2011年 09月 02日
原発がどんなものか知って欲しい(3)/平井憲夫
日本には途中でやめる勇気がない

 世界では原発の時代は終わりです。原発の先進国のアメリカでは、二月(一九九六年)に二〇一五年までに原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。あんなに怖い物、研究さえ止めました。

 もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。

 どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないからで、この国が途中で止める勇気がないというのは非常に怖いです。みなさんもそんな例は山ほどご存じでしょう。

 とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。

 もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。

 また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。

 原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で、「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」と書いていますが、これもこの国の姿なんです。

廃炉も解体も出来ない原発い

 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入した十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼動しました。その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、今では、この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原発を含めて五一の原発が運転されています。

 具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。

 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、どうしようもないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、たった十数秒くらいしかいられないんですから。

 机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。

 結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。

 最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、もう三〇年近く動いています。そんな原発が十一もある。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。

 また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉はたった一〇〇キロワットの研究炉ですが、これも放射能漏れを起こして止まっています。机上の計算では、修理に二〇億円、廃炉にするには六〇億円もかかるそうですが、大学の年間予算に相当するお金をかけても廃炉にはできないのです。まず停止して放射能がなくなるまで管理するしかないのです。

 それが一〇〇万キロワットというような大きな原発ですと、本当にどうしようもありません。

「閉鎖」して、監視・管理
 なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。それは、原発は水と蒸気で運転されているものなので、運転を止めてそのままに放置しておくと、すぐサビが来てボロボロになって、穴が開いて放射能が漏れてくるからです。原発は核燃料を入れて一回でも運転すると、放射能だらけになって、止めたままにしておくことも、廃炉、解体することもできないものになってしまうのです。

 先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。

 放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。 

 今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいのは一三五万キロワット、大小合わせて七六もの原子炉があることになります。

 しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。その中には、東海地震のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつもあります。それで、二〇一〇年には七〇~八〇基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。

 これから先、必ずやってくる原発の閉鎖、これは本当に大変深刻な問題です。近い将来、閉鎖された原発が日本国中いたるところに出現する。これは不安というより、不気味です。ゾーとするのは、私だけでしょうか。

どうしようもない放射性廃棄物

 それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。

 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。

 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。

 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間も続くのかどうか。どうなりますか。

 もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残った放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの会社に再処理を頼んでいます。去年(一九九五年)フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返ってきました。これはどろどろの高レベル廃棄物をガラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の六ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし続け、その後、どこか他の場所に持って行って、地中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全く決まっていません。余所の国でも計画だけはあっても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はありません。みんな困っています。

 原発自体についても、国は止めてから五年か十年間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に入れて、原発の敷地内に埋めるなどとのんきなことを言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの放射能まみれの廃材が出るんですよ。生活のゴミでさえ、捨てる所がないのに、一体どうしようというんでしょうか。とにかく日本中が核のゴミだらけになる事は目に見えています。早くなんとかしないといけないんじゃないでしょうか。それには一日も早く、原発を止めるしかなんですよ。

 私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放射能のゴミを五〇年、三百年監視続ける」と言ったら、中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きしていいですか。今、廃棄物を五〇年、三百年監視するといいましたが、今の大人がするんですか? そうじゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私たちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返事の出来る大人はいますか。

 それに、五〇年とか三百年とかいうと、それだけ経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじゃありません。原発が動いている限り、終わりのない永遠の五〇年であり、三百年だということです。

住民の被曝と恐ろしい差別

 日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。でもそういうウソがつけなくなったのです。

 原発にある高い排気塔からは、放射能が出ています。出ているんではなくて、出しているんですが、二四時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝しているのです。

ある女性から手紙が来ました。二三歳です。便箋に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が何か悪いことしましたか」と書いてありました。この娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々で起きています。

 この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから、まったく人ごとではないんです。 こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。原発に反対している人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうことが起きるから原発はいやなんだと言って欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているのですから。

私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。 

最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。

その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。

 話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。 

 「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三百人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答えてあげられない。

 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。

 「何で、今になってこういう集会しているのか分からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。

 「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。

 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生やお母さんも来ている、でも、話したことはない」と言います。「女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めない」って。

 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。

 これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほしいのです。

原発がある限り、安心できない

 みなさんには、ここまでのことから、原発がどんなものか分かってもらえたと思います。

 チェルノブイリで原発の大事故が起きて、原発は怖いなーと思った人も多かったと思います。でも、「原発が止まったら、電気が無くなって困る」と、特に都会の人は原発から遠いですから、少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。

 でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、大金をかけて宣伝をしている結果なんです。もんじゅの事故のように、本当のことはずーっと隠しています。

 原発は確かに電気を作っています。しかし、私が二〇年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は働く人を絶対に被曝させなければ動かないものだということです。それに、原発を造るときから、地域の人達は賛成だ、反対だと割れて、心をズタズタにされる。出来たら出来たで、被曝させられ、何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。

 みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。

 それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。それは、今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。

 そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。

 だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいのです。

 ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っていあす。

 原発がある限り、世界に本当の平和はこないのですから。

優しい地球 残そう子どもたちに
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# by fujinomiya_city | 2011-09-02 21:27 | 原発 | Comments(0)
2011年 09月 02日
原発がどんなものか知って欲しい(2)/平井憲夫

「絶対安全」だと五時間の洗脳教育

 原発など、放射能のある職場で働く人を放射線従事者といいます。日本の放射線従事者は今までに約二七万人ですが、そのほとんどが原発作業者です。今も九万人くらいの人が原発で働いています。その人たちが年一回行われる原発の定検工事などを、毎日、毎日、被曝しながら支えているのです。

 原発で初めて働く作業者に対し、放射線管理教育を約五時間かけて行います。この教育の最大の目的は、不安の解消のためです。原発が危険だとは一切教えません。国の被曝線量で管理しているので、絶対大丈夫なので安心して働きなさい、世間で原発反対の人たちが、放射能でガンや白血病に冒されると言っているが、あれは“マッカナ、オオウソ”である、国が決めたことを守っていれば絶対に大丈夫だと、五時間かけて洗脳します。  

 こういう「原発安全」の洗脳を、電力会社は地域の人にも行っています。有名人を呼んで講演会を開いたり、文化サークルで料理教室をしたり、カラー印刷の立派なチラシを新聞折り込みしたりして。だから、事故があって、ちょっと不安に思ったとしても、そういう安全宣伝にすぐに洗脳されてしまって、「原発がなくなったら、電気がなくなって困る」と思い込むようになるのです。

 私自身が二〇年近く、現場の責任者として、働く人にオウムの麻原以上のマインド・コントロール、「洗脳教育」をやって来ました。何人殺したかわかりません。みなさんから現場で働く人は不安に思っていないのかとよく聞かれますが、放射能の危険や被曝のことは一切知らされていませんから、不安だとは大半の人は思っていません。体の具合が悪くなっても、それが原発のせいだとは全然考えもしないのです。作業者全員が毎日被曝をする。それをいかに本人や外部に知られないように処理するかが責任者の仕事です。本人や外部に被曝の問題が漏れるようでは、現場責任者は失格なのです。これが原発の現場です。

 私はこのような仕事を長くやっていて、毎日がいたたまれない日も多く、夜は酒の力をかり、酒量が日毎に増していきました。そうした自分自身に、問いかけることも多くなっていました。一体なんのために、誰のために、このようなウソの毎日を過ごさねばならないのかと。気がついたら、二〇年の原発労働で、私の体も被曝でぼろぼろになっていました。

だれが助けるのか

 また、東京電力の福島原発で現場作業員がグラインダーで額(ひたい)を切って、大怪我をしたことがありました。血が吹き出ていて、一刻を争う大怪我でしたから、直ぐに救急車を呼んで運び出しました。ところが、その怪我人は放射能まみれだったのです。でも、電力会社もあわてていたので、防護服を脱がせたり、体を洗ったりする除洗をしなかった。救急隊員にも放射能汚染の知識が全くなかったので、その怪我人は放射能の除洗をしないままに、病院に運ばれてしまったんです。だから、その怪我人を触った救急隊員が汚染される、救急車も汚染される、医者も看護婦さんも、その看護婦さんが触った他の患者さんも汚染される、その患者さんが外へ出て、また汚染が広がるというふうに、町中がパニックになるほどの大変な事態になってしまいました。みんなが大怪我をして出血のひどい人を何とか助けたいと思って必死だっただけで、放射能は全く見えませんから、その人が放射能で汚染されていることなんか、だれも気が付かなかったんですよ。

 一人でもこんなに大変なんです。それが仮に大事故が起きて大勢の住民が放射能で汚染された時、一体どうなるのでしょうか。想像できますか。人ごとではないのです。この国の人、みんなの問題です。

びっくりした美浜原発細管破断事故!

 皆さんが知らないのか、無関心なのか、日本の原発はびっくりするような大事故を度々起こしています。スリーマイル島とかチェルノブイリに匹敵する大事故です。一九八九年に、東京電力の福島第二原発で再循環ポンプがバラバラになった大事故も、世界で初めての事故でした。

 そして、一九九一年二月に、関西電力の美浜原発で細管が破断した事故は、放射能を直接に大気中や海へ大量に放出した大事故でした。

 チェルノブイリの事故の時には、私はあまり驚かなかったんですよ。原発を造っていて、そういう事故が必ず起こると分かっていましたから。だから、ああ、たまたまチェルノブイリで起きたと、たまたま日本ではなかったと思ったんです。しかし、美浜の事故の時はもうびっくりして、足がガクガクふるえて椅子から立ち上がれない程でした。

 この事故はECCS(緊急炉心冷却装置)を手動で動かして原発を止めたという意味で、重大な事故だったんです。ECCSというのは、原発の安全を守るための最後の砦に当たります。これが効かなかったらお終りです。だから、ECCSを動かした美浜の事故というのは、一億数千万人の人を乗せたバスが高速道路を一〇〇キロのスピードで走っているのに、ブレーキもきかない、サイドブレーキもきかない、崖にぶつけてやっと止めたというような大事故だったんです。

 原子炉の中の放射能を含んだ水が海へ流れ出て、炉が空焚きになる寸前だったのです。日本が誇る多重防護の安全弁が次々と効かなくて、あと〇・七秒でチェルノブイリになるところだった。それも、土曜日だったのですが、たまたまベテランの職員が来ていて、自動停止するはずが停止しなくて、その人がとっさの判断で手動で止めて、世界を巻き込むような大事故に至らなかったのです。日本中の人が、いや世界中の人が本当に運がよかったのですよ。

 この事故は、二ミリくらいの細い配管についている触れ止め金具、何千本もある細管が振動で触れ合わないようにしてある金具が設計通りに入っていなかったのが原因でした。施工ミスです。そのことが二十年近い何回もの定検でも見つからなかったんですから、定検のいい加減さがばれた事故でもあった。入らなければ切って捨てる、合わなければ引っ張るという、設計者がまさかと思うようなことが、現場では当たり前に行われているということが分かった事故でもあったんです。

もんじゅの大事故

 去年(一九九五年)の十二月八日に、福井県の敦賀にある動燃(動力炉・核燃料開発事業団)のもんじゅでナトリウム漏れの大事故を起こしました。もんじゅの事故はこれが初めてではなく、それまでにも度々事故を起こしていて、私は建設中に六回も呼ばれて行きました。というのは、所長とか監督とか職人とか、元の部下だった人たちがもんじゅの担当もしているので、何か困ったことがあると私を呼ぶんですね。もう会社を辞めていましたが、原発だけは事故が起きたら取り返しがつきませんから、放っては置けないので行くのです。

