の地元の町はどうなっているのか。~中間貯蔵施設への不安

原発の敷地は3つの小さな町にまたがっていました。そのうち一番人口の大きかったルブミンでも、人口は2千人あまりです。この町は美しく長く続く砂浜を持ち、旧東ドイツ時代から海岸リゾートの町として賑わってきました。原発がストップした後、当然のように町は再び観光の町としての発展を考えました。

町の地道な努力は少しずつ実を結び、今では年間5万人を超える観光客が訪れるようになりました。しかし、一方で新たにできた中間貯蔵施設の存在がその発展に水を差す事態も現れています。特に、2010年、11年と2度にわたって行われた貯蔵施設へのキャスクの列車輸送は、ルブミンを「中間貯蔵施設の町」という印象を植え付ける役割を果たしました。ドイツ全土から反対派と警備のための大量の警察官が集まり、町は騒然とした事態に陥りました。実際に、キャスク輸送の前後はホテルなどのキャンセルが相次いだと言います。

また、分散型中間貯蔵施設という一種特殊な位置づけの中で、隣接する旧原発以外からの高レベル放射性廃棄物を受け入れることが決まったため(通常の中間貯蔵施設は、隣の原発からの廃棄物のみを受け入れる)、住民の中に際限のない廃棄物受け入れ拡大の不安が広がりました。

さらに、ドイツの国全体としての最終処分場がいまだに決まっておらず、法律で決まっている40年という中間貯蔵施設への保管期間が延長される可能性が常に指摘されています。つまり、実質的な最終処分場化するという恐怖です。

8.決まらない最終処分場

 世界にある原子力発電所は現在4百数十基を数えます。しかし、よく知られているように、実際に稼働している最終処分場は一つもありません。唯一フィンランドに建設中のオンカロだけが実現の可能性の高い処分場です。
 ドイツでも、いくつかの候補が上がっては消え、いまは有力と言われる3つの場所で研究と実証が行われています。いずれも岩塩鉱などの地下の鉱山跡地の利用です。一番古くから名前が挙がっているのが、ゴアレーベンです。汚染の拡大が懸念されるため最終処分場には不向きと言われる水漏れが見つかって一時は候補から外されたこの場所もいつの間にか再び候補地に返り咲きました。このほか、モアスレーベンや今一番可能性が高いという説のあるコンラットなどが候補地です。
e0242084_1175090.jpge0242084_1181247.jpg(左がゴアレーベンの地下、右がコンラットの空撮 DBE社のWEBより)

 今回取材を行ったドイツの政権与党のエネルギー担当の国会議員が面白い話をしてくれました。
 かつて最終処分場をある場所に決めるというシミュレーションを行ったことがあるそうです。その時の結果、地元の説明や説得には30年かかるという結論だったといいます。最終処分場をきめるということがいかに大変かを物語っています。

 アメリカのオバマ政権も最終処分場として検討していたネバダ州ユッカマウンテンを地元の反対で断念しました。いま原発を持つどの国においても、最終処分場をどうするかが共通かつ最大の課題です。

9.まとめ

 わかっていながら解決できていない課題が、原発を取り巻く状況の中に散見されます。原発を停止したら何が起きるのか。旧東ドイツの巨大原発基地跡地では同じ問題が起き、そして、解決への努力も続けられていました。もちろん残された課題も少なくありません。

 私たちはこれら問題から逃げることはできません。そして、対応までの時間もそれほど多くは残されていないのです。知恵と自らの汗を持って、解決策を探すしかありません。。

以上
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by fujinomiya_city | 2012-07-16 01:08 | 原発 | Comments(0)