<   2013年 06月 ( 13 )   > この月の画像一覧

2013年 06月 30日
100万人の母たち 七夕プロジェクト
鎌仲ひとみ監督新作「小さき声のカノン -選択する人々」のキックオフ集会に来てくれた亀山ののこさんたちが中心になっている『100万人の母たち七夕プロジェクト』が大きな話題を呼んでいます!
ぜひ、ご注目ください!
e0242084_2263360.jpg


「100万人の母たち 七夕プロジェクト ~首相に願いを~」
http://www.100mothers.jp/movement/index.html

鎌仲ひとみ監督も、いち早くプロジェクトへの賛同動画メッセージを寄せています。
http://nonukes77.exblog.jp/19056061/

脱原発、脱被ばくの願いを安倍首相に「100万人の母たち 七夕プロジェクト」
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/100-3.html


7月7日の七夕の日、脱原発と脱被ばくを願う声を短冊などに託して首相官邸の安倍首相に届ける「100万人の母たち 七夕プロジェクト 〜首相に願いを〜」が始まっています。


このプロジェクトは、東電原発事故をきっかけに写真家の亀山ののこさんが始めた、脱原発を願う母子を写真に記録するプロジェクト「100人の母たち」をきっかけに、脱原発と脱被ばくを願う全国の声を短冊などに託して安倍首相に届けようというもの。現在、亀山さんらを中心に準備が進んでいます。

プロジェクトでは、安倍首相への手紙の中で「福島原発事故の経験を通し、大多数の国民が脱原発を願うなか、卒原発の道筋がなかなか明らかにされないことや、福島県をはじめとする高線量の放射能汚染地区に、未だ多くの子どもたちが居住し続けていることを、私たちは深く危惧しております」「使用済み核燃料の処理問題も解決しないまま、原発の再稼働がうたわれていることも、未来への責任ある行動が疑われるものです」と訴えています。

首相に届ける短冊などのメッセージは郵送、メール、フェイスブックへの投稿で届けることができます。また、7月6日には東京・国分寺のカフェスローでプレイベントが予定されています。7日当日は11時に首相官邸前に集まる計画です。
e0242084_2322179.jpg

[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-30 15:24 | お知らせ・催し物など | Comments(0)
2013年 06月 25日
原発なくそう♪ 紫陽花パレード@静岡6月30日
≪拡散お願い致します!≫

『原発なくそう♪ 紫陽花パレード』

2013年6月30日(日)13:30~ ☆静岡市・青葉イベント広場横スタート♪

一緒に歩こう!それだけでもアピールになるよ♪
もしあればメッセージボード、楽器、仮装、自分のスタイルで「原発いらない」の思いをアピールしよう!

☆新規制基準が施行され、与党が参議院選挙公約で再稼働を掲げてそれを問う中、ますます国民が声を上げることが重要です。(主催者)

私たち一般市民が世代や立場を越えて「原発ゼロ」一点でひとつになって発信し続けていきましょう。
ブログ管理人の宮っちも参加します!青葉公園で会いましょう♪
e0242084_8222848.jpg

[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-25 08:24 | アクション情報 | Comments(0)
2013年 06月 20日
電磁波関係リンク集

頭痛、吐き気、不眠症、めまいの方は、こちら
電磁波過敏症の主な症状 ~うつ病の症状と酷似~
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11370112464.html

電磁波過敏症にお勧めのサプリメント by シナトラ博士
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11481853777.html

動き出した欧州 電磁波被曝から子どもや若者を守れ!
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11392396647.html

バイオイニシアティブ2012 電波強度と健康リスク(早見表)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11538505125.html

コードレス電話・無線LAN・ブルートゥース・ベビーモニターの距離と電波強度データ&健康リスク。
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11516774935.html

イギリスなら誰でも知っている童謡の替え歌(電磁波編)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11471040317.html

学校の Wi-Fi は安全? ホント ウソ (電磁波の勉強に最適)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11501772853.html

家庭に潜む電磁波の危険性(字幕付)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11416339247.html

フルシグナル(予告編)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11441870491.html

スマートメーターの電磁波測定とアルミホイルの遮断効果
http://www.youtube.com/watch?v=sl_BfCvP17g&feature=player_detailpage

<元英国軍マイクロ波研究員バリー・トラウアー氏のビデオ>

『元英諜報部員バリー・トラウアーさんの電磁波に関するお話』
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/01/blog-post_2931.html
『元英諜報部員バリー・トラウアーさんの電磁波に関するお話 続き』
http://bilininfojp.blogspot.jp/2013/01/blog-post_30.html