 ある時、電話がかかって、「配管がどうしても合わないから来てくれ」という。行って見ますと、特別に作った配管も既製品の配管もすべて図面どおり、寸法通りになっている。でも、合わない。どうして合わないのか、いろいろ考えましたが、なかなか分からなかった。一晩考えてようやく分かりました。もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機などの寄せ集めのメーカーで造ったもので、それぞれの会社の設計基準が違っていたのです。

 図面を引くときに、私が居た日立は〇・五mm切り捨て、東芝と三菱は〇・五mm切上げ、日本原研は〇・五mm切下げなんです。たった〇・五mmですが、百カ所も集まると大変な違いになるのです。だから、数字も線も合っているのに合わなかったのですね。

 これではダメだということで、みんな作り直させました。何しろ国の威信がかかっていますから、お金は掛けるんです。

 どうしてそういうことになるかというと、それぞれのノウ・ハウ、企業秘密ということがあって、全体で話し合いをして、この〇・五mmについて、切り上げるか、切り下げるか、どちらかに統一しようというような話し合いをしていなかったのです。今回のもんじゅの事故の原因となった温度センサーにしても、メーカー同士での話し合いもされていなかったんではないでしょうか。

 どんなプラントの配管にも、あのような温度計がついていますが、私はあんなに長いのは見たことがありません。おそらく施工した時に危ないと分かっていた人がいたはずなんですね。でも、よその会社のことだからほっとけばいい、自分の会社の責任ではないと。

 動燃自体が電力会社からの出向で出来た寄せ集めですが、メーカーも寄せ集めなんです。これでは事故は起こるべくして起こる、事故が起きないほうが不思議なんで、起こって当たり前なんです。

 しかし、こんな重大事故でも、国は「事故」と言いません。美浜原発の大事故の時と同じように「事象があった」と言っていました。私は事故の後、直ぐに福井県の議会から呼ばれて行きました。あそこには十五基も原発がありますが、誘致したのは自民党の議員さんなんですね。だから、私はそういう人に何時も、「事故が起きたらあなた方のせいだよ、反対していた人には責任はないよ」と言ってきました。この度、その議員さんたちに呼ばれたのです。「今回は腹を据えて動燃とケンカする、どうしたらよいか教えてほしい」と相談を受けたのです。

 それで、私がまず最初に言ったことは、「これは事故なんです、事故。事象というような言葉に誤魔化されちゃあだめだよ」と言いました。県議会で動燃が「今回の事象は……」と説明を始めたら、「事故だろ! 事故!」と議員が叫んでいたのが、テレビで写っていましたが、あれも、黙っていたら、軽い「事象」ということにされていたんです。地元の人たちだけではなく、私たちも、向こうの言う「事象」というような軽い言葉に誤魔化されてはいけないんです。

 普通の人にとって、「事故」というのと「事象」というのとでは、とらえ方がまったく違います。この国が事故を事象などと言い換えるような姑息なことをしているので、日本人には原発の事故の危機感がほとんどないのです。

日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?

 もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。

 そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。

 しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われてしまったことはほとんど間違いありません。

 日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。

 日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。

 世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもので電気を作ろうとしているんです。普通の原発で、ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルをやろうとしています。しかし、これは非常に危険です。分かりやすくいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。原発の元々の設計がプルトニウムを燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂の力がウランとはケタ違いに大きいんです。だから原爆の材料にしているわけですから。

 いくら資源がない国だからといっても、あまりに酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あちこちで被曝者が増えていくばかりです。
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# by fujinomiya_city | 2011-09-02 21:23 | 原発 | Comments(0)
2011年 09月 02日
原発がどんなものか知ってほしい(1)/平井憲夫
筆者「平井憲夫さん」について

1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。

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原発がどんなものか知ってほしい
平井憲夫

私は原発反対運動家ではありません
 私は原発反対運動家ではありません。二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。
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私は原発反対運動家ではありません。

 二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。

 はじめて聞かれる話も多いと思います。どうか、最後まで読んで、それから、原発をどうしたらいいか、みなさんで考えられたらいいと思います。原発について、設計の話をする人はたくさんいますが、私のように施工、造る話をする人がいないのです。しかし、現場を知らないと、原発の本当のことは分かりません。

 私はプラント、大きな化学製造工場などの配管が専門です。二○代の終わりごろに、日本に原発を造るというのでスカウトされて、原発に行きました。一作業負だったら、何十年いても分かりませんが、現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。

「安全」は机上の話

 去年(一九九五年)の一月一七日に阪神大震災が起きて、国民の中から「地震で原発が壊れたりしないか」という不安の声が高くなりました。原発は地震で本当に大丈夫か、と。しかし、決して大丈夫ではありません。国や電力会社は、耐震設計を考え、固い岩盤の上に建設されているので安全だと強調していますが、これは机上の話です。

 この地震の次の日、私は神戸に行ってみて、余りにも原発との共通点の多さに、改めて考えさせられました。まさか、新幹線の線路が落下したり、高速道路が横倒しになるとは、それまで国民のだれ1人考えてもみなかったと思います。

 世間一般に、原発や新幹線、高速道路などは官庁検査によって、きびしい検査が行われていると思われています。しかし、新幹線の橋脚部のコンクリートの中には型枠の木片が入っていたし、高速道路の支柱の鉄骨の溶接は溶け込み不良でした。一見、溶接がされているように見えていても、溶接そのものがなされていなくて、溶接部が全部はずれてしまっていました。

 なぜ、このような事が起きてしまったのでしょうか。その根本は、余りにも机上の設計ばかりに重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったためです。それが直接の原因ではなくても、このような事故が起きてしまうのです。

素人が造る原発

 原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないでしまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は1度もされたことがありません。

 原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実ですから、原発や新幹線、高速道路がいつ大事故を起こしても、不思議ではないのです。

 日本の原発の設計も優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きるとちゃんと止まるようになっています。しかし、これは設計の段階までです。施工、造る段階でおかしくなってしまっているのです。

 仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです。

 ひとむかし前までは、現場作業には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人、現場の若い監督以上の経験を積んだ職人が班長として必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持っていて、事故や手抜きは恥だと考えていましたし、事故の恐ろしさもよく知っていました。それが十年くらい前から、現場に職人がいなくなりました。全くの素人を経験不問という形で募集しています。素人の人は事故の怖さを知らない、なにが不正工事やら手抜きかも、全く知らないで作業しています。それが今の原発の実情です。

 例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、世界中を巻き込むような大事故になっていたところでした。本人は針金を落としたことは知っていたのに、それがどれだけの大事故につながるかの認識は全然なかったのです。そういう意味では老朽化した原発も危ないのですが、新しい原発も素人が造るという意味で危ないのは同じです。

 現場に職人が少なくなってから、素人でも造れるように、工事がマニュアル化されるようになりました。マニュアル化というのは図面を見て作るのではなく、工場である程度組み立てた物を持ってきて、現場で1番と1番、2番と2番というように、ただ積木を積み重ねるようにして合わせていくんです。そうすると、今、自分が何をしているのか、どれほど重要なことをしているのか、全く分からないままに造っていくことになるのです。こういうことも、事故や故障がひんぱんに起こるようになった原因のひとつです。

 また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来ない職場なのです。原発の作業現場は暗くて暑いし、防護マスクも付けていて、互いに話をすることも出来ないような所ですから、身振り手振りなんです。これではちゃんとした技術を教えることができません。それに、いわゆる腕のいい人ほど、年問の許容線量を先に使ってしまって、中に入れなくなります。だから、よけいに素人でもいいということになってしまうんです。

 また、例えば、溶接の職人ですと、目がやられます。30歳すぎたらもうだめで、細かい仕事が出来なくなります。そうすると、細かい仕事が多い石油プラントなどでは使いものになりませんから、だったら、まあ、日当が安くても、原発の方にでも行こうかなあということになります。

 皆さんは何か勘違いしていて、原発というのはとても技術的に高度なものだと思い込んでいるかも知れないけれど、そんな高級なものではないのです。

 ですから、素人が造る原発ということで、原発はこれから先、本当にどうしようもなくなってきます。

名ばかりの検査・検査官

 原発を造る職人がいなくなっても、検査をきっちりやればいいという人がいます。しかし、その検査体制が問題なのです。出来上がったものを見るのが日本の検査ですから、それではダメなのです。検査は施工の過程を見ることが重要なのです。

 検査官が溶接なら溶接を、「そうではない。よく見ていなさい。このようにするんだ」と自分でやって見せる技量がないと本当の検査にはなりません。そういう技量の無い検査官にまともな検査が出来るわけがないのです。メーカーや施主の説明を聞き、書類さえ整っていれば合格とする、これが今の官庁検査の実態です。

 原発の事故があまりにもひんぱんに起き出したころに、運転管理専門官を各原発に置くことが閣議で決まりました。原発の新設や定検(定期検査)のあとの運転の許可を出す役人です。私もその役人が素人だとは知っていましたが、ここまでひどいとは知らなかったです。

 というのは、水戸で講演をしていた時、会場から「実は恥ずかしいんですが、まるっきり素人です」と、科技庁(科学技術庁)の者だとはっきり名乗って発言した人がいました。その人は「自分たちの職場の職員は、被曝するから絶対に現場に出さなかった。折から行政改革で農水省の役人が余っているというので、昨日まで養蚕の指導をしていた人やハマチ養殖の指導をしていた人を、次の日には専門検査官として赴任させた。そういう何にも知らない人が原発の専門検査官として運転許可を出した。美浜原発にいた専門官は三か月前までは、お米の検査をしていた人だった」と、その人たちの実名を挙げて話してくれました。このようにまったくの素人が出す原発の運転許可を信用できますか。

 東京電力の福島原発で、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した大事故が起きたとき、読売新聞が「現地専門官カヤの外」と報道していましたが、その人は、自分の担当している原発で大事故が起きたことを、次の日の新聞で知ったのです。なぜ、専門官が何も知らなかったのか。それは、電力会社の人は専門官がまったくの素人であることを知っていますから、火事場のような騒ぎの中で、子どもに教えるように、いちいち説明する時間がなかったので、その人を現場にも入れないで放って置いたのです。だから何も知らなかったのです。

 そんないい加減な人の下に原子力検査協会の人がいます。この人がどんな人かというと、この協会は通産省を定年退職した人の天下り先ですから、全然畑違いの人です。この人が原発の工事のあらゆる検査の権限を持っていて、この人の0Kが出ないと仕事が進まないのですが、検査のことはなにも知りません。ですから、検査と言ってもただ見に行くだけです。けれども大変な権限を持っています。この協会の下に電力会社があり、その下に原子炉メーカーの日立・東芝・三菱の三社があります。私は日立にいましたが、このメーカーの下に工事会社があるんです。つまり、メーカーから上も素人、その下の工事会社もほとんど素人ということになります。だから、原発の事故のことも電力会社ではなく、メー力-でないと、詳しいことは分からないのです。

 私は現役のころも、辞めてからも、ずっと言っていますが、天下りや特殊法人ではなく、本当の第三者的な機関、通産省は原発を推進しているところですから、そういう所と全く関係のない機関を作って、その機関が検査をする。そして、検査官は配管のことなど経験を積んだ人、現場のたたき上げの職人が検査と指導を行えば、溶接の不具合や手抜き工事も見抜けるからと、一生懸命に言ってきましたが、いまだに何も変わっていません。このように、日本の原発行政は、余りにも無責任でお粗末なものなんです。

いいかげんな原発の耐震設計

 阪神大震災後に、慌ただしく日本中の原発の耐震設計を見直して、その結果を九月に発表しましたが、「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」というあきれたものでした。私が関わった限り、初めのころの原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。それを新しいのも古いのも一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。1993年に、女川原発の一号機が震度4くらいの地震で出力が急上昇して、自動停止したことがありましたが、この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発では、1984年に震度5で止まるような工事をしているのですが、それが震度5ではないのに止まったんです。わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まったと同じことなんです。これは、東北電力が言うように、止まったからよかった、というような簡単なことではありません。5で止まるように設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性もあるということなんです。つまり、いろんなことが設計通りにいかないということの現れなんです。

