2012年 07月 15日
富士山西側の活断層上に学校8校…静岡県調査
災害時の対策、避難場所について富士宮市ではどのようにしていくか。
富士宮の断層マップはコチラ
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富士山の西側を走る「富士川河口断層帯」の活断層上に小、中、高校が計8校あることが静岡県の調査でわかった。

 活断層は、グラウンドの一部を横切るなど学校施設の真下にはないとみられるが、同断層帯は最大で10メートル程度のずれが起こると想定されており、県は国に対して詳しい調査をするよう要望している。

 政府の地震調査研究推進本部が2010年10月、同断層帯が今後30年以内にマグニチュード8クラスの巨大地震を起こす確率を、従来の最大11%から最大18%に見直したことを受け、県が11年3月に調査した。

 2万5000分の1の地図を使い、活断層(推定活断層を含む)が動いた際に被害を受けるとみられる幅約100メートルにある公共施設を調べた。その結果、小学校が5校、中学校が2校、高校が1校あった。ほかに、住宅団地、保育園、消防団分団詰所、橋、配水池などがあり、該当した公共施設は富士宮、富士、静岡の3市で計44施設に上った。

 建物に耐震性があっても、活断層上にあると地震で大きな被害を受ける可能性が高い。災害時に避難所としての役割を果たす学校が被害を受けると災害応急活動に支障をきたす恐れもある。活断層による被害を防ぐには、活断層を避けて施設を作ることが有効なため、県は今月、活断層の詳しい調査をするよう国に要望した。

 県危機管理部の岩田孝仁危機報道監は「東海地震では、津波だけではなく活断層への対応も必要になる。活断層は、その上に建物を建てなければ被害を防ぐことができるので、きちんとした調査が必要だ」と話している。

 ◆富士川河口断層帯=150~300年に一度、富士川河口付近で1~2メートル程度動くほか、1300~1600年に一度、10メートル程度大きく動くと想定されている。東海地震に連動して動くとの指摘もある。地震調査研究推進本部は、富士宮市から静岡市までの約26キロ・メートルとしている。

(2012年7月15日18時41分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120714-OYT1T00494.htm
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by fujinomiya_city | 2012-07-15 20:40 | 富士宮の断層 | Comments(0)


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