2012年 03月 26日
ゴミ焼却灰放射性物質検査結果
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疑問点があります。

「この結果、環境省の基準である8,000Bq/キログラムを大幅に下回り、問題のない数値であることを確認しました。」
この問題のない数値とはどういう意味で言っているのでしょうか。
みなさんはどのように理解しましたか。

環境省のサイトを見ると、この基準は「廃棄物を処理するための基準」とあります。

「8,000Bq/kg 以下の廃棄物は、焼却施設や埋立処分場で 排ガス処理、排水処理や覆土によって
環境中に有害物質が拡散しないように管理が行われる」

「8,000Bq/kgを越えた場合は特別な処理が必要」とあります。

現に富士宮市では焼却灰の一部を他県に処理をお願いして(500Bq/kg以下が条件でこれを超すと
処理はしてもらえません。)特別な管理や処理が必要なものなのです。

原発事故前は日本でも国際基準に基づき、放射性セシウム濃度が100Bq/kgを超える場合は、
特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込め
ていました。(クリアランス制度)

事故前は、放射性物質に汚染された物を一般のゴミ焼却炉で燃やしてはいけないと決められていました。
資格を持った人がいる特別な施設でないと燃やせなかったのです。

それが事故後、全国で汚染瓦礫を処理するために8,000Bq/kgと国際基準の80倍にしてしまったのです。
この基準には問題ないわけないのです。

私が心配なのは、問題ないという言葉が安全、安心のような誤解を与えかねないということと
事故前と事故後が基準値80倍のようにあまりにも違い過ぎるため一般市民の日常生活の中に
これまで入って来なかった見えない危険が存在するということ、
そして焼却灰が汚染されているということは同時に、事故後ほぼ毎日大気中にも放射性物質が放出されているということです。
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by fujinomiya_city | 2012-03-26 20:05 | 放射性物質・汚染情報 | Comments(0)


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