 こういう地震で異常な止まり方をした原発は、1987年に福島原発でも起きていますが、同じ型の原発が全国で10もあります。これは地震と原発のことを考えるとき、非常に恐ろしいことではないでしょうか。

定期点検工事も素人が

 原発は1年くらい運転すると、必ず止めて検査をすることになっていて、定期検査、定検といっています。原子炉には70気圧とか、150気圧とかいうものすごい圧力がかけられていて、配管の中には水が、水といっても300℃もある熱湯ですが、水や水蒸気がすごい勢いで通っていますから、配管の厚さが半分くらいに薄くなってしまう所もあるのです。そういう配管とかバルブとかを、定検でどうしても取り替えなくてはならないのですが、この作業に必ず被曝が伴うわけです。

 原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになりますから、その中で人間が放射線を浴びながら働いているのです。そういう現場へ行くのには、自分の服を全部脱いで、防護服に着替えて入ります。防護服というと、放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中のチョッキに付けているんですから。つまり、防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。作業している人を放射能から守るものではないのです。だから、作業が終わって外に出る時には、パンツー枚になって、被曝していないかどうか検査をするんです。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ですと、シャワーで洗うと大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗ってから、やっと出られます。

 また、安全靴といって、備付けの靴に履き替えますが、この靴もサイズが自分の足にきちっと合うものはありませんから、大事な働く足元がちゃんと定まりません。それに放射能を吸わないように全面マスクを付けたりします。そういうかっこうで現場に入り、放射能の心配をしながら働くわけですから、実際、原発の中ではいい仕事は絶対に出来ません。普通の職場とはまったく違うのです。

 そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が自分の仕事が暇な冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう経験のない人が、怖さを全く知らないで作業をするわけです。

 例えば、ボルトをネジで締める作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、作業する現場は放射線管理区域ですから、放射能がいっぱいあって最悪な所です。作業現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、現場は場所によって放射線の量が違いますから、作業の出来る時間が違います。分刻みです。

 現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まるわけですが、その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ-ムメーターが鳴るようにしてある。だから、「アラームメーターが鳴ったら現場から出なさいよ」と指示します。でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。そうやって、現場に行きます。

 そこでは、ボルトをネジで締めながら、もう10分は過ぎたかな、15分は過ぎたかなと、頭はそっちの方にばかり行きます。アラームメーターが鳴るのが怖いですから。アラームメーターというのはビーッととんでもない音がしますので、初めての人はその音が鳴ると、顔から血の気が引くくらい怖いものです。これは経験した者でないと分かりません。ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚もいっぺんに写したくらいの放射線の量に当たります。ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、どうしてもいい加滅になってしまうのです。すると、どうなりますか。

放射能垂れ流しの海

 冬に定検工事をすることが多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十トンも流れてしまうのです。はっきり言って、今、日本列島で取れる魚で、安心して食べられる魚はほとんどありません。日本の海が放射能で汚染されてしまっているのです。

 海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。原発はすごい熱を出すので、日本では海水で冷やして、その水を海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、一分間に何十トンにもなります。

 原発の事故があっても、県などがあわてて安全宣言を出しますし、電力会社はそれ以上に隠そうとします。それに、国民もほとんど無関心ですから、日本の海は汚れっぱなしです。

 防護服には放射性物質がいっぱいついていますから、それを最初は水洗いして、全部海に流しています。排水口で放射線の量を計ると、すごい量です。こういう所で魚の養殖をしています。安全な食べ物を求めている人たちは、こういうことも知って、原発にもっと関心をもって欲しいものです。このままでは、放射能に汚染されていないものを選べなくなると思いますよ。

 数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、こんな話をしました。「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに持っていったら、そこの若奥さんに「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」って途方にくれていました。みなさんの知らないところで、日本の海が放射能で汚染され続けています。

内部被爆が一番怖い

 原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。物がすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。

 ホコリ、どこにでもあるチリとかホコリ。原発の中ではこのホコリが放射能をあびて放射性物質となって飛んでいます。この放射能をおびたホコリが口や鼻から入ると、それが内部被曝になります。原発の作業では片付けや掃除で一番内部被曝をしますが、この体の中から放射線を浴びる内部被曝の方が外部被曝よりもずっと危険なのです。体の中から直接放射線を浴びるわけですから。

 体の中に入った放射能は、通常は、三日くらいで汗や小便と一緒に出てしまいますが、三日なら三日、放射能を体の中に置いたままになります。また、体から出るといっても、人間が勝手に決めた基準ですから、決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。どんなに微量でも、体の中に蓄積されていきますから。

 原発を見学した人なら分かると思いますが、一般の人が見学できるところは、とてもきれいにしてあって、職員も「きれいでしょう」と自慢そうに言っていますが、それは当たり前なのです。きれいにしておかないと放射能のホコリが飛んで危険ですから。

 私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。


普通の職場環境とは全く違う

 放射能というのは蓄積します。いくら徴量でも十年なら十年分が蓄積します。これが怖いのです。日本の放射線管理というのは、年間50ミリシーベルトを守ればいい、それを越えなければいいという姿勢です。

 例えば、定検工事ですと三ケ月くらいかかりますから、それで割ると一日分が出ます。でも、放射線量が高いところですと、一日に五分から七分間しか作業が出来ないところもあります。しかし、それでは全く仕事になりませんから、三日分とか、一週間分をいっぺんに浴びせながら作業をさせるのです。これは絶対にやってはいけない方法ですが、そうやって10分間なり20分間なりの作業ができるのです。そんなことをすると白血病とかガンになると知ってくれていると、まだいいのですが……。電力会社はこういうことを一切教えません。

 稼動中の原発で、機械に付いている大きなネジが一本緩んだことがありました。動いている原発は放射能の量が物凄いですから、その一本のネジを締めるのに働く人三十人を用意しました。一列に並んで、ヨーイドンで七メートルくらい先にあるネジまで走って行きます。行って、一、二、三と数えるくらいで、もうアラームメーターがビーッと鳴る。中には走って行って、ネジを締めるスパナはどこにあるんだ?といったら、もう終わりの人もいる。ネジをたった一山、二山、三山締めるだけで百六十人分、金額で四百万円くらいかかりました。

 なぜ、原発を止めて修理しないのかと疑問に思われるかもしれませんが、原発を一日止めると、何億円もの損になりますから、電力会社は出来るだけ止めないのです。放射能というのは非常に危険なものですが、企業というものは、人の命よりもお金なのです。
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# by fujinomiya_city | 2011-09-02 20:55 | 原発 | Comments(0)
2011年 09月 01日
自己紹介
ブログの管理人をしています、宮っちです。

居住:現在は静岡県富士宮市

家族:2人の子どもたちは成人して家を出、80歳過ぎた母親と夫と三人暮らし+犬

仕事:自営業

学歴:県立高校→専門学校

健康:糖尿病予備軍なので要注意なのに、毎日甘い誘惑に負けてしまう。

癌サバイバー。(子宮頚癌のことなら少しは詳しいよ)


堅い内容が多いブログですが、宮っちはお堅い人間ではないので気楽に接して下さいね♪

何故「焼きそばと言えば・・・」なのか。原発関係キーワードで検索してひっかかると削除されたり嫌がらせを受けるという事態になり、その対策として。富士宮は焼きそばで町おこししていることから。

個人的な意見はあまり書いていません。

情報はなるべく自分で入手したものを紹介するようにします。

ネットからの二次情報は慎重に選びソース元を必ずリンクするようにします。

間違っていると思われる点がありましたら、お手数ですがお知らせいただけると有り難いです。

よろしくお願いいたします。


3.11以前からのブログ→ 富士山の麓から。。。ゆるゆるな日記です。←こちらのブログは3.11後、脅しに屈してしまい残念ですが、
身の安全のため泣く泣く閉鎖しました。長い間ありがとうございました。


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# by fujinomiya_city | 2011-09-01 19:44 | 管理人・宮っち | Comments(0)
2011年 08月 31日
地下鉄のバイオリニスト
「地下鉄のバイオリニスト」

一人の男がワシントンDCの地下鉄駅構内に立ってバイオリンを弾き始めた。

1月のある寒い朝だった。彼はバッハの曲を6曲約45分間演奏した。その時間帯はラッシュアワーで、約1000人がその駅を通った計算だ。ほとんどの人たちは仕事に行くところだった。

3分を過ぎた所で、一人の中年の男性が音楽家が演奏していることに気づいた。彼は歩くペースを緩め、数秒間立ち止まったが、やがて自分の予定に急いで戻って行った。

1分後、バイオリニストは最初の1ドルのチップを受け取った。一人の女性が箱にお金を投げ入れ、そして止まることなく歩き続けた。

数分後、壁にもたれて彼の音楽を聴く者がいたが、その男性は腕時計を見てまた歩き始めた。彼は明らかに仕事に遅れていた。

もっとも注意を払ったのは3歳の男の子だった。彼の母親がその子を引っぱって急ごうとしたが、その子は立ち止まってバイオリニストを見ていた。最後に母親が強く押したので、その子どもは何回も振り返りながら歩き続けた。このような動作が他の何人かの子どもたちによって繰り返された。親たちは、例外なく、子どもたちを先に急がせた。

その音楽家が演奏した45分間で、わずか6人が立ち止まってしばらくそこにいた。約20人がお金を彼にあげたが、ペースを緩めることなく歩き続けた。彼は32ドル集めた。彼が演奏を終えると、辺りは静かになったが、誰もそのことに気づかなかった。拍手する者はだれもいず、だれも気づかなかった。

誰も知らなかったが、そのバイオリニストは世界の最も優れた音楽家の一人であるジョシュア・ベルだった。彼はこれまで書かれたうちで最も難解とされる曲のひとつを演奏した。350万ドルの価値あるバイオリンで。

地下鉄で演奏する2日前に催されたジョシュア・ベルのボストンでのコンサートは売り切れていた。そのチケットは平均で100ドルだった。

これは本当の話だ。地下鉄駅でジョシュア・ベルがお忍びで演奏することを企画したのは、ワシントンポストで、これは人々の認知、テースト(嗜好)、優先順位についての社会実験のひとつだった。

その企画の概要はこうだった。
ありふれた環境で、都合の悪い時間に、
私たちは美を認知するか?
足を止めてそれを観賞するか?
予想できない状況でも才能を認知するか?

この経験から得られる結論のひとつはこうだろう。

世界最高と言われる音楽家のひとりが最高の作曲と言われる曲を演奏するのに、一瞬たりとも立ち止まって聴くことをしないのならば、私たちはどれほどのものを見過ごしているだろうか?

