2012年 08月 29日
市民が動けば、脱原発基本法をつくることができる
東京新聞 8月22日夕刊より
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012082202000216.html

脱原発法制定へ始動 大江健三郎さんら 全国組織を設立

 作家の大江健三郎さんや前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さんら作家や弁護士らでつくる
グループが二十二日、東京・永田町の衆議院第一議員会館で記者会見し、二〇二五年度までに
全原発の廃止を実現するための「脱原発基本法」制定に向け、各政党や国会議員に働きかける
方針を表明した。

 グループは「脱原発法制定全国ネットワーク」で同日設立された。大江さんらのほか、
作家の瀬戸内寂聴さん、音楽家の坂本龍一さん、福島県南相馬市の桜井勝延市長、
茨城県東海村の村上達也村長らが代表世話人に名を連ねる。

 グループが作成した法案の要綱案は、廃炉の時期を「遅くとも二〇二〇年度ないし二〇二五年度
までのできるだけ早い時期」と明記。原発の新増設禁止のほか、運転期間を例外なく四十年とする
ことなどを盛り込んだ。

 また、原発は事故が起きれば無限大の被害が発生する可能性があり、一度に大量の電源を失う
ことなどから、「エネルギー安全保障上、極めて脆弱(ぜいじゃく)なシステム」と指摘。
原発に代わる電力の安定供給のため、再生可能エネルギーの活用などが重要だとした。

 グループは、超党派による議員立法を視野に今国会中の法案提出を目指す。
提出が間に合わなかった場合は総選挙の際に、全ての候補者に法案を送り、賛成か反対かを問うとしている。

 代表世話人の一人、河合弘之弁護士は
「官邸前などでの市民運動の盛り上がりがなければ、私たちの今回の提案はあり得なかった」と述べた。

 大江さんは「市民が動けば、脱原発基本法をつくることができる。きょうはその出発点だ」と期待を込めた。
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by fujinomiya_city | 2012-08-29 11:43 | 原発 | Comments(0)


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