WiFi は子どもたちに危険(字幕付)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11448947632.html

Wifiなど無線通信 電磁波 遺伝子変異 未来まで
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11464977438.html

元英諜報部員が語る電磁波兵器(字幕付)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11448989633.html

マイクロ波の危険性 アンタッチャブルな御用学者達~電磁波兵器は実際に使用された~(字幕付)
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11475137177.html

元MI5部員Dr. Barrie Trowerの語る電磁波兵器
http://ameblo.jp/for-women-safe/entry-11504030644.html



[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-20 21:32 | 電磁波・スマートメーター・リニア他 | Comments(0)
2013年 06月 20日
再稼働反対アクション@富士宮/6月28日(金)
e0242084_22343582.jpg
富士山の麓で脱原発を叫ぶ!

第42回『再稼働反対アクショ ン@富士宮』 6月28日(金)18:00~19:00

場所:「神田川広場」(浅間大社前交差点南側)


原発がなくても 今の生活が壊れることはありません。
現に今54基のうち 大飯の2基しか動いてないよね。
DNAレベルで命の危険をおかす原発なんて もういらないよね。じゃあ
いつNO!と言う?今でしょう!


飛び入り大歓迎です、短時間でも構いません、どなたでも参加できます。

◇雨天中止。中止の時は、お茶@フジヴィジョン、こちらもどなたでもOK!
◇「反原発」「反被ばく」と関係の無いアピールはご遠慮下さい。
◇プラカードや鳴り物などアピールグッズをご自由にお持ち下さい。手ぶらでもOKです。 メッセージボードあります。
◇楽器募集してます♪ ギター、太鼓など楽器演奏のご参加をお待ちしています。
◇せせらぎ広場の駐車場(無料)をご利用下さい。
◇問い合わせ:fujinomiya_city@excite.co.jp
広場正面にありますお宿「山げん」様、いつもご理解とご協力有難うございます。心より感謝いたします。
[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-20 08:50 | アクション情報 | Comments(0)
2013年 06月 19日
佐々木るりさんに聞いた(その2)
佐々木るりさんに聞いた(その2) マガジン9:http://www.magazine9.jp/ より転載。

自分の生き方として、
福島のことを伝え続けていく


テレビや新聞で福島が取り上げられることは、めっきり少なくなりました。ときおり登場するの
は、復興に向けて懸命に努力する人たちの笑顔です。そうした報道に接していると、まるで
福島は平時に戻りつつあるかような気がしてきます。でも、なかなか表に出てこない住民の
素顔もあります。とりわけ、子どもを育てるお母さんたちは、どう考え、どんな気持ちで暮らし
ているのでしょうか。福島県二本松市に住む佐々木るりさんは、5人の子どもを持つお母さ
んです。真宗大谷派寺院「真行寺」の副住職を務める夫・道範さんと共に、隣接する幼稚園
を運営しています。地元のお母さんから、たくさんの相談を受け、自身も悩み続けてきたるり
さんに、福島の今を語っていただきました。

e0242084_2111244.jpg
佐々木るり(ささき・るり)
1973年生まれ。福島県二本松市在住。真宗大谷派寺院「真行寺」で副住
職の夫と共に寺務職の傍ら、寺に隣接する同朋幼稚園の教諭。五児の母。
福島第一原発事故以降、こどもたちを被曝の影響から守るために、園児の
母たちと「ハハレンジャー」を結成し、全国から送られてくるお野菜支援の
青空市場開催、セシウム0の園児食「るりめし」作り、講演等で活動中。
鎌仲ひとみ監督作品『内部被ばくを生き抜く』(2012)に出演。

震災後、初めて「活躍する女性」に出会った

編集部
 そもそも鎌仲ひとみ監督と出会ったのは、どんなきっかけだったのでしょうか?