原文:ワシントンポスト
訳文責:森田 玄         
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ワシントンポストに載った記事です。この実験バイオリン弾き物語が起きたのは2007年の1月。
ジョシュア・ベルは、1967年12月9日生まれの天才バイオリニストです。
14歳でフィラデルフィア交響楽団と共演してデビュー。
ジョシュア・ベルのバイオリンはアントニオ・シュトラディバリ1713年製の手作りで「ギブソン」と呼ばれる名器で5億円を払って手に入れたのものだそうです。

ジョシュア・ベルが演奏したのはバッハの「無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ」の中の最も有名なパルティータ第2番ニ短調の6曲。これは終曲によく知られる「シャコンヌ」があり、非常に難度の高いテクニックが要求される曲です。

野球帽を被ったジーパンの若ものがくず箱の脇に立って、この曲を5億円のシュトラディバリウスでワシントンDCのラシュアワーの地下鉄構内で弾いたわけです。

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# by fujinomiya_city | 2011-08-31 19:20 | ニュース新聞TVから | Comments(0)
2011年 08月 03日
<温暖化対策>原発20年間にさらに20基必要 エネ庁試算
この話は福島で原発事故が起こる一年前の毎日新聞に出ていた記事です。
政府は恐ろしい計画を立てていました。

オール電化など電気を消費させる暮らしをどんどん国民にすすめて、将来電力不足に陥ると言う試算を出し、原発の寿命を60年に延ばしても、という言葉が出てくる始末。
原子力発電は温暖化を促進するもので温暖化対策にはならないし、地球は小氷河期に向かっているという話の中での温暖化とはどうなのか、かなり怪しいわけで、結局は温暖化対策と称して儲けたいだけでしょう。
以下記事転載
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<温暖化対策>原発20年間にさらに20基必要 エネ庁試算
3月6日12時35分配信 毎日新聞

 原子力発電所の現在の新設計画(14基)がすべて実現しても、2030年以降の20年間にさらに20基の新設が必要という試算を資源エネルギー庁がまとめた。既存原発の寿命による廃炉の目減り分を埋め合わせるためで、現在よりハイペースな「年平均1基の新設」を実現しなければならない困難な状況が浮かび上がった。

 5日に開かれた総合資源エネルギー調査会原子力部会で報告された。同庁によると、現在国内で稼働中の原発は54基、総出力は約4900万キロワット。国は温室効果ガス削減対策の一つとして原発を位置付けており、20年までに温室効果ガス25%減(1990年比)という方針の実現には8基の新設が必須となる。30年までにはさらに6基の新設を計画している。

 これらが完成した場合の総出力は約6800万キロワット。この出力を維持するには、既存原発の寿命を現在の40年から60年に延長しても30~50年の20年間に150万キロワットの大型原発20基が必要だと分かった。

 既存原発には増設の余地は乏しく、新たな立地選定が課題となる。一方、寿命を40年のままとすると30年時点で3000万キロワット、寿命50年でも1500万キロワット分が不足する計算になるという。

 試算は、人口減少や家庭の電化、電気自動車の普及など今後の電力需要の見通しや、再生可能エネルギーの拡大などは考慮していない。一方、中部電力浜岡原発1、2号機(計138万キロワット)のように寿命前にコスト判断で廃炉が決まるケースもあり得るなど、流動的な面もある。

 部会では「稼働率向上や点検間隔の延長など(発電量を増やす)目先の政策だけしか論議されていない。新設を継続するために国が何をするかの政策がない」などの厳しい意見が相次いだ。【山田大輔】


TITLE:<温暖化対策>原発20年間にさらに20基必要 エネ庁試算(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
DATE:2010/03/06 19:50
URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000026-mai-soci
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# by fujinomiya_city | 2011-08-03 17:03 | ニュース新聞TVから | Comments(0)
2011年 07月 10日
ドキュメント「放射能はいらない」文字起こし続き
ブログ「ざまあみやがれ」より転載 文字起こしは途中までです。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/

ところが問題なのは、その多くの場合その飽和に達するほどたくさん放出してることは実際ないわけ。彼らは実際放出している量は彼らの言うとおり微量なのであって、どんどんのぼっていくところでしか我々に接してないわけ。

だからね、だからさぁ飽和までいったら大変なんだよ。だから飽和まで考慮してるみたいな言い方するけどね、飽和まで出されちゃ困るし飽和まで達したら困るんでね。

実際にはあの言えば彼らはね、すべての核種もわかってるみたいな言ってるけど、ほんとにどこまで飽和点がどこなのかということまでわかってる。

つまりさっきも言ったようにどういう核種がどこにどういうふうに入るかわかってるなんてのは数えるほどしかないのよ。

ある程度わかってるのがヨウ素でありストロンチウムでありセシウムでありコバルトであると。マンガンもややわかってる。

だからほかあと亜鉛だとか何とかいろんなものセリウムとかタリウムとか全然わかってないのがいくらでもあるのよ。

で彼らが評価してるというのはわかってるものについて評価してる、わからないものについては一切除外してるからね。

例えば原子炉の安全審査でも、わかってる核種について評価するわけ。わかってないのは書いてないからね。

推進派の言い分にもう少し耳を傾けてみよう。

370ベクレルの基準値ギリギリに汚染された輸入食品を1年間食べ続けたとしても、

その被ばく線量は4ミリレム。まったく心配のないレベルであると。

370ベクレルで今のICRPが使ってる計算使えば、例えばそれが今のその式を使えば4ミリレム、その370ベクレルのもの食べたらね。あのある量食べると。あの今仮定されているのはそればっかり食べるんじゃないけれども、食べ物のうち何分の1がヨーロッパ産であると。

例えば3分の1で計算してるのね。そうすると4ミリレムになると。だけどその出てくる4ミリレムという数字が何かというと、全身の平均被ばくだと考えてもらえばいいわけ。4ミリレムちゅうのは合計で4ミリレムちゅうんじゃなくて、平均でどこも4ミリレム浴びてるという意味だからね、平均で。

全身頭の先から足の先まで合計で4ミリレム浴びるでは絶対ないから。

それはもう均一にどの部分も4ミリレム浴びてるという計算になって、そのうち筋肉とセシウムの部分が大きい、ああ生殖腺の部分が大きいとセシウムの場合は。

それから中に一番極端なのはたとえばアルファ線を出すプルトニウムとかポロニウムとかそういったものでウランもそうだけど、そういうものは入ったとこのほんとに1ミリの何分の1だけの距離に被ばくを集中させて、そこの被ばくはものすごく大きくなる。

だから、ICRPの計算式から行けば、ネズミに例えば実験して100万分の1グラムくらいのプルトニウムをネズミ一匹に与えても、ICRPの計算式だったら1%程度しかガンが出ないはずなのに、100万分の1グラムのプルトニウム与えたら100%出ると。

だからそのいわゆるレムって示される内部被ばくってのは先にも言ったように、全身だったりその臓器、ひとつの臓器で考えるとその臓器の平均値でしかないからね。それ以上我々求めること出来ないから。

で、体内被曝についてはだからきっちり把握する今のところ方法がないわけ。で、全身の被ばくするときなんかでこんな複雑な体した人間の体をね、くまなく指の先からね、足の指の先まで計算することはできないから、仕方ないから人間の平均体重を60キロとして、

60キロの球として計算するんですから今の評価法は。

もともとだってそんなものなんだよ。レムという単位は、仮定の置き方でどのようにでも変わる評価値にすぎない。

ところが推進派は、このレムを持ち出し、輸入食品に含まれる放射能や、原発が日常的に放出する放射能をことさら自然放射能と比較して見せる。

このような比較に、意味があるのだろうか。

原発を推進される側はいつもこれの比較。絶対これを離れない。この比較を原発を推進する側はやるわけ。

私たちは本当に比較しなきゃならないのはこっちなんです。

さっき言ったカリウム40。こういうものが天然に昔からあったわけです。そういうものがあったら、そういう危険なものがある元素は人間や全生物はそういうものは蓄えないという形で適応してるわけ。つまり進化と適応、生物の進化と適応の過程で遭遇してきたものに対しては、それをくぐりぬけてきたものしか生き残ってないという形で結果として。だからこういうものを蓄えない、天然のこういうものを蓄えない生物なんかが生き残っているという形で適応して、人口あ、自然の放射性核種を濃縮する生物はひとつもいません。

ところがヨウ素。ヨウ素はさっきも言ったように、天然のヨウ素は全部非放射性でしょ。放射能がない要素だから我々は植物は安心して何100万倍も濃縮したし、我々は安心して甲状腺に集めて利用してるわけです。安全だったからそういう性質は貴重な、優れた性質になりえたんです。

ところがその安全だった元素に、安全だった元素に放射性の核種を作ったらだめなんです。濃縮するやつを考えてみますと、今までその元素には放射性がなかった、そういう元素に放射性のものを作った時に濃縮するんです。

セシウムそう。セシウムも天然のものはカリウムと一緒に入ってきても、非放射性ですから何にも怖くないです。勝手に入りなさい。ね。

ところがこんなものなんか原子炉の中で作り出すもんだから、これも今言ったようにじわじわじわじわ蓄える。

ストロンチウム90もそう。天然のストロンチウムは非放射性でカルシウムに性質が似ていてカルシウムが入るとこにはストロンチウムはいつでも入ってきます。ただ天然のストロンチウムは入ってきたって一向に構わないです、非放射性ですから。

ところが原子炉の中で、ストロンチウム90とか、放射性のストロンチウムを作ると骨の中に入っちゃう。ストロンチウム90もこれにちかい半減期28年ですから、ゼロ歳の時に骨の中に入っちゃうストロンチウム90が。ね。入っちゃったらその人は28歳になったって放射能まだ半分残ってるんです骨の中で。中から被ばくを与えてます。

ストロンチウムが入ると、白血病だとか骨髄罹患にかかりやすいちゅうのはそういうのあります。骨に入って至近距離から骨髄とかに照射してるわけですから。ねえ。

そういうこれまでその元素に放射性のなかったものに放射性のものを作った時に濃縮するんです。それが人工放射能の濃縮です。今まで天然でそういう濃縮するものはないというのはさっきもいったように適応の結果なんです。

ところが我々が進化の適応の過程で1回も遭遇したことがない、原子力が始まってから初めてできたものに対しては我々はそういう適合をもってないんです。遭遇しなかった。

ところが今これやると具合悪いんで、昔そうだった。

昔は人工放射能も自然放射能も同じようなもんだと考えたのは一理あったんです。私もそう習ってきたしそう思ってます。なぜなら、ウランの核分裂の結果できる人口放射性核種を出す放射線はアルファ線かベータ線かガンマ線なんです。天然にある放射線もアルファ線かベータ線かガンマ線なんです。出す放射線は同じなんです、ウランの分裂の結果できるものも、天然にあるものも、出す放射線は同じなんです。放射能ちゅうのは放射線を出す能力のことで最終的にわれわれ生物に傷をつけるのは放射線ですから、放射線が同じなら人口でも自然でも同じじゃないかと昔は考えていたんです。これについて。

ところがそれは間違っていた。挙動の違いがあったわけです。

濃縮するかしないか。それがわかったあとなのに、推進側は今度、それがこれがだめちゅうことになってわざとこっちへ持ってきた。

放射線の問題にして、人工の放射線でも例えば医療の放射線出してきたり、あれも人工の放射線。自然に天然に宇宙から飛んできてるやつもみんな放射線は放射線で、みなさん傷つけてますよ人工にも自然にも差ありませんよと。

放射線取り上げたら差はありません。ここには差はないんです。

だけど放射線が同じか違うかじゃなかったんです問題は。放射線を出す能力をもったこういうものが、我々の中で蓄積するか、しないかの違いなんです。

ヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90といった人工放射能は生体内に濃縮、蓄積し、生物がこれまで適応してきた自然放射能とは比較できない影響を人体に及ぼす。この認識をベースに、放射能は人間の体にどのような影響を及ぼすのかを考えてみよう。

我々の体は、50兆から60兆の細胞が集まってできている。

その細胞の一つ一つには、核と呼ばれる小さな袋があり、

その中にはDNAと呼ばれる細い2本の糸が対となって、らせん状に巻かれている。

このDNAには4種類の分子が10億個もつらなり、小説1万冊相当の情報がびっしりと書き込まれている。これを我々は、遺伝子と呼んでいる。

DNAは細胞分裂の直前に染色体といわれる46本の束にまとめられるが、そのうちの2本ずつは同じ形をしている。実は46本の染色体のうち23本は母親から、残り23本は父親から受け継いだものである。DNAは我々の命の本質にほかならない。

