浜岡原発は現在5基全てが停止しています。(6号機は計画凍結)
けれどもこれは、運転中よりはマシというもので安全ではありません。
まだ危険であることに変わりありません。
それは燃料を冷温(100度以下)に保ち続けないといけない状態にあるからです。
これがどれだけ危険かと言うと、地震や津波に襲われた時に
福島第一原発事故の時の4号機と同じことが起こる可能性があるということです。
4号機は停止中でしたが、爆発し大惨事になりました。
浜岡原発には燃料が9,000体(そのうち使用済み燃料が6,600体)あります。
1体は、ウラン成型物を詰め込んだ長さ4メートルの棒を数十本束ねたものです。
人間にはこれらを自然に帰すとか無くすとか無害にするといったことができないもので
よく聞く再処理というのは結局高レベル放射性廃棄物が残り、地下に埋めて保管しています。
浜岡原発が停止したことで最近ちょっと油断しているんじゃないかって感じます。
静岡での脱原発のデモにも参加しましたが、停止後のデモは停止前よりかなり参加者が減りました。
テレビや新聞でも話題になることが減ったように思います。
このように世論が静かになると再稼働や新規建設計画進んでしまう恐れがあります。
私はこれからもミーティングや勉強会、デモなどを続けて行こうと思っています。