佐々木
 震災後、時々うちのお寺に来てくれていた高遠菜穂子さんの紹介でした。鎌仲監督が撮影に来られたのは、2012年の2月くらいです。私にとって、鎌仲監督との出会いは衝撃でした。あんなに、いきいきと社会で活躍している女性に、出会ったことがなかったのです。震災が起きる前までの私は、女性は3歩下がって男の人について行けばいいと思っていました。お寺は封建的でしたし、二本松はまだまだ昔ながらの家父長制が残っていて、長男が家の跡取り、お嫁さんが同居して、というのが当たり前です。みんなは「かまちゃんかまちゃん」と呼んでいるのに、私だけまだそう呼べなくて。尊敬している親鸞様を「しんちゃん」と呼べないように、尊敬している鎌仲監督を「かまちゃん」とは呼べないんです(笑)。


編集部
 震災後の新しい出会いは、るりさんにとって大きな変化だったのですね。

佐々木
 そうですね。強く生きている女性との出会いは本当に勇気になりました。同時に、自分は楽な生き方を選んでいたことにも気づきました。だまってさえいれば注目されないし、風当たりもありません。自分がなかったかな、と思います。


編集部
 るりさんは、昨年、福井県の大飯原発が再稼働されるかどうかの時期に、官邸前のデモにも参加されていましたよね。

佐々木
 再稼働になる日は、とにかく気持ちが焦っていて、いてもたってもいられませんでした。主人は講演に呼ばれていて不在だったので、電話して「今から福井まで抗議行動に行きたい!」と話しました。すると「今行っても、何も変わらないかもしれないぞ。それよりも、地道にお前の思いをつないでいくことのほうが大事なんじゃないのか」と言われて。それで、いったん冷静になりました。結局、大飯原発はあんなにもアッサリ再稼働されて、「ああ、福島ってこんな扱いなんだ」と気づきました。それまでは、国が簡単に福島を見捨てるわけがないと少し期待していました。でも、全くそんなことはないことが、よくわかりました。


編集部
 昨年末の選挙では、原発維持派の自民党が大勝しましたね。

佐々木
 あの結果には、自分の中で何かがくじかれた思いがしました。そもそも選挙運動の段階で、それまで福島に来たことのなかった政治家がどんどん入ってきて、「原発反対」と言っていたことにも、すごく違和感がありました。自民党の議員に「あれ? 自民党ってそうでしたっけ」と誰かが聞いたら、「福島の自民党は原発反対です」と言うのです。このままでは、また福島の人たちはだまされて苦しい思いをする。官邸前に行ったのは、そんな気持ちを直接訴えたかったからです。でも、選挙結果はどうであれ、私たちの生き方、やるべきことは変わりません。テレビで選挙結果を見ていた時、ふと外に目をやると主人が黙々と庭の除染をしていました。こういうことかと。一番は子どもの目の前から放射能をどけて、安全を守ることで、そのためにできる限りのことをしていかなくてはいけないと思います。


「補償金を渡して言葉を奪う」は
原発建設と同じ仕組み


編集部
 国や福島県は避難した人を呼び戻そうとしていますよね。

佐々木
 そうですね。強制避難区域が解除されて、早く戻った人には補償を高くするという話があります。県外に避難した人への家賃補助は、どんどん打ち切られていっています。これからは福島に戻る人が増えるかもしれません。ただ、お金で人を動かそうとするのが果たしてどうか。私の父はいわき市の高校で教員をしているのですが、浜通りの方から避難してきた若者たちの将来を危惧しています。仕事すれば、東電からの補償金がおりず、お金をもらってしまうと東電に文句を言いにくくなります。でも、彼らには将来があって、これから先、ずっと働かずに済むわけではありません。教師として若者に生き方を教えてきたのに、今の状況ではそれができない。父は、自分の無力さを感じると気を落としていました。


編集部
 お金をもらったがために文句が言えなくなるのは、原発が建てられるときと同じ仕組みですね。現地の人の力を、どんどん削いでいるように見えます。

佐々木
 原発ができるときに国が何をしてきたか、聞いたことはありましたが「まさか」と思っていました。でも震災後は、本当にこんなことされるのかと、実感しました。行政や東電に対して声をあげるのは、手ごたえがなくて疲れます。徐々に「騒いだだけ損」という気になって、日々のストレスは身近な人に向かっていくんですね。自宅の庭を除染して、汚染された土をどこに置くかでも問題になるんですよ。隣同士が「自分の家から離してほしい」と言って両方の敷地のちょうど真ん中に貯めるしかないとか。本来なら、東電に持って行ってほしい。でもそれができないので、住民同士でいがみあってしまいます。


編集部
 家族や近所。大切なコミュニティーが、どんどん破壊されてしまっているのですね。

佐々木
 県外に避難できる人はすでに避難していて、残っているのは、それぞれ事情がある家庭ですね。うちは90代のおばあちゃんが認知症で、家と施設と行き来していますし、お寺も幼稚園もあります。どうしても逃げるわけにはいきません。うちの幼稚園の子どもは、震災前から1割くらい減りました。小さい子は本当に少なくなっていて、さみしいけれど、本当はみんないなくなったほうがいいのかなと思ったり……。でも、避難したご家庭だって、問題が解決したわけではありません。最初は避難して、福島が元に戻ったら帰ろうと思っていても、いつまでたっても何も変わらない。実家が県外にあるお母さんは、子どもを連れて避難したけれど、旦那さんの両親に「孫を奪われた」と思われて、結局離婚してしまった家庭。1人ぼっちで残っている旦那さんがノイローゼになって、うつ病の薬を飲みながら仕事に通っている家庭もあります。