人間が人間であることも、このDNAから読み取られた情報の一つである。2本足で歩くこと、手を器用に使うこと、物を考えること、笑ったり泣いたり、豊かな感情をもっていること、これらの情報はDNAを通じて、親から子供へ正確に伝達される。

DNAの役割はそれだけではない、今、この瞬間にもあなたの全身すべての細胞の中で、DNAは生きる上で必要な様々な反応を絶え間なくコントロールしている。つまり、我々が生命活動を行うために欠くことのできないすべての情報がDNAにインプットされているのだ。DNAが命の設計図とか、命の本質とか呼ばれるゆえんである。

この録音テープをDNAだとしよう。流れている音楽こそ命である。

そして、この小さな磁石を放射能だとしよう。その磁力が放射線である。

微量の放射能は体の外にある場合全く問題はないが、

体内に入った場合は至近距離からDNAを傷つける。すなわち、命の本質を破壊するのだ。

命の情報テープは放射能によってたやすく傷つけられてしまう。放射線の一粒子がDNAの一部分を弾き飛ばしてしまうのだ。

その傷がほんの小さなものであっても、生物にとっては致命的な損傷になりえるし、大きく傷ついたDNAはもはや元には戻らない。DNAにおきたこのような変化を、遺伝子の突然変異という。

では、放射線によって遺伝子に傷がつくと、何が起こるのだろうか。

人間は、胎児から幼児、大人になるまでの成長期には、細胞が盛んに分裂して増えている。しかも細胞が分裂するときには、DNAが傷を受けやすくなっている。すなわち、放射線によって引き起こされる障害は、細胞分裂の盛んな若い人ほど起こりやすいということである。

DNAに傷を受けても、その細胞がすぐに死んでしまえばそれほど大きな障害は起こらない。

問題なのはその細胞が生き残って増え始めた時だ。

傷ついた細胞が2つに分裂し、2つが4つになり、4つが8つになり、やがて10億以上の塊となった時、我々は初めて体内の異常に気づくことになる。

すなわち、がん細胞の発見である。

これは、日本癌学会で発表された、日本全国の5歳から9歳男児のがん死亡増加率。大規模な核実験があるたびにがん死亡率が跳ね上がり、1965年には核実験をやらなかったころに比べて6倍も増えている。

人口放射能が環境中にばらまかれ始めて、子どもたちのがんは急増した。

厚生省のデータを見てみよう。

悪性新生物すなわち、がんは、うなぎ上りに増え続けている。

こどもたちとて例外ではない。

園児や学童の間でも、がんは近年急速に死因の上位を占め始め、10歳から14歳の学童では死因のトップ22.6%を占めている。すでにガンが成人病であるとの認識は捨て去らなければならない。

放射線によってDNAが傷つけられてからガンになるまでの期間は数年のこともあれば30年から40年かかることも
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# by fujinomiya_city | 2011-07-10 23:08 | 放射能の正確な危険性を学ぶ | Comments(0)
2011年 07月 10日
ドキュメント「放射能はいらない」文字起こし
ブログ「ざまあみやがれ」より転載 http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/

このお茶は放射能で汚染されている。1986年5月チェルノブイリの放射能は8000キロも離れた日本に到達し、雨となってこのお茶の上にも降り注いだ。
その直後に測定したデータでは、合計1269ベクレル、そのうち半減期の短い放射能のいくつかは減衰したが、まだこのお茶には200ベクレル近いセシウムが含まれている。
円高とグルメブームを反映して今私たちの食生活には夥しい量の輸入食品があふれている。その量は年間2500万トン、日本人一人当たり1日600グラム、カロリー摂取量にすると、食品のおよそ半分を輸入に頼っている。 国内メーカーの食品にも、知らぬ間に輸入食品が使用され、消費者には国産として売られている。食の国際化の名のもとに、原産地も、どんな作り方をしているかもわからない食品が、大量に日本人の胃袋に吸収されているのだ。そしてチェルノブイリ原発事故以降、日本はヨーロッパ諸国からの食品輸入を大幅に増やし、甘い基準値、抜け穴だらけの検疫体制によって大量の汚染食品が市場に出回ることを許してしまった。
厚生省の輸入検疫など全く当てにならない。
自分たちの命と健康は、自分たちで守らなければならない。数多くの市民グループが、食品の放射能測定を進めている。

「今までは生産者とかそれから自分が選ぶ段階で、ある程度無添加のもの、無農薬のものは手に入りましたけれど、放射能の汚染に関しては、見た目とか、作ってる人自身にもね、客観的な判断ができないということで、大変な驚きを感じたわけです。」

「もちろん食品の放射能汚染ということに気づいたときに、即座に私自身も測定器が持てるものなら持ちたいと思ったわけですけど、金銭的な問題もありますし、はたして自分がそれだけの技術的なことができるかということもありまして、」

「まぁ半分はまたこれも夢で終わるなという感じで、ま上の方には話したんですけどね、そういうふうなお金と労力と技術的なことということで、いったんは生産者とか販売業者の方に測ってくださいという形で活動の方向を展開していったわけですけれど、」

「とにかく私たちは日々食べる物の科学的なデータが欲しい、またそれを仲間たち、子どもを育てている自分たち母親に一人でも多くの人に伝えたいということで、自分たちの測定器ということにやはり戻ったわけです」

「これがあの、今日測りましたフィンランド産のチョコレートのスペクトルですけれども、ここの塗りつぶされた部分、これがセシウム137と考えてもらっていいわけです。」

「その隣にあるのが、セシウム134と考えていただいていいわけです。」

「このチョコレートからはキログラム当たり40ベクレル程度出ているということになっています。フィンランド産のチョコレートは最近スーパーで安売りの目玉商品として売られていたものなんですが、100グラム1枚100円というだいたい国産の半額以下の値段で売られています。」

「こういうものが安いということで非常に出回っているわけですけれども、まあ注意が必要ではないだろうかというふうに考えています。 」

「それと、他に測ったものではイタリアからのスパゲッティを測っておりますけれども、イタリアからのスパゲッティすべてに検出されるという状況ではなくなっています。40ベクレル出るものもあれば、ほとんど検出されないというものもありまして、そういう点では消費者は選択がですね、非常にしにくくなったという状況が言えるのではないかという風に考えます。」

「それからこれは食べ物ではないんですけども、ピートモス、フィンランド産のピートモスには非常に出まして、だいたい2000ベクレルぐらい出るという状況があります。それからピートモスの袋を見てもらうとわかるんですが、きゅうりに使ったりということで食用のなんて言いますか土壌に使ったりすることもありますので、そういう点では非常に注意しないとそれを体内摂取してしまうというふうな状況が起こりえるということで心配しております」

「食品汚染を避けていればいいという問題ではなくて、なぜこれが引き起こされたかということにやはり行くと思うんですね。ですから原発というのは国境がないとよく言われますけれど、それはソ連から私たちが被害を受けたという、そういう事実ではなくて、私たちもすぐそばに浜岡原発、あるいは日本国中すぐそばですよね。」

「そういうものを抱えているっていうのは、明日現地になるかもしれないということで大変不安ですし、やはりこの便利な生活を維持するために、私たちは反対に何を失っているんだろうということを強く感じました。」

チェルノブイリ原発が放出した放射能は、我々のごく身近なところにその姿を現した。
これらの汚染食品は、人体にどのような影響を及ぼすのであろうか。

例えば国産の粉ミルクにはオランダなどから輸入された乳糖が使用されており、どこのメーカーのものでも2、3ベクレルは汚染されている。食品を選ぶことも、拒否することもできない乳児にとってこの汚染値はどういう意味をもつのだろうか。

「乳児は大人の100倍くらい感受性が違うから、赤ちゃんが2~3ベクレルのミルクを飲んでるのは大人が200~300ベクレルの食べ物食べてるのと同じだから。だから、決して無視はできない。かといって今言ったように、赤ちゃんが絶対に危険かといったらそうも言えない。確率的に起こる問題で」

埼玉大学理学部、市川定夫教授。ムラサキツユクサによる微量放射能の研究で世界的に著名な遺伝学者である。

「赤ちゃんでだいたい100倍と考えると胎児はもっとですか?」

「いや、妊娠後期の胎児と赤ちゃん、乳児くらいまでだいたい同じ」

「あーそうですか」

「うん。一般的に言うと大人と学童と比べて、学童が、だいたい小学校行ってるくらいが10倍感受性高いわけ。その学童と乳児、生まれたての赤ちゃんと妊娠後期の胎児がだいたいまた10倍くらい違う」

「妊娠初期はもっと感受性高いんだけど、逆に、放射線に感受性が高すぎるためにひどい傷がつくと流産しちゃうから。もうひとつ別のファクター入ってくるから、結果として出てくるのは妊娠後期とほぼ同じか、それよりもかえって少なくなる」

さて、私たちが知ることができるのは、ほとんどの場合食品に含まれるセシウムの汚染値だ。

だが、チェルノブイリ原発事故は、セシウムの50倍から100倍も危険だとされるストロンチウム90も大量に放出した。

しかしこうした測定機ではベータ線しか放出しないストロンチウムは全く測れない。輸入食品にはストロンチウム90は含まれていないのだろうか。

「炉の中での生成量から見たらね、ヨウ素131の直後の量としてだいたいヨウ素131を100とすると、セシウム137がだいたい7、ストロンチウム90は6あるのよ、原子炉の中には。うん。それで放出される瞬間は、100に対して7、6の割でだいたい出たはず。」

「ところがストロンチウム90の方が、いろんなものと化合しやすいちゅうか結合しやすいから、カルシウムと同じ、だから、化合物になって重いものだから、近辺には落ちたけれど遠いとこはあんまり行かなかった。だから日本でいえば圧倒的にセシウムに比べてストロンチウムの飛んでくる量は少なかった。」

「ところが近辺はストロンチウムの量はだから事故現場に近ければ近いほどセシウムに匹敵する量がある。だから日本に今来てる、降った量がそうだから、日本に来てる食品の中でも、事故が起きた近辺に近いほどセシウムに近いストロンチウムがある。同じヨーロッパ産でも遠いやつほどセシウムに比べてストロンチウムはうんと少ないという、そういう関係になってるわけね。」

「で最大限見積もれば例えばブルガリアから来る例えばバルクワインだとか、ブルガリアから送られて来るパスタ類とか、そういったものをとりあげれば近いから、そういったものだったらストロンチウムがセシウムに比べて半分くらい入ってるとか、そういうことはありうる」

では、ストロンチウム90は、なぜセシウムの50倍~100倍も危険なのだろうか。

これは体内に入った放射能が排泄によって半分に減る期間を、おもな放射性各種で比べたもの。セシウム137は、排泄によって70日前後で半分になるが、ストロンチウム90は骨に入り、50年たってもまだ半分しか排泄されない。つまり、取り込んだら最後、ほぼ一生涯、放射線を被ばくし続けるということである。

「やはり実際問題としては自分たちにデータが来ないということがありましてね、これはやはり自分たちでやらないと、科学的にものが言えないし、国がやってることに、また地方自治体なんかに入れてくださいということでまどろっこしい論争をしているよりも、」

では、放射能はなぜこのように、その種類によって体内に集まる場所や、そこに留まる期間が違ってくるのだろうか。それを知ることがすなわち、放射能の本当の危険性を知ることである。

86年5月3日、チェルノブイリの放射能は、ジェット気流に乗り、わずか1週間で日本に到達した。

雨、大地、野菜、水道水、牛乳、母乳など、日本国中ありとあらゆるものが放射能で汚染された。

その中でも特に濃度の高かったのがヨウ素131である。

8000キロも離れた日本で、これほどの汚染値が検出されようとはだれも予測できなかった。測定器が壊れたかと思うほどの放射能に、数多くの関係者が度肝を抜かれたのである。

「370ベクレルちゅうのは10000ピコちゅう意味です。」

「つまり、このころ、今の輸入制限値よりも高いか、その前後の値がたくさんザラザラ日本にあった。この8000キロ離れた日本にそれだけ放射能を、ヨウ素を降らした。あの事故はね。」

「さぁそのヨウ素なんですが、ヨウ素は放射能の半減期が8日、厳密には8.06日ですが、ところがこの八日でどんどん減っていくはずのヨウ素が、今日の主題の、濃縮ということに、どういう現象を起こしたかというのを今から図をかきます。」

「縦軸にヨウ素131の濃度を取ります。ヨウ素131による汚染度と考えてもらって。」

「こちらにヨーロッパの場合は、これ西ヨーロッパです。こちらでは10日刻みに、向こうではだいたい一番早いところで4月27日の深夜から降り始めたんですが、だいたい28日から降り始めた、全面的には、ヨーロッパの場合。で、1日、11日、21日、6月の1日と11日と、ほぼ10日刻みで切りましょう。」

「そうするとどういうカーブが得られたかというと、ひとつは5月1日くらいにピークがありまして、」

あとは8日で半分、8日で半分、8日で半分という感じで、減っていったカーブがひとつ得られた。」

「これは何かというとここに環と書きます。環境値つまり大気の中や、大気の中にチリとして存在したヨウ素、あるいは薄い雨水に交じって降ってきたヨウ素、雨水の中や空気中のヨウ素、それを環境中のヨウ素で環と書きます。こういうカーブを描いた。」

ところがヨーロッパの私がWHOから得たデーターを、地域によって先…」


幅がありますから絶対値は入れませんが、相対的な値としてほぼこれのピークの4割くらいのピークを示して、半分よりちょっと小さいくらい4割から5割くらい。幅がありますから、絶対値は入れません。

相対的な値として、ほぼこのピークの4割くらいのピークを示して半分より小さいくらい、4割から5割くらい。
やはり5月1日くらいにピークを示して、だんだんだんだんこう落ちて行ったんですが、中ごろまではこう落ちてきたんですが、それから急に上がったカーブがもう一つある。
それがこの高さのこの高さです。この高さの6、7倍。

5月の半ばごろからグーッと上がり始めまして、6倍から7倍ぐらい上がりまして
あとはまた8日で半分、8日で半分、8日で半分と。

これを野菜、牧草、つまり植物。
ここで示されたこれこそが濃縮なんです。とにかくヨーロッパでこういうことが起きた。
ところが問題は日本なんです。日本政府はどうしました?

皆さん覚えていますかね。日本政府は科学技術庁が5月19日に記者会見をしまして、5月19日です。
記者会見をしまして、環境中の放射能がヨウ素がどんどん減ってきたと。
したがって観測を打ち切ると。ということをいいました。5月22日でもって、ああして全都道府県で測っていた体制が打ち切られました。

5月22日のデータが最後です。5月19日に打ち切ると宣言して22日でおわりました。
さて、ヨーロッパはこうだったんですが、日本はさっきも言ったように、ヨーロッパが4月28日から降り始めたのに対し日本は5月3日からですから、5日遅れです。
5日遅れの日本で5月22日ですからヨーロッパでいえば5月17日です。
5月17日あたりに矢印。
今から野菜や牧草のデータがどんどんあがるという直前に打ち切ったんです。全都道府県のデータ。

僕たちはもっと続けるべきだと申し入れました。だけど聞いてもらえません。それからどうしてこれが打ち切られたのか、国会の質疑にもありました。
何と答えたかというと、日本はさっきも言ったように、絶対値はヨーロッパより少なかったんですよ。
しかし同じパターンは見られた。
だから日本でさっき見られた13000ピコキュリーとかいうのは、10000ピコキュリーあればここは何万ピコキュリーだったはずです。いいですか。
ここですら今の基準値を超えてたんです。
ここは今の基準値をはるかに超えていた。 幹事長は重々知っています。日本では5月6日ごろにピークがあったら次は6月6日ごろにピークが来るということは知っております。あえて打ち切った。

国会の議論で何と答えているか。日本はいずれにしてもデータは低いと。ヨーロッパに比べると。低い。
すぐさま健康に影響があるようなデーターではない。
こういう高いピークが現れることを国民が知ることによって、神経質になりすぎて食事を食べなくなったり、ノイローゼになったほうが健康上問題が大きいからこれやらなかったんですか。
こういう事実を知られたくなかった。
これ知らなくても、世論で初めて朝日もNHKも毎日も読売もそうだったですな。
初めて原発反対という世論が5割を超えたんです。この事故の後。
もしこれを知ってたらもっと変わったでしょう。
この辺で行った調査で5割超えた。しかもね、ここで安全宣言みたいにやった。
特にね、ある新聞がね、幹事長(?)安全宣言という、見出しで出しちゃった。安全宣言と。打ち切ったちゅうのは安全宣言と。
ですからこれまで気持ち悪いなぁと思ってた人も、バリバリ食べだした。
皆さんの中にもそういう人あると思うんです。これで安心して。これは食べなかったけどこれはさっさと食べた。

牛乳も、牛乳はヨーロッパでは3日遅れる。
なぜなら牧草を牛が食べてそれが牛乳に出るまで3日あるんです。ね。
あの当時、日本の政府はこうやっちゃった。
だけどヨーロッパのデータでこういうのは出てくるんです。だからこのヨーロッパのデータを彼らも手に入れてるのにどうして出したがらないのかというとこれがあるからです。

さ、こういうことでですね、ヨウ素というのは本当に早く濃縮するんです。早く減るんですが、早く濃縮するんです。それで、事故の後ヨウ素が一番心配される。
皆さんもご存じのようにヨウ素は私たちの体に非常に早く入ってきます。植物にも非常によく入ります。
植物の場合は空気中から植物の体内に、何百万倍にも濃縮します。

われわれが今までに得ているデータでは200万倍ないし1000万倍に濃縮します。われわれがこれを食べると、今度は人間の場合はヨウ素は甲状腺に集まるわけですね。植物では組織で活発に成長しようとしているところとか、花をつくろうというところに集まるわけです。人間の場合は甲状腺です。
甲状腺でヨウ素を使って成長を促進するホルモンを作り出して、子どもが成長する。
大人の場合は体の調子を維持するためにヨウ素が使われる。

さ、そういうふうに大人に比べて成長にヨウ素を必要とする子どもの方が甲状腺に集める速さはずっと早いんです。
大人に比べますと、学童、つまり小学校くらいの子どもたちは大人の10倍くらい早くヨウ素を甲状腺に集めます。
それから、お乳を飲んでいる乳児は、あるいは妊娠後期の胎児、どんどん大きくなっていく胎児は、学童よりもさらに10倍、ほぼ10倍速くヨウ素を甲状腺のところに集めます。
したがって、乳児と大人と比べると100倍も違うんです。
赤ちゃんや胎児にとって甲状腺は、心身の成長を制御し、ホルモンを分泌する大切な器官である。
そこに放射性のヨウ素が集まると、どのような障害を起こすのだろうか。

それはほとんど解明されていないが、生まれつき甲状性ホルモンの分泌に障害があるために起こる病気として、クレチン症、先天性甲状腺機能低下症がある。

表情に乏しい、不活発、便秘がひどいなどの症状が特徴で、放置すると発育障害を起こす。つまり、体の発育が止まれば身体障害、知能の発育が止まれば知能障害になる恐ろしい病気である。

このクレチン症の赤ん坊が、スリーマイル原発事故の翌年にはその周辺地域で平常時の4倍以上生まれたとの報告がなされている。

また、アーネストスタングラス博士は、スリーマイルの風下地域で、新生児の死亡率が40~50%も異常に急上昇したとの研究報告を発表した。

では、スリーマイル原発事故では、どれだけのヨウ素131が放出されたのか。
公式発表での最大値は、事故2日後に周辺の牧場から集めた牛乳1リットル当たり、36ピコキュリー。
一方、86年5月、日本での測定値は茨城の原乳から310ピコキュリー。
新聞には発表されなかったが、島根の原乳からは、678ピコキュリー、また輸入の配合飼料ではなく、屋外で草を食べていた千葉のヤギ乳からは、2350ピコキュリー。
これらの発表データを信じるとしたら、ほぼ日本全域で、スリーマイル周辺の10倍から20倍の汚染があったことになる。

果たして、日本の幼い子供たちはどのような影響を受けたのだろうか。
甲状腺に集まるヨウ素に比べ、セシウムは食品と一緒に体内に入ると、やがて腸管から吸収され、血液の中に入り、全身に広がって、特に筋肉などに蓄積する。その化学的性質は、ナトリウムやカリウムに似ており、体内に入っても比較的早く排泄される。
セシウム137は、自然放射能のカリウム40とかなりの共通点をもった人工放射能である。
では、どこがどう違うのか。
そのカリウム40というのは、正しいカリウム、地球上に存在するカリウムのうちのほぼ1万分の1です。1万分の9999は放射能のない安全なカリウムなんですが、1万分の1の割でカリウム40ちゅうのが交じってます。ただそれでも、1万分の1なんだけど、みなさんが天然の放射能から受ける被ばくのほとんど大部分はこれなんです。
これに次いで多いのはラドンです。ときどきラジウム温泉とかラドン温泉なんか行かれると、そのラドンの被ばくがちょっと加わる。

だけど日常的な生活である限りはほとんどこれです。カリウムちゅうのは、そういういたずらもんが混じってますから、生物はものすごくその地球上にでた生物はカリウムによく適合しています。こういういたずらものがあるカリウム。

カリウムちゅうのはどんどん我々の体に入ってくるけどどんどん出て行くんです。入るスピードと出るスピードが同じなんです。われわれの体の中にカリウムを蓄える器官とか組織はまったくありません。

植物にもない、動物にもない、微生物にもありません。 カリウムはみなさんもご存じのように、窒素・リン酸・カリという三大肥料のひとつで、絶対に必要なんですがどんどん取り込んでどんどん出して循環させて利用している。
それなぜかというと、こういういたずら者がまじってたから。カリウムをどんどん蓄える生物が進化の途中で現れたとしたら、その生物は例えばこんなところに集めるとしますと、

ここの被ばくが大きくなりますから、カリウムを蓄えるということはカリウム40も増えるということですから1万分の1の割でね。だからここに被ばくが大きくなりますからそういう生物は不利でしたから栄えなかった。
つまり現在まで生き延びてるというのはこの地球上で不利な性質をもたなかったから今生き延びているわけで、ですから現在の生物がすべてカリウムをたくわえないのはそうなんです。

さて、このセシウムちゅうのは残念なことに天然のセシウムに放射能のやつ、ないんですが、こういうやつを原子炉の中で作りますと、カリウムとさっき言ったように化学的性質は同族ですからよく似ています。よく似てますから、セシウムはどんどん入っていきます。残念ながら体の中に。どんどんはいってきます。で、やはりカリウムと同じようにどんどん出て行きます。

しかし、問題があるんです。
われわれの腎臓、物を排出する腎臓はカリウムに対しては出てきたと同じスピードで排出する能力を持っているんです。
セシウムに対しては排出する能力がちょっと劣るんです。胃か、胃壁や腸壁を通って入ってくる早さはこれと同じなんです。出て行く速さが少し遅いんです。

入ってくる、ほとんど出て行くんですが、

例えば100入るたんびに1個は残っていく、100入るたんびに1個は残っていく、とやってだんだんだんだんたまっていくのがセシウム。

さっきのヨウ素は入ってきたものは確実に必要なところへ持って行ってしまって、ため込む一方。だから急速な濃縮をもってる。
これはむしろゆっくりの方です。ですからじわじわじわじわと時間をかけて増えます。