編集部
 本当にせつない話ですね。誰も悪くないのに…。

佐々木
 食べ物をめぐって家族内でもめる、という話もよくあります。二本松の人たちはずっと、自分たちの食べる野菜は自分で作って暮らしていましたから、どうしても野菜作りをやめられないお年寄りは少なくありません。お嫁さんに止められて、いったんは作付けをあきらめても、近所でトマトがたくさんなっているのを見ると、悔しくてたまらないそうです。「もし線量が出たら食べなければいい」と思って、再び野菜を作ります。でも、実際に作物ができると孫に食べさせたくなるんですよね。お嫁さんが断ると、しかたがないから近所に野菜を配りに行き、受け取った側も困ってしまう。誰かが家庭菜園で作った野菜を無人販売で買ってきた高齢者が、お嫁さんとけんかになった話も聞きました。


編集部
 情報を受け取る側は、復興に向けて努力している美しい姿だけでなく、もめたり、だまったりしている姿からも目をそらしてはいけない気がしました。

佐々木
 ある人は「もう福島に住むと腹をくくった」と話していました。でも、私は、諦めるという意味で腹をくくるのは違うと思うのです。子どものために一生何かをするという意味の「腹をくくる」じゃなければならない、って。福島の人たちは、今もここに住んでいることの罪悪感を持っています。子どもを危険なところに住まわせているって。だから話したがらないということもあります。でも、声が上がらなくても、何も考えてないわけではありません。私は、一時的な運動や活動ではなく、一生、自分の生き方として福島のことを伝え続けなければいけない、「二度と繰り返さないで」と声を上げ続けなければいけないと感じています。



(構成/越膳綾子 写真/塚田壽子)
[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-19 20:16 | 福島 | Comments(0)
2013年 06月 18日
佐々木るりさんに聞いた(その1)
佐々木るりさんに聞いた(その1)マガジン9:http://www.magazine9.jp/ より転載。

3・11から2年を経た今、福島では

テレビや新聞で福島が取り上げられることは、めっきり少なくなりました。ときおり登場するの
は、復興に向けて懸命に努力する人たちの笑顔です。そうした報道に接していると、まるで
福島は平時に戻りつつあるかような気がしてきます。でも、なかなか表に出てこない住民の
素顔もあります。とりわけ、子どもを育てるお母さんたちは、どう考え、どんな気持ちで暮らし
ているのでしょうか。福島県二本松市に住む佐々木るりさんは、5人の子どもを持つお母さ
んです。真宗大谷派寺院「真行寺」の副住職を務める夫・道範さんと共に、隣接する幼稚園
を運営しています。地元のお母さんから、たくさんの相談を受け、自身も悩み続けてきたるり
さんに、福島の今を語っていただきました。

e0242084_20404441.jpg
佐々木るり(ささき・るり)
1973年生まれ。福島県二本松市在住。真宗大谷派寺院「真行寺」で副住
職の夫と共に寺務職の傍ら、寺に隣接する同朋幼稚園の教諭。五児の母。
福島第一原発事故以降、こどもたちを被曝の影響から守るために、園児の
母たちと「ハハレンジャー」を結成し、全国から送られてくるお野菜支援の
青空市場開催、セシウム0の園児食「るりめし」作り、講演等で活動中。
鎌仲ひとみ監督作品『内部被ばくを生き抜く』(2012)に出演。


「ここで暮らしていていいのか」、
今もまだ葛藤がある


編集部
 佐々木るりさんは、鎌仲ひとみ監督の作品『内部被ばくを生き抜く』 に出演されました。
映画では、るりさんが様々な葛藤の中で二本松にとどまる決心をし、子どもたちに食べ
させるものの放射性物質を測定する様子などが描かれていますね。