ラップランドの人たちは事故から1年もたって体内のセシウム量が急激に上昇した。87年8月には5万ベクレル、9月には10万ベクレルという例も報告されている。

ヨウ素はわずか1カ月で生体濃縮したが、セシウムはこのように長い時間かけて、ゆっくりと体内に蓄積する。

では、食品のセシウム汚染はいつまで続くのだろうか。

セシウムはむしろ多年性の植物の場合はまだまだ増えてくの。前の核実験のときのデータというのは13)

1962年に部分確定条約が調印されて、63年以降大気圏内の核実験が米ソイギリスによって止めた、やめられたわけね。フランスと後中国はまだやったけど。

でそれで62年にものすごい大量の駆け込み大気圏内核実験がやられたときに、環境中のセシウムがピークに達したときがあるんだけど、

環境中のセシウムのピークは62年の駆け込み実験によって62年の末から63年にかけてが一番多かった。

ところが植物体、特に多年性の植物体の最大値は5年後に来てるわけ。というのはセシウムというのはゆっくり体に入ってきて大部分は出て行くんだけど循環してるわけ。で一部が残っていくちゅう形でだんだん濃度が高くなる。だからヨーロッパのデータを見てもまだ高くなっているのはお茶とか、ナッツ類とか、月桂樹の葉とか、こういうのは今検査しているのは日本に入ってきているのはむしろ値は低くなってきているけども、ヨーロッパのデータを見るとますます高くなってるわけね。そのかわり1年性の小麦とか、そういうものの値はだんだん低くなっている。

「スパゲッティなんかは下がってますね、多年生というと具体的には果実はぜんぶそうですか」

果汁そう。

「リンゴでも何でも果物でも全部そうですね」

つまり生育期間が長いほどため込む時間が長くなる。

生育期間の長い人間も同じことである。日本人の体内にもセシウムはじわじわと蓄積されている。事故から1年目の時点でおよそ60ベクレル。事故前の3倍に増えている。果たしてこのグラフはどこまで上昇するのだろうか。

推進派は、放射能が生物の体内で濃縮することは認めながらも、排出もされるので一定量以上は濃縮されないと強調する。

放射能はビタミンCなどと同じように、いくら食べても一定量以上は排泄物と一緒に出て行ってしまうので、体の中にどんどんたまってしまうというのは嘘っぱちだというのだ。

一体、それ以上濃縮されない一定量とは何ベクレルなのだろうか

当然、どんな生物も新陳代謝しているわけだから、あるところまでどんどんどんどん濃縮していく、それで飽和っちゅって、その元素も要らなくなると、一定の割でそれ捨ててまた取り込んでいくから、飽和になったら当然一定に達する。これもう……。
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# by fujinomiya_city | 2011-07-10 22:46 | 放射能の正確な危険性を学ぶ | Comments(0)
2011年 06月 01日
あなたは浜岡原発を廃炉にできます!
ブログ「カレイドスコープ」より転載します。http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-537.html

浜岡原発の隠されていた本当の危険性

テレビ・新聞の大マスコミは、東電、それに電力会社の連合体である電気事業連合会の暴露話を出し始めています。
「金の切れ目が縁の切れ目」。
「電力会社になど味方をしたって、一文の得にもならない」ことを大マスコミの経営陣も理解し始めたようです。
とは言え、手のひらを返したような方向転換の動機としては、決して褒められたものではありませんが。

これから、まだまだ出てくるはずです。
一度、堰を切ったら止まりません。

浜岡原発が、※米国の圧力を借りてやっと停止にまでこぎつけたものの、とんでもない情報が湯水のように出てきました。

※米軍の外圧説を広めているのは、自民党、そして自民党の関係する機関をクライアントとする青山繁晴が言っていることです。国会では、東電社長の清水、原子力安全委員会のデタラメ委員長の間に座って、東電擁護、お得意さんの自民党擁護をしている人物。
http://www.youtube.com/watch?v=VPli18CmtbY

青山繁晴が自民政権から5000万円受け取っていた事が判明 しかも政権交代前に駆け込み契約も

東電に負けず劣らず、中部電力の隠蔽・捏造体質が暴露されています。
電力会社の体質とは、もともとこういうものです。

浜岡原発の地歴を調査団に同行した弁護団が調べたところ、かつては砂地の砂丘で、しかも浜岡原発の真下には川が流れていたことが判明したというのです。

しかも、土を入れ替えたりして土質改良などもやっておらず、ただ砂地の上に土を盛土しただけという、背筋が凍るような話が出てきました。
これでは東日本大震災のような大規模地震でなくとも、震度6の地震にも耐えられないでしょう。確実に液状化してしまう、ということが分かったのです。

この事実についても中部電力は隠蔽しており、弁護団が調査して初めて明るみに出されたことです。
管理人も、浜岡原発の地歴に関する情報を調べましたが、一切見つからず断念したことを覚えています。

中部電力が安全性を謳う根拠は、実は何も存在しないのです。

そこにきて、浜岡原発2号機の設計に携わった東芝の子会社のエンジニアの内部告発が出てきました。
このエンジニアは、すでに現役を退いているようですが、今回の福島第一原発の事故を目の当たりにして、さすがに良心の呵責に耐えきれず告白に踏み切ったということ。

設計の段階で、浜岡原発の耐震性に問題があることが発覚、それを東芝内に報告したものの、内部で握りつぶされて、データの捏造までもが行なわれた、というのです。
そして、そのまま浜岡原発の工事は進められてしまったのです。

このエンジニアは、この事実を隠そうとする会社の姿勢に警告を発する意味で会社を去ったようですが、浜岡原発はそんな警告を無視して着工されたのです。

東芝と当時の通産省、自民党で構成する鉄壁の原発推進トライアングルの前には、どんな重大な情報も握りつぶされてしまったことは誰でも想像できます。

世界の原発専門家たちも、一様に口をそろえて浜岡原発の危険性を唱えています。
安全性について、根拠がないばかりか、データの捏造までして建設しなければならない理由とはなんだったのか。

誰でも想像がつくし、それは確かなことでしょうけれど、近いうちに明らかにされるまで待ちましょう。浜岡原発廃炉には、直接影響しませんから。

なんとか運転停止した浜岡原発ですが、その際も原子炉の冷却システムにトラブルが発生していたことが発覚。
なんと、福島第一原発で国中が神経質になっているというこの時期に、このトラブルがあったことを発表したのは20時間後というのですから、電力会社の隠蔽体質は、もうビョーキと言う他はありません。

以上の記事を書くに当たって使用した大新聞のソースは、下にほうに原文のまま転載してありますのでご覧ください。(東電を始め、原発関連の記事を書くと、すぐに削除されてしまうのです)

東芝は、優秀な原発技術者を抱え、現役を退いた後は、最高学府の教壇に立つ人間も少なくありません。
福島第一原発事故でニュースに出ずっぱりだった諸葛(モロ・クズ)宗男 東大特認教授もその一人です。
彼も東芝の出身ですね。

諸葛は、あちこちにニュース番組で出演するものの、大嘘ばかり言っているので、今や視聴者は誰も、モロ・クズのことなど信用していません。
しかし、東大の特任教授なのです。

ご立派なモロ・クズ先生は、テレビでこんなことをおっしゃっています。

「1960年頃の大気中のセシウムの濃度は、今より10000倍高かったんです。
それは旧ソ連や中国が核実験をしていたお陰で、今の1000倍から10000倍高かったんですよ。もう日本中が、そうですよ。
それがですね。今は10000分の1に落ちているんですよ。
我々の小学校の時代から比べたら、ぜーんぜーん低いんですよ。
官房長官も、野菜は食べても大丈夫だと明言しているわけですし過剰な反応はつつしむべきですね」。

さすがの司会者も唖然とした顔をしています。
モロ・クズは話になりません。

どうして原発推進派は議論になると、まるで駄々っ子のような屁理屈をこねるのでしょう。これは例外がありません。
原発には、どんな頭のいい先生も、童心に引き戻す「魔力」があるようですね。皮肉です。

このモロ・クズ先生、去年、ビル・ゲイツが突如、日本にやってきて東芝と小型原子炉ビジネスにおいて提携したときも、すかさずテレビで原発の素晴らしさを語っています。私は、ビル・ゲイツの不可解な来日について、このブログで、このように書いています。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-96.htmlのいちばん下

どうしても、ビル・ゲイツが小型原子炉をめぐって東芝と急遽提携したことが気になります。
東芝の新世代小型原子炉は、放射能漏れの危険性の少ない優れた原発という“宣伝文句”が付いてくるのですが、その実、「時代遅れの産物」という評価もあるようです。
今現在、世界中で稼動・建設中の原子炉は約400基です。これを、倍の800基まで増やそうというのが各国の考え方です。あの自然エネルギー大国・ドイツまでが原発を復活させることを決定しました。

COP15 の知らないうちに選ばれた支配層の代表らによって、勝手に炭素税の課税率が決められ、各国は経済の失速で青息吐息となるでしょう。「もっと豊かな暮らし を」という脅迫的な世論によって、各国の議会は「民意の決定に従った」と、仕方なく原発導入に踏み切るのではないでしょうか。
特に中国などの国は。
その兆候は、今回のマグロ禁輸措置騒動に表れています。
この魂胆を知っている国=今回はリビアやサウジ=がどんどん増えていけば、彼ら支配層にはっきりNO!を突きつけることができます。

しかし、そういうことを彼らはとっくに想定しているからこそ、エネルギー問題を解決するのは、我らがビル・ゲイツの主宰する「ビル&メリンダ研究財団」でなければならないのです。
財団を利用して、社会貢献を演出するのは彼らの手口です。
原発という「自殺種子」を抱え込んだら最後、HAARPの脅しに屈しない国はないでしょう。


ビル・ゲイツは発展途上国に戸籍制度を導入させて、子供たちにワクチン接種させようと世界を精力的に動き回っています。
戸籍制度とは、つまりはナチスの優勢学でしょう。彼らの望む遺伝子だけ残す…。

寿命を短くし、不妊にするためのワクチン接種には巨額の金は出しても、福島第一原発事故には一銭も寄付しないのです。東芝と提携までしておきながら。
もういくらなんでも、グローバリストの狙いは分かるでしょう。

日本の有識者と言われる人々は、まんまと悪魔のお先棒を担がされているのです。

原子力ビジネスの本質は、「人口削減」のための核拡散です。
モロ・クズは、欲にかられて目が見えなくなっているのです。

原発推進派の人々、学者、官僚、政治家、原発文化人、ちょうちんタレント… すべからく欲に目がくらんだ連中です。
ですので、私は原発は「人間ではない存在が人類を唆して自滅への道を、それも喜んで歩ませるように仕組んだもの」と考えているのです。

神は警告として、私たちに重大なヒントを与えています。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-503.html
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ウラン=URANは、U=126 R=108 A=6  N=84 
126+108+6+84=324=18の2乗=
(6+6+6)×(6+6+6)=〔6・6・6〕の2乗

プルトニウム=PLUTONIUMは、
P=96 L=72 U=126 T=120  O=90 N=84  I=54 U=126  M=78
96+72+126+120+90+84+54+126+78=846→8+4+6=18
=(6+6+6)=〔6・6・6〕
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原発をなくすためには、欲望と戦う必要があります。
幸か不幸か、日本の原発事故は日本人のライフスタイルを否応なしに変えることを迫っています。

私たちが、つつがなく暮らすためには、テレビの深夜放送など必要ですか?
くだらないおバカタレントのゴミ番組など必要ですか?
パチンコ屋など必要ですか?
銀座や新宿のネオンなど必要ですか?(終電と同時に節電しても、売り上げは大して変わらない)

こうしたことを自問自答してみると、おのずと、あるべき暮らしの風景が見えてきます。

後は、私たちが、それを受け入れるかどうかにかかっています。
それとも、このまま洗脳から覚めずに、破滅への道を歩みますか?