佐々木
 うちはお寺なので、原発事故直後にはご近所の方や檀家さんが大勢集まりました。
その中で、女性と子どもが15~16人ワゴン車に乗り込み、とにかくガソリンがもつと
ころまで逃げよう、ここから離れようとクルマを走らせ、新潟の三条別院という真宗大
谷派の所有する施設に避難しました。主人と関係のある方の紹介で、私は5人の子
どもたちとここで、しばらくお世話になりました。
 避難から1ヵ月後、学校が始まることになって、上の子3人と主人は一緒に二本松
で暮らすことになり、私と下の子2人は新潟にとどまりました。でも家族が離ればな
れなのはやっぱりつらくて、5月半ばには私たちも二本松に帰りました。
 5歳と1歳の下の子が二本松で暮らしていいのか、今もまだ葛藤があります。
せめて、少しでも安全な食べ物、安全な環境を子どもたちに与えたくて、NPO
「TEAM二本松(市民放射能測定室)」を立ち上げ、食品放射能測定や子どもたちの
内部被ばく検査、一時避難の支援をしています。


編集部
 内部被ばく検査はどのように行っているのですか?

佐々木
 ホールボディカウンターを購入し、今年1月から子どもたちが内部被ばくしていないか
調べています。もし異常な数値の子が見つかったら、協力してもらっている医師に紹介
したり、食生活の改善指導などをすることになっています。測定が始まり、まずは園児
たちを測定したのですが、幸いなことにみんな限界値以下でした。最初、スモックを着
て測った子の中に、限界値の300ベクレル以上が検出された子がいたのですが、他
の子のスモックを着せて再検査したらでなくなりました。


編集部
 二本松市としての、内部被ばく検査は行われているのでしょうか?

佐々木
 市でも18歳以下の子どもたちの検査を行っていますが、測定器が少なくて、これまでの
2年間で1回しか順番が回ってきません。受けられたとしても簡易式であったり、あるお母
さんは3ヵ月たっても結果がもらえず、問い合わせたら「あまりに誤差が大きいから渡せな
い」と言われたそうです。それがNPOでできるようになったので、地元のお母さんたちの安
心につながれば、と思っています。


編集部
 ホールボディカウンターはとても高額ですよね。購入は大変だったのではないでしょうか?

佐々木
 そうなんです。5000万円もしました。ホールボディカウンターは受注生産で、納品まで半
年ほどかかるのですが、実は発注した時点では、お金のめどはたっていませんでした。主
人と話して、自己破産も覚悟していました。その後、色んな方が寄付をしてくださったおかげ
で、なんとか間に合いました。
 ただ、予測していたよりもずっと機械本体が重くて、搬入に時間がかかりました。測定所の
建物の基礎の打ち直しや、玄関を壊して広くする工事が必要になって。それで半年くらいか
かりました。元は居酒屋だった空き店舗を借りたので、今もまだカウンターがあって、居酒
屋の雰囲気の残った測定所なんですよ(笑)。今後は、ちゃんと検査着に着替えられるス
ペースも準備して、徐々に本格始動していくつもりです。


編集部
 食べ物からは、今も放射性物質が検出されるのでしょうか?

佐々木
 TEAM二本松で借りている測定器で測っていますが、去年に比べると、だいぶ減ってはき
ました。だいたい半分くらいの線量ですね。ただ、公の検査はサンプル調査しかしていない
ので、安心はできません。実際、JAを通して市場に出回ったものが、あとから基準値を超え
ていたことが分かった例もあります。やっぱり、小さな子どものいる家庭では、県外産の食
べ物を選んでいるご家族がまだまだ多くいます。葉物野菜などは県外産のものが少なく、
あったとしても福島産の2倍の値段だったりします。そうなると、どうしても野菜を買うのを
控えてしまうので、子どもたちの栄養バランスも心配です。


編集部
 学校給食は、どう対応しているのですか?

佐々木
 私の子どもが通っている学校では、ずっと北海道産のお米だったのですが、去年の暮れ
から福島産を使うようになりました。地元の食材を使った学校には、補助金が下りるようです。
教育委員会に理由を聞くと、「苦しんでいる地元農家を助けるため」ということでした。でも、
給食は子供が食べるものです。こうしたやり方に納得ができなくて学校に「放射性物質の
検査はしているのですか?」と問い合わせると、先生方は口をそろえて「そういうことはよく
わからないんです」と言いました。そう答えるようにマニュアルでもあるように思えるくらい。


編集部
 学校が「わからない」と口を閉ざしては、お母さんたちは不安を抱え込んでしまいそうです。

佐々木
 お母さんたちの間でも、ごく限られたグループでしか、放射能のことは話題にできない雰
囲気です。学校でも、震災のあった初年は「休み時間や体育の授業で、子どもを外に出し
ますか」と家庭にアンケートをとったのに、2年目は自分から申し出ない限り、外に出しま
すし、プールにも入れます。クラスで外に出ない子は少数派になって、「あのお母さん、ま
だ気にしている…」と言われることもあります。相手を選ばないと放射能の話はできないの
です。子どもを保養につれていくのも、最初の年は「いってらっしゃい」と気持ちよく送り出
してくれたのに、2年目からは「また仕事休むの?」ととがめられたお母さんもいます。


編集部
 放射性物質の危険を気にするお母さんは、そこまで少数派になってしまっているとは驚きます。

佐々木
 そうですね。地元の人も、異常なことに慣れてしまっているところもあります。福島はもう
大丈夫、普通だよって、思おうとしているというか……。でも、県内には至る所にブルーシート
をかけた土のうのようなものが積み上げられていて、「これは市で管理しているものです。
近寄らないで下さい」と看板が立てられています。そのすぐそばを小学生がランドセルを背
負って歩いています。二本松では、学校のまわりに放射能がたまらないように、桜並木が
枝だけにされてしまったところもあります。実際には、まだまだ普通ではないんです。


野菜市場で出会った仲間で
「ハハレンジャー」を結成


編集部
 るりさんは、そうした中でお母さん同士のコミュニティーを作られているそうですね。

佐々木
 お寺に届いた県外の野菜をお分けする「青空市場」を始めました。毎日、朝から夕方まで、
お寺の広い会館に野菜を並べて、都合のいい時にとりにきてもらうのですが、ここでは「甲
状腺の検査、お宅はどうだった?」といった会話もよく聞こえます。あるお母さんは、原発
事故からそれほどたっていない時期に子どもをつれて散歩したことをずっと気に病んでい
たそうです。ほかのお母さんは、原発事故直後、避難しようとしていた人を「ちょっと待ってよ、
国が大丈夫って言っているんだから、パニックにならないで」と引き留めてしまったことを今
も後悔していると泣きながら話してくれました。
 野菜をお分けするために始めた青空市場でしたが、お母さんが誰にも言えなかった思い
を打ち明けられる場になっています。最近は、毎日のように青空市場に来てくれるお母さん
たちが協力して、子どもたちの安全を守る「ハハレンジャー」を結成しました(笑)。



編集部
 ハハレンジャーの取り組みについて教えてください。

佐々木
 食べ物の線量測定と、子どもたちの保養です。学校給食のお米も測っているのですが、
小学校や教育委員会とかけ合ったのもハハレンジャーのメンバーです。最初は「学校給
食は持ち帰るためのものじゃない」と相手にされませんでした。でも「私たちは食べさせた
くないから測るのではありません。食べさせたいから測るんです」と粘り強く交渉して、
ようやく許可がおりました。ゲルマニウムの測定器で測ってみても、今のところ白米は
不検出です。



編集部
 青空市場がつなげた、心強い仲間ですね。

佐々木
 もともとは、ほとんど話をしたことのなかったお母さん同士でしたが、本当にありがたい
ですね。週1回は、お寺に届いた野菜を測定して、放射性物質不検出の昼食を作ること
もしています。行政のルール上、「給食」とするには色々と手続きが必要になるので、園
のお母さんたちがボランティアで提供するお昼ご飯ということにしています。ハハレンジャ
ーのメンバーが「るりめし」と名付けてくれました。園児100人分をお寺の大きな台所で
作っています。最初はどのくらいの量を作るか検討もつきませんでしたが、今はだいぶ
慣れました。食べ物は、ちゃんと測定して放射能が検出されないとわかって、ようやく
「安全安心」が得られます。



編集部
 子どもたちの保養は、どのように行っているのですか?

佐々木
 大谷派の寺院が募金をしてくれて、夏は180人くらいの大所帯で時期や行き先をずらし
ながら、保養に連れて行っています。あるいは、青空市場の基金も使っています。青空
市場でお分けしている食べ物のうち、お米や果物は人気があるので一部有料にしてい
ます。お米1kgあたり100円くらいで、市販よりはずっと安くしていて、そのお金を保養
の資金にしています。去年までは、民間のNPO団体主催の保養に行政の補助があった
のですが、だいぶ打ち切られてしまって。やむを得ず定員をしぼったり、一部有料にした
りしている団体も増えてきました。