今は岐路に立たされています。

浜岡原発が停止したからといって、数年は崩壊熱が出続けますから、まったく安全ではありません。
絶対に浜岡は廃炉にしなければならないのですが、防潮堤は、どのみち建設しなければなりません。

今の浜岡原発の停止は、坊潮堤が完成するのでの時限措置ということになっています。
中部電力は、なんとしてでも運転再開にこぎつけたいのです。

しかし、本音は浜岡原発を廃炉にしたいはずです。
なぜ、そうしないのか。
投資家を恐れているからです。

経営陣自らが廃炉を宣言すれば、株価は下がるでしょう。株主総会でつるし挙げられるばかりでなく、その間に致命的な不祥事を起こしでもすれば、株主代表訴訟によって、優雅な暮らしをしていた経営責任者は、ホームレス同然の生活を余儀なくされることだってあるからです。

ですから、私たち国民は中部電力の経営幹部たちから、そうした心配を取り除いてあげるために、浜岡原発廃止を実現することです。
彼ら中部電力の幹部たちは心の中で、日本の国民のみなさん、浜岡に反対してくれてありがとう、と随喜の涙を流すでしょう。
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心ある議員・知事にメールしましょう

細野豪志 内閣総理大臣補佐官 (福島第一原発担当)
メールフォーム:
http://goshi.org/contact/

河野太郎 自民党議員 (脱原発 反核燃料サイクル)
メールフォーム:
http://www.taro.org/contact/

川勝平太 静岡県知事 (原発反対派)
メールフォーム:
https://www.pref.shizuoka.jp/governor/mailbox.html

黒岩祐治 神奈川県知事 (脱原発 浜岡に強行に反対)
メールフォーム:
http://www.kuroiwa.com/


例文

○×△閣○理△臣○佐官  (あるいは「~県知事」)
細○△志 様

浜岡原子力発電所 完全廃止のお願い

日本列島が地震多発サイクルの時期に入ったことは多くの有識者の間で、すでにオーソライズされていることはご存知のことと思います。

浜岡原子力発電所の立地の瑕疵、耐震性の問題等々、福島第一原発事故をきっかけとして多くの問題点が露呈されました。

浜岡原子力発電所の持つ特殊性は、今後30年の間に87%の確率で起こるといわれている東海地震に果たして耐えられるのかという危惧を多くの国民が持っています。

原発問題は、我が国だけの問題ではありません。近隣諸国への甚大な被害波及がある以上、一刻も早く廃止にすべきであると考えます。
また、このことは国民の総意といっても差し支えないと思います。

日本の国土、人命、経済を守るためにぜひ廃止していだきますようご尽力願います。

※自分流の表現にしてくださいね。
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せいぜい、10秒以内で読める長さで。
長いのはダメです。

要点を伝えるワード→ 浜岡、廃止、地震 などなどを強調。

言葉は必要以上に丁寧にする必要はありません。
書式、形式も自由です。
伝わればオーケー。

ただ、くれぐれも失礼のない表現。マナー良く。

「ついでに」と言うことで、福島第一原発の件や、東電賠償スキームなどについては書かないようにしましょう。それは別件のメールで。何でもかんでも書いてしまうと焦点がぼけてしまいます。

ただ私の経験から、民主党の議員はたいてい読んでくれます。文面がしっかりしていれば返信などもいただきます。
自民党の議員らにも要望を出していますが、読んでくれているのか手ごたえがないです。
基本的には原発推進党ですからダメです。

ただし、河野太郎議員は良い議員だと思います。原発廃止においては強力な論客です。
http://www.taro.org/gomame/
政党ではなく、あくまで人物本位で。
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# by fujinomiya_city | 2011-06-01 10:13 | 原発 | Comments(0)
2011年 05月 17日
浜岡関係メモ
浜岡原発の元設計士「耐震強度データに偽装があった」と告発
nifty news 2011年5月13日(金)16時0分配信


「技術者が不完全なものを造るわけにはいきません。しかもあれほど危険なものを平気で造ることなんて…」

目に涙を浮 かべてこう話すのは、千葉県在住の元エンジニア谷口雅春さん(69)。

東芝の子会社である「日本原子力事業」の技術者として、谷口さんは30年以上も昔、 浜岡原子力発電所2号機の設計に携わった。

1970年ごろから神奈川県横浜市にある東芝の工場に出向し、原子炉の炉内構造物の設計を担当。
当時、建設中の 浜岡原発2号機については「炉心支持構造物」という原子炉の中枢部分の設計にかかわり、耐震計算に必要な重量データを集計していた。

“事件”が起きたのは1972年5月だった。

数十人の設計者のうち代表3人だけで開かれた会議に谷口さんも出席していた。
そこで代表者のうちの1人がこう打ち明けたのだった。

「いろいろ計算したがダメだった。この数値では地震が来ると2号機はもたない」

担当者がダメだという最大の理由は岩盤だった。
浜岡辺りでは200年周期でマグニチュード8クラスの大地震が起きているため、岩盤が極めて脆かったという。

「浜岡の地盤はそもそも岩どころか、握りつぶすことのできる砂利の集まったシャーベットのような状態でした。さらに、大地震による断層や亀裂ばかりでぐちゃぐちゃになっていたんです」(谷口さん)

さらに原子炉建屋と核燃料集合体の「固有振動数」が、想定される地震の振動の周期に近いことがわかった。固有振動数と同じだと揺れが何倍にも大きくなる「共振現象」を引き起こし、地震のリスクが激増してしまう。

あまりにショッキングな報告に「建設中止もやむをえないか…」と思った谷口さんの目の前で、先ほどの担当者がこう言った。

「データを偽装して、地震に耐えられることにする」。

2号機は通産省(当時。現在の経済産業省)に設置許可申請を出す直前だった。
谷口さんが振り返る。

「担当者は“岩盤の強度を測定し直したら、福島原発並みに岩盤は強かったことにする”」。

「“固有振動数はアメリカのGE社が推奨する値を採用し、共振しないことにする”」

などと次々と“対策”をあげていくんです」

堂々の“偽装宣言”を耳にした谷口さんは、良心の呵責に苛まれた。

「事故を起こしたら大変なことになるのは明白でした。
技術者として、そんな危険な原発を造るなんてできるわけがありません。
悩んだ末、私が辞めることで何かしら警告になるのではないかと思い、会社を去ることにしたんです」
(谷口さん)

上司に辞意を伝えて自分のデスクに戻ると、耐震計算の結果が入った3冊のバインダーがなくなっていた。

「隠 ぺいが漏れないようにということからか、関連会社の仕事をいろいろ斡旋され慰留されました。
でも、続けていても飼い殺しになるだけ。
きっぱり辞めることを 決めました。
しかし残念ながら私の退社はまったく警告になることなく、彼らは原発建設を強行してしまったんです」
(谷口さん)

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地震が起これば液状化。
昔、浜岡原発の下には川が流れていた
毎日新聞 2011年5月9日 地方版


地盤液状化の恐れ

中部電力浜岡原発(御前崎市)をめぐり、地元住民らが26日にも運転差し止めの仮処分を申し立てる方針を固めた背景には、弁護団が浜岡原発につい て行った独自調査結果がある。

原子炉1号機のある場所には、かつて川が流れていたことが分かり、弁護士の一人は「これまで立地場所が液状化を容易に招く場所であることすら明らかになっていなかった。中電の中途半端な安全対策をただしたい」と訴えた。

このほか弁護団は申し立てで、中電が砂丘と主張しているのは砂を盛ったもので強度がない--------------
▽津波が来れば堤防のところで約1・5倍の高さになり想定が不十分--などの問題点を主張する考え。

弁護団が国土地理院から1889年以降発行している御前崎半島の地図を取り寄せたところ、新野川が1950年代に西方に移った。

かつての新野川は 浜岡原発の現在1号機が建っている真下を流れていた。

「浜岡原発が建っている敷地はもともと河川と砂浜があった。1952年ごろから盛り土をして造った土地で、東海地震が起これば一気に液状化する可能性が高い」と訴える。

弁護士は「浜岡原発の敷地は中電が造成した土地ではなく、かつて農民が畑などの敷地を広げるために開拓した土地」と指摘。さらに、「中電が1号機の設置許可申請を行った1970年には『液状化』のリスクなどについて知られていなかった可能性が高い」という。

1、2号機は廃炉手続き中だが、計1165本の使用済み燃料棒が保管されており、福島第1原発の事故を受け、その管理体制の安全性について不安が指摘されている。

中電が菅直人首相の要請を受け入れ、3~5号機を停止した場合、弁護団は、安全性が保証されない限り、再開しないよう中電に求める訴訟を6月中旬をめどに起こす方針も明らかにした。【平林由梨】

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世界で断トツに危険な場所に建つ浜岡原発 耐震設計ギリギリ
女性セブン2011年5月26日号


…このプレート同士がくっつ いている部分が震源となる。震源では特に揺れが大きくなるが、浜岡原発はまさにプレートの境界面の真上にある。
つまり浜岡原発は巨大地震の影響をもろに受けてしまうのだ。

「東海地震-浜岡原発 原発震災を防ぐ全国署名連絡会」事務局長で、『放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策』
(三五館)著者の古長谷稔さんは、こう話す。

「さらにタービン建屋などの真下には4本の断層が存在していることもわかっています。
断層は地震のエネルギーが解放される場所で、揺れが大きくなるので危険性はより高い。

浜岡原発は世界のなかでダントツにハイリスクな立地に建てられているのです」

中部電力によると、浜岡原発は最大加速度(瞬間的な揺れの強さを表す数値)1000ガルの地震に耐えるとされているが、今回の東日本大震災では最大2933ガルに達するなど、近年では2000ガルを超える大地震が頻発中。

「原子炉そのものは断層を避けて、固い岩盤の上に建てられているため、揺れは周辺の2分の1~3分の1に軽減されます。つまり最大2000~3000ガル程度の地震が起こっても1000ガル程度になるのですが、そんなギリギリの耐震性で安全とはいえません」(古長谷さん)

過去最大は2008年の岩手・宮城内陸地震の際、岩手県一関市で観測された4022ガル。これに匹敵する揺れが起きた場合を考えると、その危険性は計り知れない。
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【原発】浜岡原発でトラブル 炉内に海水流入か(動画)
TV asahi 5月15日 17時40分

中部電力、トラブルの事実を発表したのは20時間後

14日に運転を停止したばかりの浜岡原発でトラブルです。
核燃料の冷却作業中に400トンの大量の海水が誤って原子炉や復水器に流入したとみられます。
中部電力は「廃炉になるレベルではない」としています。

午後4時半ごろ、浜岡原発5号機で冷却水の異常を知らせる警報が鳴り、中部電力は原子炉圧力容器に海水が入った恐れもあるとして通常の冷却系統での注水を ストップしました。

代わって緊急炉心冷却装置を作動させ、原子炉は15日正午過ぎに冷温停止状態になりました。
中部電力によると、推定で400トンの海水 が原子炉や復水器内などに流入したとみられます。
原因は調査中ですが、海水を利用する熱交換器の配管から漏れた可能性もあるということです。
海水は機器を 腐食させる危険がありますが、中部電力は「脱塩処理をすれば廃炉になるレベルではない」としています。

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# by fujinomiya_city | 2011-05-17 10:33 | 原発 | Comments(0)