編集部
 そうした地元の雰囲気は、なかなか報道で知ることができません。日本全体として、
福島に関する情報の発信がトーンダウンしたような気がします。

佐々木
 そうですね。本当は、メディアの仕事のはずなのですが、復興復興と言われるなかで、
地元の人が今も感じている不安や心細さはかき消されてしまいます。だから、話せる人
が話して、少しでも地元のことを伝えていくしかないのかなと思っています。私は人前で
話すのが苦手で、震災前まではあまり表に出たくないと思っていました。今も苦手です
が、黙っていたら福島のことをどんどん忘れられちゃう。何事もなかったかのようにされ
ていくのは、子どもたちに対してあまりにも申し訳ないと思って、できる限り、声をあげて
います。



その2へつづきます

(構成/越膳綾子 写真/塚田壽子)
[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-18 20:55 | 福島 | Comments(0)
2013年 06月 13日
チャイルドラインこおりやま
福島の子どもたちに届きますように、どうか拡散お願い致します。

チャイルドラインこおりやま  

電話:0120-99-7777  月~土 午後16時~19時

1.ヒミツはまもるよ

2.名まえは言わなくてもいい

3.どんなことでも、いっしょに考える

4.切りたくなったら、切っていい



チャイルドラインとは

電話を通じて18歳までの子どもたちの気持ちに寄り添う活動です。
お説教ぬき、押し付けぬき、子どもたちの声にただただ耳を傾けます。


チャイルドラインのしくみ

チャイルドラインは、全国共通のフリーダイヤルで子どもたちが電話をかけられます。
実施団体は全国各地にあります。
活動は電話を受ける「受け手」と、受け手を支える「支え手」によるチームで行われます。
各チャイルドラインを支援するNPO法人チャイルドライン支援センターがデータを集計し公開しています。


歴史と全国の状況

チャイルドラインは、1980年代にヨーロッパで始まった活動です。

 日本には2012年10月1日現在、46都道府県で78の実施団体があります。
2010年度は、1日平均834人の発信があり、そのうち628人が着信できています。
まだまだニーズに応えきれていないのが現状です。

チャイルドラインこおりやまHP
[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-13 21:10 | 福島 | Comments(0)
2013年 06月 12日
6月14日金曜日は「再稼働反対アクション@富士宮」だよ!
e0242084_22343582.jpg
富士山の麓で脱原発を叫ぶ!
第40回『再稼働反対アクショ ン@富士宮』 6月14日(金)18:00~19:00
場所:「神田川広場」(浅間大社前交差点南側)


原発がなくても 今の生活が壊れることはありません。
現に今54基のうち 大飯の2基しか動いてないよね。
DNAレベルで命の危険をおかす原発なんて もういらないよね。じゃあ
いつNO!と言う?今でしょう!


飛び入り大歓迎です、短時間でも構いません、どなたでも参加できます。
雨で中止になった時はフジヴィジョンに集まります。~みんなでお茶しましょう♪

◇雨天中止。
◇「反原発」「反被ばく」と関係の無いアピールはご遠慮下さい。
◇プラカードや鳴り物などアピールグッズをご自由にお持ち下さい。手ぶらでもOKです。 メッセージボードあります。
◇楽器募集してます♪ ギター、太鼓など楽器演奏のご参加をお待ちしています。
◇せせらぎ広場の駐車場(無料)をご利用下さい。
◇問い合わせ:fujinomiya_city@excite.co.jp
広場正面にありますお宿「山げん」様、いつもご理解とご協力有難うございます。心より感謝いたします。

【注意事項とお願い】-----------------------
選挙期間中は公職選挙法に触れることがないよう注意が必要になります。
今回は静岡県知事選なので、県政に関する事や、候補者の政策に触れないように気をつけたいと思います。
報道等にもあるように浜岡原発は県政、選挙の争点になっています。

「原発」「脱原発」はOKですが「浜岡」「浜岡原発」「浜岡廃炉」等はNGですのでご注意ください。

政党名、候補者名、候補者の政策とかぶる言葉、浜岡、消費税、県民投票、TPP、県政に関する事などは
コール、プラカード、スピーチで使用しない方がいいと判断します。

ご協力よろしくお願い致します。

これは規制ではありません。トラブル回避のため、今後の活動継続のための注意点です。
選挙期間中はクレームが出た場合に公職選挙法の問題が発生します。
例えば「浜岡廃炉」とコールしたりプラカードに書いていたとします。
今回3名立候補している中で、「浜岡廃炉」と明確にしている候補者は1人だけですので、
「○○候補者を応援している」とクレームが出た場合、こちらにその意図がなかったとしても
公職選挙法に触れる可能性が出てきます。
再稼働反対アクション@富士宮では参加者や候補者、周辺の方々にご迷惑をおかけしたり、
今後の活動に支障をきたすようなことがないようにしたいと思います。
少しやりにくいかもしれませんが、ご協力を宜しくお願い致します。
選挙期間中のアクションは3回あります。(5/30,6/7,6/14)

e0242084_21562064.jpg

[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-12 18:10 | アクション情報 | Comments(0)
2013年 06月 11日
映画「シェーナウの想い」鑑賞会
映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会をこどもたちに~」鑑賞会

日時:6月20日(木)
場所:富士市天間まちづくりセンター 中会議室
時間:10時より
参加費:無料

≪あらすじ≫
ドイツ南西部、黒い森のなかにある小さなまちシェーナウ市。
チェルノブイリ原発事故後、シェーナウの親たちが、子どもの未来を守るため、自然エネルギーの電力会社を自ら作ろうと決意する。
その軌跡を描いたドキュメンタリー映画。
2011年、環境のノーベル賞と言われるゴールドマン賞を受賞。
2008年ドイツ製作
翻訳;及川斉志(2012年)
上映時間;60分

「シェーナウの想い」について詳しくはこちらから→自然エネルギー社会をめざすネットワーク

今回は子供の見守り担当がいます。
鑑賞室の隣の和室で、おもちゃを用意してお預かりします。
できる限り、お子さん連れでも映画に集中できるようお手伝いしたいと思います。
お子さんによってはお母さんと離れられないこともあるので、その場合は一緒で構いません。
参加者のほとんどが子育て経験あり・または子育て中の方なので、ご安心ください。

映画は60分ですので、鑑賞後は参加者同士の座談会を12時まで考えています。(映画のみの参加でも構いません)
エネルギーのこと、環境に関することでオススメの本・DVDがありましたら、紹介してもらえると嬉しいです。

今回の鑑賞会に参加御希望の方は、参加者名と、参加希望の旨を下記連絡先までご連絡ください。
また、富士富士宮自然育児の会に初めて参加される方で、小さいお子さん連れの方は、
参加者名と人数・年齢も一緒にご連絡ください。

携帯 090-1290-5904(担当:海野)
メール appleflower2006@yahoo.co.jp (担当:海野)
ご参加お待ちしています。

天間まちづくりセンター

[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-11 22:28 | お知らせ・催し物など | Comments(0)
2013年 06月 05日
不在者投票(引越し編)
6月16日(日)は静岡県知事選挙です!

この3ヶ月の間に引越しをした人の中で「不在者投票」をすることになった人も多いと思います。
(県外転出は投票できない)

近くに引っ越したなら前に住んでいた市へ行って普通に投票することも可能かもしれませんが、
もし浜松市から下田市へ引越したならそう簡単に、浜松に行って投票してくるわ、とはいかないわけで
不在者投票することになります。
今年は引越しシーズン(3月~4月)もかかってくるので、不在者投票者が多いかもいしれないですね。

県民の暮らしと健康と将来に関わる大事な選挙、大事な大事な一票、無駄にしないために
引越し先で投票するにはどうしたらいいのか。

実は息子が市外へ引越しをし「不在者投票」になるため選管に手続きを聞いてきました。
県知事選挙だしずっと県民なんだし簡単に済むだろうと思っていたら、そうでもない。
それじゃ投票したくてもできないよ!って人いるんじゃないかな。

A市からB市へ引越した息子の場合。
先ずはA市の選挙管理委員会へ行き「不在者投票宣誓書兼投票用紙等交付請求書」をもらってきます。
(市や選管のHPからDLできる所も有る)

次にB市役所へ行き、県内に3ヶ月住所を有した証明書をもらってきます。
(投票券とか発行されてるし住民票の届けも出してるのに3ヶ月証明って必要?)

この2通をA市の選挙管理委員会に郵送します。

その後、A市の選挙管理委員会から投票用紙が送られてきます。

投票はB市の選挙管理委員会へ行って投票します。投票所ではできません。

また当日(6/16)の投票もできません。

投票用紙は投票所の閉鎖までにB市からA市の選挙管理委員会委員長へ送り、さらに投票管理者へ送るので、
投票を終えるには日数がかかってしまうのです。

余裕をもって投票を済ませないと間に合わないことになってしまいます。

こんな具合でどれくらいの人が投票できるかな。数とかわかるのかな。

不在者投票の手続きを知らなくて時間的に間に合わない人も出てくるかも。
[PR]

by fujinomiya_city | 2013-06-05 20:22 | 選挙 | Comments(0)